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1.  御法度 《ネタバレ》 
久しぶりに見て、ちょっと今までと違った感想を持ちました。 ラストで土方(ビートたけし)が惣三郎のことを「化け物が棲みついた」と言ってるけど、 棲みついたというより彼は元々「子どもの化け物」だったのだろうと。 そして新選組に入って化け物として成長したんだと思いました。  入隊試験の時年齢を「18です」と答えて、土方に「本当か」と言われますが、 実際はまだ15,6だったのでしょう。 彼は血の匂いというか人を斬るのが好きなので、初仕事で罪人の首を切り落としても眉一つ動かしませんし、 内心「やったー!新選組に入って良かった!」と喜んだはずです。 自分の魅力に周りの大人たちが色めき立ち、自分を巡って争いが起きる。 最初は面白がって言うとおりにしてるけど、しつこくて面倒くさくなったら斬っちゃう。 つれなくされてムカついたので斬ろうとしたけど失敗したので、人のせいにしちゃう。 発想が単純。子どもだから。 彼の曖昧な笑みや態度に、大人たちが深読みして右往左往するけど、土方の言うように本当に「何も考えてない」のです。  惣三郎が沖田総司に懸想してたのは確かだと思いますが、彼の行動は「菊花の契り」とは一致しないので、 わざわざ挿入される話としては違和感があります。 総司は、隊の規律を守るためバッサリ成敗してしまいますが、表向きは惣三郎には何の罪もないので、本音は「嫌いだから」でしょう。 本音より建前の隊士の中で、沖田だけが正直で清々しいです。 武田真治がはまり役でした。  今まで映像の美しさや、不安定感を煽りながら耳に残る音楽や、 松田龍平の少年期特有の中性的な妖しさに気が取られがちで感じなかったのですが、 今回は、結構要所要所で土方が状況説明してるのが気になりました。 説明しすぎなくらいです。 認めたくないけど、土方自身も惑わされてたのでしょう。 伐られた桜の木はいい迷惑です。  どの視点で見るかによっても結構楽しめるので、忘れたころにまた見ると思います。
[DVD(邦画)] 7点(2020-07-09 00:05:56)
2.  GONIN2 《ネタバレ》 
「GONIN」に比べるとハラハラ感が少なくて、随所に女性たちに都合よすぎる展開があって、 随分甘くしたなーという感じです。  初対面の女性たちが、行動を共にする必然性が感じられませんでした。 全員、男から何らかの仕打ちを受けたとか受けてるとかの設定はあるけど、 それが何故宝石店での便乗強盗なのかがイマイチわかりません。無理やりな感じ。  その代わり、緒方挙が素晴らしい存在感で全体を引き締めてます。 年を重ねても愛し合ってる夫婦っていいなと思わせてくれる冒頭の多岐川由美とのシーン。 だから外山が復讐と妻へのプレゼントのタイガーアイに執着するのに説得力があります。 そしてこれまた緒方拳が激渋でカッコいい。 ただの鉄工所のオヤジと思ったら実は剣道の達人らしいし、妻の亡骸の横で自前で刀作るシーンなどは、 静かな表情の中に狂気を秘めてる感じが出ててゾクゾクしました。  多岐川由美は生きてるシーンは短かったけど、綺麗で可愛いくて健気な妻にピッタリ。 北嶋舞の図太さが十分の一でもあれば死ななかったのかなとか思ったりしました。  拳さん以外では、余貴美子の男気っぷりと北嶋舞の見た目とのギャップあるキャラが良かった。 夏川由衣は印象薄いし、大竹しのぶは単に色物的だし、西山とか言う人にいたってはオマケ感ハンパない。 もしかして5人目は片岡玲子?  ラストも、あの状況で3人とも生きてたのもあり得ないと思うけど、 死ななくて良かったと思ったので、まっいいか、ですね。
[インターネット(邦画)] 6点(2017-06-25 22:17:51)
3.  GONIN 《ネタバレ》 
今も第一線で活躍してる俳優陣が、とにかく若いです。 モックンが綺麗。 5人が、ヤクザの金を奪うというヤバい仕事なのに随分簡単に話に乗るなと思いましたが、 その雑さがいかにも素人という甘さを現していて、たけし達にあっさり殺されていくのは納得できました。  竹中直人演じるヘンなテンションのリストラサラリーマンが、金を手にして自宅へ帰った時のシーンはぞっとしました。 はっきり見せなくても、布団に寝てる子どもにハエがたかってたり、浴室の壁に血が付いてるとかで何があったかわかります。そして、妻(の死体)とお風呂に入ってるところを、たけしに撃ち殺されます。 実に怖いシーンでした。  たけしの何の感情もなく簡単に人を殺すところが不気味で、こんなのに狙われたら絶対助からないと思いました。 一八を殴って虐待してるようでいて、一八が死んだときの悲痛な「柴田ー!」という声には愛を感じました。キモいけど。  一方、佐藤浩一とモックンの愛は暗くてグロいシーンの中、目の保養。 椎名吉平とナミィの愛は悲惨すぎる最後で無残でした。  暴力と殺戮の中の愛の物語。 エログロ満載なのに、もの哀しく寂寥とした余韻の残る映画でした。
[インターネット(邦画)] 7点(2017-06-25 22:11:03)
4.  ゴーン・ガール
全然面白くなかったです。 ベン・アフレックのダメ男ぶりはハマリ役だと思ったけど、ミステリーとしては、ありきたりの設定でつまらないです。 凄く良い人に見えて実は、とか、もう全然衝撃でもなんでもないから、見所は蜘蛛女に絡め取られた男の顛末みたいなのだと思いますが、それにしても女性側からすると別に衝撃的でもないし。  人を殺しても無罪放免で、今までどおりの生活ができるなんて、さすがお金持ちに優しい司法制度ですね。 大富豪なのに汚名を着せられて殺された元彼の遺族も黙ったままなんですね。  エミリー役の女優さんも、優等生のときはいいけど、サイコの時の演技が物足りなかったです。 もっと弾け飛んでたら面白かったかもしれないです。 いっそ「シリアル・ママ」みたいにブラック・ユーモアに徹すれば良かったのにと思います。
[DVD(字幕)] 4点(2015-04-18 22:04:13)
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