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プロフィール
コメント数 290
性別 男性
自己紹介 基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。
映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。
苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。
期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が
あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。

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1.  ゴジラ(1954)
昨年公開のゴジラマイナスワンが良かったので、ついに初代ゴジラを見る事にしました。 リアルタイムで観た世代の少し下なんですが、さすがにこれは無理でした。 撮影技術が乏しくてショボイ映像なのは減点要素としないつもりですが・・ セリフや会話の演出のセンスが、もう最悪でして、聴いていて耳が痒くなってダメです。 昭和の映画が、無理に標準語で話そうとして不自然な会話になるものが多いのは 分かってますが、この映画はもはやコメディだ。 女芸人のネタかと思った。 コメディ映画ならスルー出来ても、このジャンルの映画としては致命傷でした。 で・・まだ海に居るゴジラから、地響きのような足音がするって、マジですか? 誰か監督に指摘できる人居なかったのかなあ・・  オカシ過ぎる。 時代的にハンデを認めたしても、あまりにも脚本がポンコツ過ぎて、苦笑しかありません。 カラーになったゴジラシリーズも体質的に無理でしたが、元祖ゴジラも無理でした。 鑑賞に値するゴジラは、今回のマイナスワンだけですね。痛感しました。 口直しに、映画館で6回目見てきますう・・
[DVD(邦画)] 4点(2024-03-02 01:07:57)
2.  ゴールデンカムイ 《ネタバレ》 
話題の作品なので見ておこうかなと映画館へ・・ 一応アニメは見てから行きましたが、確かに違和感が少ないですねえ。 山田安奈ちゃんはアシリパ役には年齢がと思ってましたが、コレはコレでいい。 山崎賢人君も、佐一役にはどうかと思ったら、これも見てたら馴染んできた。 キャストのハマり感が上出来なのは認めますが、全方向満点とまでは・・ 変な妖怪とか人間離れのキャラの居ない、リアリズムのある原作だから 実写向きだったともいえる。 ただ熊とオオカミはさすがにCGでないと無理。 その辺でボロが出るかと思ったが、ここも無難な仕上がりで意外でした。 ただどうしても厳しいのは、物語。 何しろ長くて登場人物の多い原作。 1本の映画にどこまで入れるのかが問題。元から分の悪い戦いだ。 結果今作は、人物紹介で終わってしまったかの印象が否めない。 これ1本で名作映画になるのは無理難題。かといってハンデがあるから高得点に という決まりがあるでもなし・・、この点数かなあ? 続編が何本になるのかホントに完走できるのか期待と疑問が膨らみますが とりあえず今作はそれなりに面白かったです、はい。
[映画館(邦画)] 7点(2024-01-30 23:01:14)
3.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 
