1. コーヒーが冷めないうちに
《ネタバレ》 あのときああすれば良かった、と後悔することは誰もが経験すること。その「ああすれば良かった」を「ああしてみたら」というアイデアを表現するために無理やりタイムトラベルを盛り込み、故に矛盾だらけに陥り、結果制約だらけのタイムマシンになってしまった、ということなのでしょう。この点に興ざめされる方が多いのは理解できますが、この映画の主題はタイムパラドックスの料理方法ではなく4つの人生模様だと思うので、個人的には許します。ですが、肝心の4つのエピソードがチープで、どなたかも指摘されていましたが、できのあまりよくないテレビ番組レベル。これは許せないですね。有村さんは、笑顔よりもすました顔が魅力的(すみません、超個人的見解です)なので、笑顔を最小限にさせているところは高評価となります。あと、過去に戻る瞬間に水の中に落ちる画は必要だったのかな?あそこが一番お金がかかっているような気がしました。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-03-15 11:57:46) |
2. 言の葉の庭
背景描写にかけるエネルギーの10分の一でもいいからキャラクターデザインに使ってくれ。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2018-02-19 22:23:57)(良:1票) |
3. コラテラル
《ネタバレ》 ラスト、生き延びた二人が電車を降りるシーン。閉まる扉ごしにうなだれたトム・クルーズがほんの少し見える。全体的にツッコミどころが多い映画ですが、このラストはとてもクールです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-06-25 00:09:38) |
4. こころの湯
《ネタバレ》 主人公の男性(この映画の主人公は、勘違いで帰省してきた兄ですよね?)が、おそらく子供のころからすば抜けて優秀で、たぶん奨学金かなんかもらって一流大学を卒業して、今は一流企業に勤務しているエリートで、奥さんはお嬢様育ちの超美人。ということを一切説明せずにそう思わせてしまうところがすごいです。あと、どなたかも書かれていましたが、映画が始まってからずーっと銭湯が舞台だったのに突然ドキュメンタリータッチの大自然に切り替わり、DVDのエラーかと思い焦りました。銭湯の場面と大自然の場面では絵面がかなり違うので、おそらくカメラマンも違う人のような気がします。それにしても、中国がどんでもなく広いってことをしみじみ思いました。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-01-18 00:42:05) |
5. この世界の片隅に(2016)
キネマ旬報で第一位となったらしい。興行成績でいえばあちらのアニメやこちらの怪獣映画の足元にもおよばない(注:2017年1月現在)この映画に。やるね、キネ旬も。 [映画館(邦画)] 9点(2017-01-14 12:32:28)(良:1票) |
6. ココシリ
すざましい出来事や情景が、まるでドキュメンタリーのごとく淡々と流れていく。なぜ命をかけてまでして密猟者を捕まえようとするのか?それも無報酬で。そんな説明までもが一切省かれている。とても怖い映画だ。これは実話だという。狭い日本はイヤだが、広すぎる国土を持つのも考えものだ。 [DVD(字幕)] 8点(2017-01-13 00:28:45) |
7. 恋する惑星
ストーリーは、あってないようなもので、カメラと演出と演技で魅せる映画。雰囲気は悪くない。邦題もよし。個人的にはブリーフではなくトランクスにしてほしかった。 [DVD(字幕)] 6点(2014-10-09 17:57:43)(良:1票) |
8. 告白(2010)
《ネタバレ》 全編月灯りで撮られたような青白く冷たい、それでいてシャープな映像と主役の抑えた演技が、異世界を演出しているようだ。ファミレスから出て、子供にもらったアメをじっと見て号泣、その直後のセリフ・・・捨てたハズの人間らしさが一瞬戻ったのだが、あえて再びなぐり捨てた・・・鳥肌が立った。 [DVD(邦画)] 9点(2014-09-21 00:03:32)(良:2票) |
9. 恋文日和
あたしをしらないキミへ7点、雪に咲く花3点+少女の手紙の字がきれい1点、イカルスの恋人たち4点+當山奈央の微妙なバランスの美しさ1点+當山奈央の脚線美1点、便せん日和5点+個人的好みで中越典子1点。 [DVD(邦画)] 6点(2014-09-06 02:07:25) |
10. ごめん
《ネタバレ》 観て損はなかったと思えるものは7点、人に薦めてもいいかなと思えるものは8点、というのが個人的な採点基準ですが、この映画は迷います。7点は文句なく献上できるのですが、少しナマナマしい描写(風呂とボンドつきブリーフ等)が人への推薦を躊躇わせるので、7.5点が正直な感想。まあ四捨五入して8点あげます。ナオ役の子は、年上の風情をうまく表現できていてよかったと思いました。 [DVD(邦画)] 8点(2013-10-03 11:32:36) |
11. 獄門島(1977)
この映画のヒロインは大原麗子ということになるのだろうが、残念なことに相手が悪かった。その相手とは司葉子。それほどまでにこの映画の司葉子は美しい。それだけで観る価値あり。 [DVD(邦画)] 6点(2013-09-23 14:26:19) |
12. この子の七つのお祝いに
岸田今日子・・・ [DVD(邦画)] 7点(2013-09-21 13:40:51) |