1. この世界の片隅に(2016)
片渕須直って人は才能が無いんじゃないでしょうか? 話に吸引力がなく「結局何が言いたいの?」と思うことがしばしば。 空襲が来たら逃げるべきなのに逃げないとかそういう仕掛けで観客の注意をひこうとする手法が多用されていて辟易しました。 戦時下の日常をユーモアを加えて描き、それが奪われる悲劇を印象づけるという構造かと思います。 悲劇のミスリードをほっこりしたオチで落とすという手法も繰り返されていてくどく感じました。 90分尺くらいが適正だったんじゃないでしょうか? [インターネット(邦画)] 4点(2022-01-01 18:50:06) |
2. 言の葉の庭
《ネタバレ》 うーん。40歳になる男が恋愛だけの映画を作るというのはどうもお寒いものがあると思います。恋愛は当人同志には素晴らしいのかもしれませんが、観客はそれを見てどうしろと?観客を話にのめりこませるだけの説得力にかける映画でした。雨、短歌、靴。たった46分の話しにキーアイテムが多すぎじゃないですか?主人公のセリフのひとつひとつが不自然で嫌な感じでした。これ、実際はもてない監督が「俺はもてないんじゃない」と背伸びしてるところからくる不自然だと思うのです。 [DVD(邦画)] 4点(2013-07-05 07:30:50) |
3. コラテラル
《ネタバレ》 標準的なでき。でも目新しさがない。 [DVD(吹替)] 6点(2011-07-24 01:01:42) |
4. ゴジラ(1984)
子供だった自分はゴジラとウルトラマンの区別がついていなくて「最後にはウルトラマンが来て勝つに決まっている」と考えていた。しかしこの映画の世界にはウルトラマンが存在していないということに気づき愕然とした記憶がある。ウルトラマンなしでこの怪獣をどうやって倒すの? [映画館(邦画)] 5点(2011-07-15 03:07:11)(良:1票) |
5. 告発の行方
大学の授業で見ました。レイプをした本人ではなく、その周りでけしかけた連中の犯罪性が焦点。結構覚えていますね。 [ビデオ(吹替)] 6点(2011-01-23 19:53:23) |
6. GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
押井流にアレンジされているので、のちのTVシリーズと比べるとキワモノっぽい印象ですね。素子が裸になるのが意味不明ですし。ただ映像はすごい。 [DVD(邦画)] 6点(2009-05-09 08:11:53) |
7. ゴースト/ニューヨークの幻
ラブストーリーのデファクトスタンダード。よくできてる。 [ビデオ(吹替)] 8点(2009-05-04 11:12:45) |
8. 交渉人(1998)
《ネタバレ》 立てこもり犯などとやり取りをして事件を解決に導く交渉人。その交渉業務についている主人公が、濡れ衣を着せられて立てこもる。手の内を知る者同士のかけひき。着眼点はしぶいが、結局交渉人って、のらりくらりと話をはぐらかして時間稼ぎするだけなんだよな。あまり知的じゃなくてぱっとしないんだよな。 [DVD(吹替)] 4点(2009-05-04 10:14:23)(良:1票) |
9. ゴッドファーザー
《ネタバレ》 当時としては新しかったんだろうな。今ひとつぴんときませんでした。コルレオーネファミリーのやってることは筋が通っていませんよね?例えば、映画出演のエピソード。脅迫してるだけですよね?悪いのはあの映画俳優でしょ?また、お見舞いに来た花屋にボディガードのフリをさせているけど、実はかなり危険なこと。花屋にはそれだけの借りはないでしょ。麻薬商売には手を出さないという部分には気骨をかんじたが、結局折れてるし。マイケルはシチリアで結婚したけど、あんなのは男の「女の手に入れ方」じゃないと思うけど。「僕はマフィアの息子だから娘を渡したほうが身のためだぞ」みたいな。脅しですか?おまけに幸せにするどころか、殺してるし。ラスベガスでもフレドが殴られたのは自業自得でしょ?意に沿わなきゃ暗殺ですか?最後は奥さんに嘘ついて。。それが男ですか?1●いかにも武闘派のソニーが殺され、お坊ちゃまのマイケルが風格をかもし出す意外性がスパイスになっているんだろうけど、なぜマイケルがボスとして成長していくのかは説明されておらず、たまたま結果が出ただけっていう感じがした。 [DVD(吹替)] 4点(2006-03-20 22:22:57) |