ようやく、まともに見れる日本の「ゴジラ映画」ができました。 モノクロの1作目のカリスマ的な価値と比べるのはやめまして、今回は初めてリアルな 国産モンスターパニック映画の成功例として、讃えたい。 へんな地球防衛軍とか出てきませんし、ゴジラの戦闘力も控えめで、人間側にも分があるバランス。 こういうのでイイんです。どこにも弱点が無いと、勝つために荒唐無稽な絵ばかりになる。 米軍が傍観者になり、軍隊の無い敗戦直後の日本に何ができるのか? ゴジラが強すぎないから こその、リアルな闘いの絵になる。 人間側の物語に、敵前逃亡した特攻隊員の苦悩と、身を寄せ合った疑似家族の絆を中心に 戦後の復興期の昭和の世界観をこれまたリアルに描いていて素晴らしい。 三丁目の夕日のあの昭和ノスタルジーに存分に浸れます。 特攻から逃げた男の、名誉挽回のラストシーンは、予想通りですがコレしかないでしょう。 とにかく、今回は絵も音も迫力があり、見ごたえのある映像に大満足でした。 浜辺美波ちゃんの、昭和的女優感も素晴らしい。この時代設定の作品には打って付けでしょう。 主演の神木君が自身の境遇に打ちのめされて苦悩する役処は、以前なら吉岡秀隆氏の得意な分野ですが 今回は、ゴジラを倒す策を練る学者を演じていて、神木君に任せた様相。 これもアリでしょう。 事前に見た予告編では、ゴジラとどんな戦いになるのか、全然読めませんでしたが、「シンゴジラ」の 電車爆弾作戦とか、薬物飲ませる作戦とか、どこか滑稽な絵ずらを心配しましたが、神木君の特攻に しびれました。クライマックスの絵として、これぞ映画の醍醐味でしょう。 リアルだリアルだと褒めちぎってますが、残念な点もいくつかありました。 熱線を吐く前に、尻尾から背びれ、トサカまで光が流れるのはいいのですが、ロボット動作みたいな スライド動作は頂けません。急に生物感が遠くなりました。 で、その熱線の破壊力があり過ぎです。 もう少し押さえといた方が、ねえ・・。 と言うわけで、いくつか惜しい点が無い事も無く・・9点としました。 それでも二重丸ですよコレ。
[映画館(邦画)] 9点(2023-11-19 23:40:07)(良:2票)
4.  告白(2010) 《ネタバレ》 
この監督、映像表現が独特ですね。 屋外のシーンですら、人工の光と影のような不思議な絵になってます。 それが幸か不幸か、一回目の鑑賞では、嫌味に感じてしまい、評価対象外でスルー。 がしかし、ホラーの「来る」を見た後だと、この映像が馴染んでしまい、これが正解のような・・。 いずれ、一回目の時に強かった「薄気味悪い子供たち」の拒絶反応が薄れて、二回目はじっくり 鑑賞できました。 点数上方修正します。 にしても原作の通りサイコな少年達に対し、正しい裁きではなく、地獄の復讐を仕掛ける教師。 その復讐の為には、ターゲットの家族も、クラスメートも、新任教師も、巻き込んでいく冷血に対し、 どういうわけか共感してしまう自分の危うい資質に気づかされる物語。 ラストシーンで、相手の口癖を真似る元担任女教師。 二回目の鑑賞では、超はまりました。  難点は、音声の編集ですね。会話の一つ一つが、表の意味裏の意味あるので、聞き取れないと 意味が無くなります。でボリューム上げてると、子供の絶叫シーンで盛大に近所迷惑になる。 子供の悲鳴とかは、無茶苦茶体裁悪いのでヤバいですう・・ 家庭向けDVDはその辺を 考慮して編集してもらいたい。 映画館ならこのままで良いとは思いますが・・ てなわけで、レンタルして視聴の際は、字幕出して観るのをお勧めします。 これじゃ日本の映画なのに、洋画と変わらないじゃん・・と最近、切に感じますわ
[DVD(邦画)] 8点(2022-08-07 19:05:13)
5.  ゴジラvsコング 《ネタバレ》 
