1. 皇帝ペンギン
コウテイペンギンが種の存続のために続ける、海岸から内陸までの行進、ブリザード吹きつけるなかの絶食待機…。なにか儀式的な、理不尽な苦行のようにしか見えなかった。そんな生き方しか選べなかったのか?生物はそこまでして生き続けなければならないのか?コウテイペンギンの極限を生きる生命力には驚嘆するが、生まれ変わってもコウテイペンギンにはなりたくない。それにしてもペンギンはカメラ目線などしないし、極寒のなか撮影を続けたスタッフのことはまったく意識させない編集だった、そっちだけでもひとつドキュメンタリーが作れそうな気がする。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2012-06-24 16:21:16) |
2. GOUDATSU 強奪
ロンドンで起こったある銀行強盗の始まりから終わりまでを、強盗団の視点から詳細に描いた映画。 けっこう細かいけど、モデルとなった実話があるのかどうかは不明。 正直、ひとつの強盗事件だけで映画1本分引っぱるのはきついと思った。 興味深いエピソードもそれほどなく、状況が膠着したまま なかなか展開しないので、じれったくなる。 強盗団がヒーロー的な扱いになっているのもなんだか。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-09-05 02:27:07) |
3. 攻撃
1944年、ヨーロッパ戦線の話。 舞台劇のようないかにも古典的な映画。 いくら無能な上官の命令にも服従しなければならない軍隊の理不尽さや、 部隊内の内紛がテーマらしい。 しかしひたすら不快なばかりで、リアリティもなければ爽快感もない。 戦闘シーンはいくらかあるけれども、この映画の主題ではないようで、その作りはおざなり。 ドイツ軍の戦車としてスチュアートを出すようなこだわりのなさだし、 なんでそこで撃たないの、なんでそこで弾が当たらないの、という部分が多すぎる。 殺るか殺られるかの戦闘中に悠長に会話をしていたり。 こんな軟弱でグダグダなアメリカ軍があるか。 アメリカがこんなリアリティのない戦場映画を作っているなんてびっくりだ。 N○Kさんこんなつまらない映画を今更流さないでください、 これよりよくできた映画はいくらでもあるでしょう。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-07-27 15:10:45) |
4. 国士無双(1986)
映像は美しい。 しかし、ほとんどないに等しいようなストーリー。 テンポが悪くダラダラとしてるし、支離滅裂で、 コメディとしての笑える度もかなり半端。 身分も言動も意味不明な主人公は、結局最後まで意味不明のまま。 BGMに洋楽が使われているというのも、好きになれない。 映像を見せたいという以外は、どうでもよかったのか。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-07-26 15:23:14) |
5. こねこ
音楽家の一家の子猫と、猫使いおじさんの猫たちの冒険記。 片手で軽々と抱え上げられるところが子猫だなぁ。 家の中をチョロチョロして掻き回したり、猫というのはこういうのだなぁと。 普段猫と接点のない人が観たほうが面白いかもしれない。 何頭もの猫に、演技とかスタントのようなことをさせているのがすごい、 これはある意味特撮なのではないか。 屋外で猫を放して演技させて、どこかにいなくなったりしないのだろうか? この映画の猫は、よくしつけられたプロ猫が出演しているのか、 知らない人でもこわがらないし、抱き上げられても本当におとなしい。 猫以外の部分では、前体制からの素朴な生活を受け継ぐなかにも、 西側の文化に点々と染まりつつある、当時のロシアの雰囲気がよく出ていると思った。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2009-05-31 23:10:57) |
6. ゴーストライダー
主人公は若い頃と成長後で顔違いすぎと思った。 主人公も敵も武器らしいものは持ってなく、CGを前面に押し出しているわりには アクションもバトルもあっさり仕上げな感じだけど。 小粒だし深みはないけどアクションアニメのような感じで さらっと観れるようにはなってるんではないかと。 もうひとアクションあればなぁ。 成長後のロクサーヌの人がすごいキレーで見入った。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2009-01-18 06:03:41) |
7. ゴーストシップ
幽霊船肝試し、という感じの内容ですかね。 メンバーの子供っぽく騒がしいキャラ設定がうざくて気になったけど、 船内の雰囲気はよかったかな、錆びまくりでいろいろ散乱してて。 しかし、非科学的な現象が次々と起こる、本当にただのホラー映画な内容に、 軽くショックを受けた。いまどきこれかよ。 派手なアクションやバトルがあるわけでもなく、見どころは 本当に船内の錆びた雰囲気だけという感じ。 [地上波(吹替)] 5点(2008-12-08 00:14:44) |
8. コラテラル・ダメージ
シュワちゃんがひとりで敵地に突入して銃を乱射しまくって テロリストを殺しまくって壊滅させる映画かと思っていたら、違った。 報復の連鎖に対して警句を発している映画ですね。 (アメリカの)暴力に対し暴力で報いようとするテロリストと、 テロで家族を巻き添えにされ復讐をしようとしているゴーディー(アメリカ人)の、 やっている事はまったく同じだと説いている。 ゴーディーは予想に反してほとんど闘わないので、アクション映画としてはもの足りない。 もの足りないまま終盤まで行って、あぁこのままめでたしで終わるのか…と 思っていたら、意外な展開があって、ぱっと目が覚めた。 でもやっぱりアクション映画として見るともの足りない。 政治ドラマに、アクションを後からくっつけたような感じ。 [地上波(吹替)] 6点(2008-10-14 21:23:28) |
9. コン・エアー
殴りまくり、撃ちまくり、壊しまくり、爆発しまくり。 これでもかと畳み掛けるメチャクチャなアクションの連続、 アクション濃度の濃さにビックリ。 こういうド直球のアクション映画好きです。 登場人物が悪人ばっかりなのもいいYO! 相手がプロペラ機とはいえヘリで追いつけるもんなの?とか思ったけど 空中戦かっこいいからいいか。 [地上波(吹替)] 8点(2008-08-26 07:19:38) |