1. ゴースト・ドッグ
10年前の印象とだいぶ変わりました。自分も歳を取ったんでしょう。当時、ブラックミュージックに陽の目が当り始め、街中にオーバーサイズな服を着た人がいて、この映画は「時代の先端なのかも?」なんて思っていました。おもいっきり白人でロックな風貌のジム・ジャームッシュが監督をしたことにも凄く驚いたことを覚えています。この人のアンダーグラウンドなものを作品に落とし込む独特な感性が好きなんです。しかし今作は、きっと日本人以外のジム・ジャームッシュのファンであれば、作品世界に浸り、武士道に感動し、この人の映画はいいな~なんて思えたりするのでしょう。日本人であるが故にどうしてもしっくりこないのです。さすがのジム・ジャームッシュも「侍」に関する理解は、他の外国人とあまり変わらないのかもしれません。 [DVD(字幕)] 5点(2009-02-04 17:15:34) |
2. 告発のとき
ポール・ハギスって人にアメリカの良心と冷静さを感じる。今こそアメリカはこの視点を大事にしてもらいたい。こんな反戦映画もあるんですね。 [DVD(字幕)] 7点(2009-01-19 19:24:24) |
3. コンスタンティン
まあストーリーも好きなんだけど、この映画に限ってそんなことは二の次かな。圧巻の映像にただしびれた。キアヌは映像革命なるものに縁がある。地獄と天使の描写、じわじわと迫りくる恐怖、それらがかなり自分好みで、妙にツボを突く。そういえば、監督のそのへんの感覚は「アイアムレジェンド」でも発揮されているんだけど、映画としてはいまいちだったな・・・。この監督、まだ二つしか映画作ってないんですね~。今後に期待。楽しみだ。 [DVD(字幕)] 9点(2008-06-02 17:36:52) |
4. ゴッドファーザー PART Ⅲ
ファミリーの為に生きたマイケルの慟哭が意味深い。結局、因果な商売だね。 [DVD(字幕)] 8点(2008-02-08 04:49:35) |
5. ゴッドファーザー PART Ⅱ
デニーロが本物の若き日のビトに思えた。マイケルはいつでも苦しそうだから、ビトが成り上がっていく様のほうが観ていて好きだ。まあ当然か。 [DVD(字幕)] 8点(2008-02-08 04:27:41) |
6. ゴッドファーザー
凄い映画だ。とんでもない。今から35年前の映画とは思えない。じょじょに貫禄を付けていくマイケルに脱帽。家族のためとはいえ人を殺しまくるマフィアにどうしてもどうしても嫌悪感を感じてしまうので1点減点しちゃいました。申し訳ないです。 [DVD(字幕)] 9点(2008-02-07 08:53:45) |
7. 告発
俳優陣の魂の演技がヒシヒシと伝わってくる。特にケビンベーコンが凄い。それだけでも観る価値は十分にあるのですが、終盤の盛り上げ方が少し陳腐というかなんというか・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2008-02-01 03:12:08) |