勧められてしまい観る約束したので、1作目ゴジラとキングオブモンスターとスカルアイランドを見て 予習してから映画館へ・・  結論 自分には面白くはないです・・・残念でした。  SFが行き過ぎて、リアルと違い過ぎて、荒唐無稽なお話に至ると、ただのファンタジーになってしまい 魔法の映画とか、子供向けアニメと、同じカテゴリにしてしまう性格なもので、まあその通りになりました。 自分はその昔、映画公開時にスターウォーズを見て「くだらねー、金返してくれ」と吠える子供でした。  怪獣ものとか、巨人とか、巨大生物の映画を見ると、「また、ありえねー絵を作ってんなあ」と冷めるんですよね。 でもって、放射能や高温に耐えるどころか、高熱の光線を口から吐くとか、もうアカンです。 それでもシンゴジラとか、スカルアイランドは、自分を説得しながら我慢して、なんとか楽しく(?)見れました。  しかしながら、このシリーズは、ゴジラを地球の支配者とか王とかいう解釈に走り、大真面目な学芸会を展開。 おまけに、地球の内部に空洞世界があってキングコングの故郷だとかなんとか・・マントル対流は何処へいったのか? 前作で、ゴジラに服従を誓った多数の怪獣達は、全く出番も無く忘却の彼方だし。 大怪獣のプロレスごっこで、高層ビルが木っ端微塵の嵐の中、都合良く助かってばかりのキャストの面々。 パスワードが無くて、プログラムの停止不可能だと嘆いた後、操作盤に酒ぶっかけてショートさせたら止まるって 単に壊したら良かったて仕組みですかあ?? んなアフォ設計するのマジで・・?  アベンジャーズとかで、ヒーローを多数集めて映画にする企画は大嫌いなんですよ。 もう馬鹿っぽくて無理。 ヒーローは一人でいいです。 多分同じ理由で、48人まとめ売りアイドルとか、14人でダンスするグループとかも無理。 なんとかスクワッドとか・・なんか最近そんなんばかりでゲンナリしてまして この映画もメカゴジは余計でした。 いやホントに余計なのはキングコングの可能性もあります。 でその余計な部分に、我が国の俳優代表の小栗旬君が残念な立ち位置の役回りで、ここでも残念のおかわり。 点数の大半は、お金のかかったCGにです。 脚本は最低点、演出も低レベル、音響も煩いだけでメリハリがない。 インディペンデンスデイとか、アルマゲドンとかのヒャッハー演出が出ると、蕁麻疹が出てダメなんです。 前のゴジラ作品2本は、戦闘のシーンは夜や曇り空の暗いシーンばかりでしたが、今回は大分明るい絵になってます。 というわけで、映像だけですね。見どころは。  というわけで、勧めてくれた知人には申し訳ないのですが、この点数にしかなりませんでした。 子供向けのハリウッド大作、自分は近づいてはイケない世界でした。 反省して、次回はハッキリお断りしようと思います。  追伸・・前作で古代の壁画に、カタカナで「ゴジラ」と書かれてましたが、ジョークなんでしょうかね?
[映画館(字幕)] 5点(2021-07-16 01:17:51)
6.  コンテイジョン 《ネタバレ》 
コロナパンデミックのご時世なので、思い出して5年ぶりに鑑賞。 致死率30%の強毒で、潜伏期間が数日ある為に感染爆発するヴァイルス。 年齢による重症化率の差は無く、感染から10日程度で脳細胞が崩壊し死亡。 例によって中国から始まるのだが、最初のスプレッダーがアメリカへ帰国して死亡するが 帰国途中の中継地で浮気してしまい、広範囲に拡散。 多数の有名俳優が、WHOやCDCを始め、政府関係者や研究者の面々を演じる構成の為 ストーリーはぶった切のドキュメンタリーの様相だ。そこがイイ。リアルな趣がある。 ヴァイルスの感染拡大のパニックの流れと平行に、フリージャーナリストが暴走して デマを広め、投資家を誤誘導させて経済市場も感染爆発へ。自身は5億円も稼いでしまう。 ただ、政府のワクチンが偽物だと決めつけ、効かない薬草レンギョウを大々的に推奨した 事で、この先膨大な訴訟が待っているらしい。 医療は崩壊、葬儀もできず、警察もオーバーフローし、食料の配給も滞り、強奪や強盗も横行。 街はスラム化し、引きこもるにしても銃で武装が必要な状態へ。 ワクチンができても数が足りるわけもなく、奪い合いどころか、誘拐してワクチンと交換要求する 事件が多発・・  どこまでも腐敗して膨張する人間の業に、辟易する映画ではある。  