1. GODZILLA ゴジラ(2014)
《ネタバレ》 ハリウッドが日本の怪獣映画をオマージュしたという点で評価できると思います。また、CGは言うまでもなく迫力あるものでした。ただし、はじめに「飛翔生物の出現」→「(ゴジラは)敵か味方か?」→「(ゴジラが)味方(救世主)と判明」というストーリー構成は、私には「平成ガメラ」と近似しているように見えます。例えば(真偽の議論はありますが…)「ライオンキング」が手塚治虫のジャングル大帝を下敷きにしているように、何らかのヒントを得ている可能性があります。しかし、飛翔生物(ムートー)がなぜ出現したのか? アメリカはなぜゴジラを殺そうとしたのか? などがストーリーの中で説明されておらず、対して平成ガメラはギャオスやガメラの出現やなぜ双方が戦うのかなどをきっちりと説明しているという点で、やはり怪獣映画作りでは日本の方がいまだ優位にあると感じられます [映画館(邦画)] 6点(2014-12-07 15:09:06)(良:1票) |