1. ゴッドファーザー
《ネタバレ》 恐らく子供のころに観てると思いますが、難しくてよく解らなかったような気がするし、この尺ではきっとテレビではかなりカットされていたのではないかと。改めて観ましたが、素直に楽しめる映画でした。馬のシーンなど、掴みも巧みですね。マフィアを正当化してるとかそういうことは考えなくていいし、音楽も素晴らしい。特にアポロニアの爆死とソニーが蜂の巣にされるとこは息を止めて観てしまいました。私はどっちかと言うと、冷静沈着なマイケルより、血気にはやった単細胞で女にもだらしないのに、滅茶苦茶妹思いのソニーに肩入れしてしまったので。結局それで死んじゃうんだけど…。ヴィトーの最期がまたいいですね。それにしてもタリア・シャイアがコッポラの妹って知らなかったなあ(汗)。 [DVD(字幕)] 8点(2009-06-01 17:48:29) |
2. 恋におちたシェイクスピア
グウィネスは魅力のある女優さんだと思うし、男装は華奢な少年のようでかわいいのだが、女に戻るとかえって顔が大きく骨太く背まで高く見えるのはねえ(逆に男装の時に凛々しく見え、女性になったら華奢に見えるべきでは?)。そして主演のジョセフ・ファインズがひょろんとしてるのでどうもちぐはぐな感じが…。あと、ラブシーンが多すぎて、どうも障害のある恋に見えないんだなあ。まあ、映画全体は、ロミオとジュリエットのストーリーを知ってる前提で一応楽しめる。アカデミーは助演女優賞にだけは納得。 [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-05-25 13:09:06) |
3. ゴシカ
《ネタバレ》 基本は、自分の死の真相を知らせたい幽霊が主人公の前に現れる、というオカルトミステリーの定番中の定番ストーリーなんだけど、この類で面白い映画も沢山あるのになあ。設定やミステリー(謎解き)が練れておらず突っ込みどころ満載、ハラハラ感も逃亡中にプールで沈むところくらいか。特に女の子の幽霊の描き方が雑すぎる。幽霊だから怖がらしたり脅かしたりするのはお約束だけど、やたら乱暴で殴るわ切りつけるわ本当に解決して欲しいのかって感じ。てかそもそも、取り憑くことが出来るなら、共犯の方もそれでやっつけたらいいじゃん。途中でなんだか、結末もどうでもよくなっちゃった。ハル・ベリーがまずまず熱演してるので(きれいだし)なんとか最後まで観切ったけど、凶悪犯とはいえ夫を惨殺しているのに、2年後無罪放免になってるってのも腑に落ちず。共犯の方を倒した時と違って、正当防衛でもないのにさ。女子刑務所精神病棟や、ペネロペは雰囲気があっていい感じだった。 [DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-04-06 13:16:11) |
4. ゴースト・ハウス(2007)
呪怨くんだあ^^;仄暗い水の底からもある!まあ和製ホラーがオマージュされるのは、ちょい嬉しいような気もするけどね。鳥・・・ポルターガイスト・・・なんか元ネタ探しの映画みたい。ストーリーのミステリー要素は使い古されたもので、B級ホラーと言ってももうひとひねり欲しいところ。ま、ひまわり畑がきれいだし、全く怖がらないベン役の男の子がやたらかわいいので4点献上。 [DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-03-20 13:23:58) |
5. 仔鹿物語(1946)
教育映画的作品ですね。子供の時観たので、かなり感情移入しました。やっぱり結末は悲しくて、変えてしまいたかったです。泣いたかも・・・今観ても、地味にいいですね。グレゴリーペックが開拓農民に見えないのが少し惜しいような。熱演してるんですけどね。自分たちの生活、そして同時に子鹿を守るために必死で柵をこしらえる少年、子鹿に対しては厳しいのにそれを手伝う母親、軽々と越えてしまう成長した子鹿、この辺の描写はやはり上手いです。夢や希望溢れる作品に晒していた子供が少し大きくなってきたら(小2くらい)、生活することや現実の厳しさを見せるのにちょうどいい映画じゃないでしょうか。 [地上波(吹替)] 7点(2009-02-26 13:39:38)(良:1票) |
6. ゴーストシップ
《ネタバレ》 冒頭でどっかんとやってくれるので、ちょっと期待しすぎちゃう人が多いのかな?まあいいじゃん、悪魔(サタン)の仕業でも。それに、本当はサタンなんて言葉使っちゃいないのよ。「俺もサルベージだ。君たちが船を集めるように俺は魂を集める。君たちと同じでちゃんと仕事をすればManagementが喜ぶ。」と言ってるだけ。自分は「魂を狩る者(=悪魔?)の手先」と言っている訳だけど、直接サタンなんてダサいことは言ってないんだけどな・・・。ま、不評のようだが、私にはそこそこ面白いネタバレ展開だった。でも疑問。あの手先のお兄さんは40年前も男たちと美人歌手を唆して、大殺戮の強盗をやらせ、最後に強盗たちも殺し合わせ、乗客乗員600人の魂狩りをしたわけですよね。で、今回の獲物のサルベージはたったの6名。それをわざわざ、かつて魂を狩った幽霊船に連れてきて・・・って、なんか手が込みすぎてない?ただ欲を刺激して殺し合わせるのが目的なら、サルベージが獲物として選ばれた意味がよくわからんぞ。・・・あ、最後、手先のお兄さんの前で何か運んでたの、あれ死んだサルベージのクルー?もしかして金塊運ばせてまた殺し合いのネタにするとか、そういうこと?じゃ、クルーたちは悪魔の手先に仲間入りしたの?でもでも。死人が金塊運べるなら、40年前に強盗やらせた男たちに運ばせりゃよかったんじゃない?なんかもっと解り易くしてくれ。魂が沈む船から上っていくシーンやら少女の幽霊は中々雰囲気が出ていて良かった。 [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-02-26 13:10:36)(良:1票) |