実際こーなるだろうという、よーくできたシナリオですが、マスクや防護服の不足の話は無い? 死亡率が高いので、今流行っている新型コロナを恐れない若者たちは、この映画では少ない。 一応ですが、何か月も自宅待機でのストレスの描写はあるが、セレブの広い自宅でピンとこない。 下層の国民の生活の方を描いて欲しかった。  ふと思うのは、ここまで荒廃してしまったら、公共事業が維持できていたのかという疑問。 電気ガス水道は来ていたのだろうか? 「死にたくないから他人と離れたい」じゃ、仕事に支障 きたすのは、民間人だけじゃない。その辺の掘り下げが今一つかなあ。 でも、よくできた映画だと思います。残念なのは2011年の公開時期が、大震災の後であり話題に なれず、記憶に残らずに公開終了していた点かな。 今こそ再評価されるべき貴重な映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2020-03-24 18:29:18)
7.  この世界の(さらにいくつもの)片隅に 《ネタバレ》 
元の作品は3つ県の映画館で8回鑑賞。 DVDも買いましたが、今回の長尺版は待ちくたびれて、やっと今日見れました。 予定では満点のはずだったのですが、どーも長くなってヨカッタ部分だけとも言えず微妙な感想。 元々戦争がメインテーマではなく、あくまで当時の世相の中での、女性すずの人生がメインの映画。 今回の追加シーンは、すずと水原の幼なじみからの恋、周作と遊女リンとの恋、という四角関係を、 より強化補足するのが目的だったと聞きます。実際その通りの仕上がりでした。 ただ、セリフが原作マンガ本の通りなのに、なんだかしっくり来ないんですよね。 文字で見た印象と、声で聴いた印象がこんなに違うとは逆に驚きましたが・・。 もし、自宅でDVDで字幕出して見ていたら気にならないのかもしれません。 マンガ本だと、前のコマのセリフを読み返せるので、意味が分からずに進む事は無いのですが、 映画館では不可能。その辺は映画的に修正してみても良かったのではと思ったりして・・。 いずれ、若い男子にあるあるの、「好きな子には意地悪してしまう」のシーンは新鮮でした。 気になっていた周作とすずの夜の営みのシーンも、追加されました。ほぼ原作通りですが、 すずが、周作に握られた手をそっと払うシーンは、原作には無いもので、ここは映画的修正でしょう。 音楽も若干の変更があります。特に違うのは、エンディング曲。「タンポポ」は新しいアレンジ。 その後のエンドロールの曲は初耳。 前は「すずさん」という曲名でしたが、白木リンのエピソードの部分。 曲名が違うのを、監督は気にしていたのかなあ・・。サントラの「りんさん」名義の曲は30秒でしたが あの曲を長くしたのか、全くの新曲なのかは、まだわかりません。前の方がしっくり来るような気が・・ いずれ、当時の女性の暮らしや恋愛事情を更にクローズアップする目的は成功しています。 より原作に近いものに仕上がっています。 どちらが正解だとか、どちらが上出来なのかとか、比較すべきものではなく、どちらも良い映画に変わりは ないと思います。 年寄りには、トイレが心配な上映時間でしたが、客席の20人程の同輩の面々、皆持ち堪えたようです。 ただその中で1人、イビキかいて寝てたジーサンが残念でしたが・・(笑
[映画館(邦画)] 9点(2020-01-03 18:40:17)
8.  コンフィデンスマンJP 《ネタバレ》 
