1. 荒野の決闘
《ネタバレ》 恋愛要素が強い抒情性がある西部劇でテーマ曲が有名ですね。 ドクとクレメンタイン役の俳優は、この映画以外ではあまり知られていないのかな。 タイトルの決闘シーンが意外とあっさりしており、クラントン一味が弱すぎるのが難点でしょうか? 「シェーン」を思わせるラストシーンは心に残るが、今見たら少し物足りない内容でした。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2024-01-12 12:38:38) |
2. ゴジラ-1.0
《ネタバレ》 山崎監督の脚本が良く出来ており、ちゃんと人間ドラマが描かれている。 「自分にとっての戦争はまだ終わっていない」という神木君の言葉は重い。 その上で山崎監督お得意の最新特撮技術が盛り込まれており見ごたえがある内容に仕上がっている。 終盤、クライマックスシーンでは伊福部昭の有名なテーマソングが鳴り響き、興奮せずにはいられない。 ラストの結果については、皆さま思われている○○〇の2番煎じと思えなくもないが、まぁ、面白ければいいんじゃないでしょうか? [映画館(邦画)] 7点(2023-12-02 17:32:31) |
3. 恋におちたシェイクスピア
着想が面白いので、最後まで退屈しない、けどあまり印象に残らない・・そんな映画でした。 それと当時の女王陛下は、一貴族の結婚に関与するほど身近な存在だったのかな? グウィネス・パルトロウは、グレース・ケリーを思わせる正統派美人なのだが髪を下した時とアップにした時とでは随分印象が変わる。(もちろん、下した方が好きなんですが) [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-11-22 11:26:22) |
4. 恋は雨上がりのように
中年のおっさんからみたら、ありえないファンタジーではある。 小松奈菜の美少女っぷりがすごい。目力が強くちょっと吸い込まれそうな魅力がある。 普段不愛想だがたまに笑顔を見せられたらたまらない。 こんな娘に告白されたら理性を超えてメロメロになってしまうかも。 そう思うと大泉洋はりっぱだ!まさに模範となる大人の対応、やさしさと包容力がある。 原作未読だがこの二人のキャスティングが成功の要因だと納得。 最後はさわやかにまとめられている点が少し不満か。(もう少しドロドロの展開みたかった) [インターネット(邦画)] 7点(2023-10-23 19:18:47) |
5. コーダ あいのうた
《ネタバレ》 主役のエミリア・ジョーンズが良かった。 家族同士でもろうあ者という特殊な環境の中、ただ1人健常者のルビー。父母から見れば娘でもわからないことが多いのは当然だ。 又、生活する上で娘を頼ってしまいがちな事もよくわかる。そんな葛藤の中、難しい心の機微をエミリアは好演していた。 コンサートのシーンで一瞬、父母兄の立場になって音が消える・・改めてリアルに感じられる演出が素晴らしい。 映画全体的には青春映画の作りで、恋愛も描かれて、ハッピーエンド。ろうあの問題点もそれ程深刻に掘り下げていない。 佳作ではあるがアカデミー作品賞とまでは?、という考え方は古いのかな。 [地上波(吹替)] 7点(2023-07-09 11:40:39) |
6. 小早川家の秋
《ネタバレ》 小津映画に出てくる中村鴈治郎っていつも同じキャラのような(笑) 監督らしい安心して最後まで楽しめるホームドラマに仕上がっているが、鴈治郎中心に話が廻っており、原節子や司葉子のエピソードが弱い。従って物語の深みに欠けるように感じた。私の中の小津作品では中ぐらいの出来か? 原と司がしゃがんで話し込む場面が何度か出てくるが、二人が同じタイミングで立ったり座ったりするシーンが美しく印象的。 女優さんは新珠三千代が一番美しい。司洋子は私的には個性もなくあまり魅力を感じない。 松竹ではなく東宝で撮っているので小林圭樹、森繁久彌、宝田明などが共演しているのが興味深い。 [レーザーディスク(邦画)] 6点(2022-07-02 18:36:44) |
7. 孤狼の血 LEVEL2
モンスター上林ありきの映画で、ストーリー自体は単純で面白味に欠ける。 吉田鋼太郎が仁義なき闘いの金子信雄ぐらい味のある役回りを演じて欲しかった。斎藤工はヤクザ役全然似合わない。 昭和のヤクザ映画と比べると役者の線が細いのは仕方ないが、鈴木亮平の迫真の役作りについては評価できる。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-04-17 19:26:46) |
8. 古都(1963)
《ネタバレ》 岩下志麻がとにかくお綺麗どすぇ〜。一人二役を上手に演じとりやす。 京都の街並み神社仏閣を随所に織り込み風情があるのは良いが、なにぶんストーリーが退屈である。文芸作品なので仕方がないが。 親父のいきなりビンタには驚いた。幼馴染のアニキは高慢そうで好感持てない。 武満徹の不気味な音楽が何とも言えない。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-09-29 13:31:05) |
9. 告発の行方
《ネタバレ》 酔っ払ってラリっていたら正常な判断が出来ない時もあると思われ 本人は挑発しているつもりは無くても、あのセクシーなファッションであの踊りされたら 勘違いする輩も出てきそうで、しかも群集心理が働いて・・・ でも犯罪は犯罪で決して許される事ではありません。自業自得では済まされません(汗) [インターネット(吹替)] 7点(2021-09-04 18:15:49) |
10. 極道の妻たち
《ネタバレ》 岩下志麻と成田三樹夫の存在感で何とか持たせるてるが、内容的には今三つの出来。 それと、かたせ梨乃の脱ぎっぷりのよさには感心する。 当時は「仁義なき戦い」ブームが終息して、目新しいヤクザ映画が見たい諸兄+女性ファンに人気が出てシリーズ化したと思われる。 内容は極道の名を借りた姉妹げんかレベルで、内容スカスカのちゃちい映画。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-07-18 00:12:48) |
11. 孤狼の血
久しぶりに骨太の男臭い映画を観た。 何と言っても役所広司の演技力が素晴らしい。今や日本映画界にとって無くてはならない存在でしょう。 最後のエピソードはやり過ぎの感あり、それはダメでしょ(笑) 松坂桃李も評価が高い「新聞記者」より存在感があった。 「仁義なき戦い」のオマージュ的な意味もあって、懐かしい感覚を思い出した。 放送禁止用語がバンバン出てきたし(笑) このエグい内容で原作者は女性なんですね、驚きです。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2021-01-24 17:59:12)(良:1票) |
12. 恋人たちの予感
たまにTVでやってたら観たくなる。素敵なラストシーンが忘れられなくて。 今みたら、内容はどうという事もないが、軽妙でお洒落な会話のやり取りが面白い。 そしてなんと言ってもこの時のメグ•ライアンは最高にキュートである。当時、この一作で絶大な人気が出たのもうなづける。 メグの相手役はトム・ハンクスよりビリー•クリスタルの方が個人的には好きです。 全編流れるスタンダードナンバーも魅力である。 一つ残念なのは、時代のせいなのかも知れませんが、当時みた程、グッとくる感動はなかった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-06 15:56:20) |