あくまで脳天気コメディとして見れば、楽しめます。 ドラマ同様、気になる点は少なくない。 謎が多いとはいえ、実在の有名人を長期間騙るのは、あり得ない。すぐばれるよね。 日本の大手のヤクザのボスが、はした金と言いながらも、20億も30億も盗まれたら 笑って終われるわけがない。次こそ東京湾の底だ。同じ部屋に住んでいたらすぐに消される。 モナコがスパイで送り込まれた時点で、住処は特定されていたのだから。 ここは、悪党が投獄されてお礼参りに来られなくなるとかのストーリーの方が良かったかも。 その辺の無理な設定を、見て見ぬふりでコメディとしてなら、笑い飛ばせます。 とにもかくにも、長澤まさみの、ぶっ飛びキャラ変化に、いろいろな意味で感服したので 点数は追加せざるを得ない。よくもこんな役引き受けたもんだと思いつつ爆笑でした。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2019-12-31 00:18:31)
9.  孤狼の血 《ネタバレ》 
日本で一番・・ていう映画観たのなら、こちらも観るべきとの事で・・消極的に試聴。 で、暴力団と警察のバランスは、どうあるべきですかね。締め過ぎると地下に潜って見えなくなる。 だから、適当に泳がせて置いた方が・・。という大上の持論。 大上が握っている警察上層部の弱みも、大上のワナだった可能性も否定できない灰色。 どこを見ても、真っ白は居ない世界。それでも大上はカタギから被害者が出たら許さないという ボーダーラインを確立していた。 どうなのかな? カタギに被害が出ないようにヤクザが生きていける世の中が正解なのだろうか? で、対照的な存在として日岡が相棒になる。ただの新米かと思ったら、実はグレーの警察幹部によって 送り込まれた内偵という展開。 話は面白いです。グロイ描写が多すぎて疲れますが、仕方ないのかも。昔のヤクザ映画は温かったけど 今時のそれらは、エログロばかりだし。 ただ、途中から極悪大上の印象が、急にいい人に変り過ぎて、置いてけぼりになってしまった。 一之瀬を裏切る日岡の動き方も、どーも不自然だし、いろいろと適当な流れが気になる。 いずれ背後から襲われる危険があるトコへ一人で捜査に行くとか、感情だけで話が進んでて違和感が残る。 まあ、大上亡き後を、日岡が完全に引き継ぐのか、改革を始めるのか気になるとこでエンディングへ。 ヤクザの仁義とか勝ち負けとかどうでもいい側からしたら、もっと豪快に暴れて欲しかったかなあ。 ヤッパリこの手の映画は苦手です。アクション映画と違って、苦痛ばかりの印象。 嫌いなので低評価にしようと思ってましたが、見る角度によっては光るモノがあると感じたのでこの点数で 逃避します。エロは並みですが、グロは耐性必要です。
[DVD(邦画)] 7点(2019-03-03 12:44:36)
10.  コンタクト 《ネタバレ》 
イメージのみで宇宙人が出てこないところが良いです。どんな外見でも興醒め必至だから・・ 今日見てきた「メッセージ」という映画が、あまりに酷かったので、口直ししてました。 地球外知的生命体に熱狂してる連中には、中身が無いと言われる映画ですし、宗教思想が 巾を効かせてるのも敬遠されてますが、ナカナカの映画ですよ。今でも面白いし、その内 リメイクしても面白いかも。 いずれ、月へも行けない人類ですから、光の速度で何年とか、到達は永遠に無理な世界との交信。 宇宙人なんか信じない人種でさえ、返事だけでも届いたとしたら、ワクワクしますよね。 その返事が設計図とは、ナルホドでした。3次元図面は理解に苦しみましたが、良しとしましょう。 さすがに、「神を信じない人は、送り出せない」って「はあ?」でしたね。ヒロインに同情しました。 証拠の記録が一切無いが為、貴重なコンタクトの経験が信じて貰えない歯がゆさ・・ 神の奇跡を見た者と、伝え聞くだけの者の差に等しいのか? いろいろな解釈を拒まない物語。 続きがあったら見てみたいと思わせるエンディング。 秀作でした・・。
[DVD(字幕)] 9点(2017-05-25 23:32:19)
11.  ゴースト・イン・ザ・シェル 《ネタバレ》 
評価低いですねえ。原作やアニメを基準にしたらそうなるのかもですが、 自分は、リセットして、新作として鑑賞しました。 タチコマは必要ではないし。 少佐のアクションがイマイチですが、ステイサムじゃないしロボコップよりは人間らしい。 荒巻課長が、単独でも敵と撃ち合うのは、この映画の味付けとして認めても良いのでは? なにしろ、愚連隊のボスなんだし。原作から変更しても気になりませんねえ。 桃井かおりの登場がビックリでしたが、日本人・草薙素子を取り戻す展開で納得。 結果、開発名目で非道な人体実験を繰り返していた黒幕と、その実験体の戦いという 昔からよくあるベタなストーリーになっていましたが、その潔さも好感です。 あのジェイソン・ボーンシリーズも、その類だし。 押井版の捻った脚本よりは、一般受けするでしょう。それでも元が取れるかは不明? セリフの多いトグサに日本人希望でしたが、英語圏の日本の若手が不作なので諦めです。 芸者ロボが美しくないとの意見、確かに違和感でした。あれにお酌されても・・?? 荒巻だけ日本語で話すのは、翻訳ソフトが常時走っていると理解可能。そこはどうでもいい。 クゼが、元カレだった事は、お話がシンプルになったので良しとします。 結構変更あった割りには、押井版のオマージュ満載で目尻が下がりました。 結果として、攻殻機動隊のビギニング作品としての仕上がりですので、売れれば次回作も 可能性ありますが、興行は苦戦中だとか・・今はディズニー他のアニメが売れてるから・・。 ラストの音楽は川井憲次氏のあのテーマが採用されて、嬉しい限り。 お馴染みの声優さん達の吹き替え版も是非見たいなと思います。そして次回作にも期待。
[映画館(字幕)] 8点(2017-04-13 20:34:12)
12.  言の葉の庭
うひゃあ コレは苦手な映画です。肌に合わない。ウジウジ男と、アル中オンナのプラトニック。 だがしかし、苦手な自分にも責任があるかもしれず、ハンデを3点足しておきます。 15歳ですかあ・・ でヒロインは10歳前後歳上? 一線越えないから良いとして・・ねえ この感覚が、若者たちの共感ですか? そういう時代なのかなー・・
[DVD(邦画)] 5点(2017-03-09 23:05:08)
13.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 
何をコメントしたらいいか悩む映画です。 ありとあらゆるモノが描かれています。その一つ一つを取り上げて云々は、止めておきたい。 戦争中という、極めて異常な時間の中で、前線から遙か後方に普通の家族が普通に暮らしていた。 一時帰国して幼馴染に合いに来た兵士が、「お前は普通で居てくれ」という言葉の重さ。 この物語は、戦争中に、国民が皆戦争していたわけでなく、かといって皆暗い顔で毎日過ごして 居たわけでもない。時代に流されても、誰もが苦しみを乗り越えて、毎日を精一杯生きていた。 辛い、苦しい、悲しい、悔しいだけで生きるのではなく、小さな事にでもとにかく笑ってエネルギーに 変えていく、たくましい当時の日本人が確かにそこにいました。 終戦後、占領軍の兵士に道を教えてチョコレートを貰うしたたかなヒロイン。とにかく前を向いて 顔を上げて進んで行く普通の人々の日常を見ると、生きる力を貰えたような気がします。 見終わっても、いろいろな事が頭の中をぐるぐる回ってしまい、考えをまとめられず、一体この映画は 何だったのかと一晩過ぎてしまいましたが、これは答えは1つではないんだと納得する事にしました。 どうして、こんなにも心の底に響くのか、その答えは当時の広島の街並みや人々の姿を忠実に書いて くれたのが、大きいと思う。のどかな呉の空に対空砲火の轟音が響くそのインパクトはかつてない衝撃・・ これはとんでもない名作が出来たのではないでしょうか・・? あの映画、蛍の墓と比較されがちですが、生きる力が貰えるという点で、こっちがフェイバリットです。
[映画館(邦画)] 10点(2016-12-01 18:47:26)(良:3票)
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