21. いま、会いにゆきます
《ネタバレ》 「感動できる、マジいい話だ!」っつーことで、ワタクシの友人が一押ししてきたのがこの映画でした。ジャンルとしては少々違うものになりますが、同じ感動系として位置付けられているセカチュウよりはよかったです。ただ釈然としない部分がチラホラあったり、物語の進行が少し淡白であったりしたので、言われているほど感動するものではありませんでした。ただし他の方も仰っているように最後の澪側の視点で語られる描写と題名の意味がわかる部分はなかなか良いですね。まあ実は二人して全く同じことをやっていたってのはなんか感動と言うか笑いがこみ上げてきましたけど。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-06-27 23:03:09) |
22. いつかA列車に乗って
《ネタバレ》 出演している役者やストーリーなど、明らかに万人受けはしない作品でしょう。しかし、それが故に非常に“大人”な雰囲気を味わえる作品です。所謂グランド・ホテル形式の群像劇。ホテル同様、様々な人種が集まるジャス・バー“A-TRAIN”未来の成功を夢見る者もいれば、思わぬ再会を喜ぶもの、別れを惜しむものもいる。それらの物語が、時に激しく、時に緩やかに展開されていきます。出演陣もなかなかのもので、津川雅彦や小林桂樹といった面々は渋くて貫禄のある演技を披露してくれていますし、「キル・ビル」や「あずみ2」などで注目を集めた栗山千明も、ただ人をぶっ殺すだけが芸風ではないという事を見事に証明しています。そして、作品を通して、BGMは店内で流れるジャズの音色だけというのも、あたかも自分が“A-TRAIN”にいるかのように感じさせてくれ、中盤あたりに挿入されるライブ・シーンなどはかなり見ごたえがあります。監督の荒木とよひさ氏はこれが初監督作品だそうですが、オリジナルという素材があるにしろ初めてでこの題材をここまで描ききる事が出来たのはやはり監督の才能の証だと思います。オリジナル「たそがれ酒場」は未見ですし、(勝手な想像ですが)庶民にとって親しみがある酒場での様々な物語を通して戦後の人々の心情を描き出すオリジナルと現代が舞台の本作とではまた違った魅力を持った作品であると思いますし、一概にどちらが優れているとはいえないと思いますが、久しぶりに、しみじみと味わいのある作品を見ることが出来た、と感じさせてくれる作品でした。 [DVD(字幕)] 9点(2005-04-23 00:03:00) |
23. インビンシブル<TVM>
マッチョマックスことメル・ギブソンと黄(ウォン)先生ことジェット・リーが製作総指揮ってことで、まあそれなりには期待したんですが、ダメでしたね。カンフーシーンとかは結構頑張ってるように見えるんですけど、ヘンなところでスローになったり、雷(に見立てた照明)がチカチカしすぎて何やってるかサッパリ判りませんし、いちいち臨場感を下げてます。間違いなく、ギブソン&リー本人が主役を演じた方が遥かに面白いでしょう。 5点(2004-08-01 17:50:25) |
24. 怒れるドラゴン・不死身の四天王
ハイ、これも70年代を代表するカンフースター、ジミー・ウォング先生の傑作カンフー映画です。そしてそれと同時に【片腕ドラゴン対空とぶギロチン】どう同様ツッコミどころの多い映画ですね。先ずはじめに…脚を怪我して、明らかに脚を引きずって歩いてるのにその後平然と上段蹴りを出すってどういうことでしょう?波紋法で痛みを和らげているのでしょうか?そして日本人用心棒チン。何回扇子を壊せば気が済むんでしょうか?そして何個同じ扇子持ってるんでしょうか?闘いになるといちいちご丁寧に懐から「武」と書かれた扇子を取り出し、ご丁寧に何度も何度も破って見せるなんて、まるでバカ殿様がキレて刀をぶん回す時みたいですね(笑)ストーリーもあってないようなものだし、これで良いんでしょうか?と突っ込みを入れたくなりますが、これで良いんです(笑)第一、アクション映画にストーリーを期待する自体が間違ってるんです(笑)それに、登場人物の“本物の動き”を垣間見てしまってはもう、ストーリーどうのこうのとは言ってられません。ひたすら彼らの体捌きを追わなければならないんですから(笑)昨今のCGやワイヤーで誤魔化された似非・カンフーとは違い、己の肉体のみで闘う彼らを見てはもう、「これは、すんごいものを見てしまったぞ!」と言うしかありませんね(笑) 8点(2004-05-03 17:24:30)(笑:1票) |
25. E.T.
ん?なんかやけに点数が高いなぁ。でも俺にはこれは受けつけなかったな。この歳になって見たから?いやいや、前にも小3か4年の頃に見てるんだけど、そのときですら面白いとも思わなかったからなぁ。インディとかBTTF(製作だけど)とか、ジョーズ、激突は好きなんだけどそれ以外のスピルバーグはどうも好きになれないんだよなぁ…無理に感動系に持ってこうとしてる気がして。好きな人には悪いんですがね。 5点(2004-04-16 19:49:39) |
26. インナースペース
これって要はミクロの決死圏のリメイク(というよりはパロディ?)みたいなもんだよね?確かに約40年前の映画である前者と比較すれば体内の描写はリアルかもしれないけど、元が物凄い傑作だから今更な感じが否めない。ジョー・ダンテも、ハウリングやグレムリンは面白かったのに、これはイマイチな出来だったし。まさに可もなく不可もなくって感じかな。 5点(2004-03-17 13:39:30) |
27. イベント・ホライゾン
《ネタバレ》 【バイオハザード】でもう一度盛り返してきているようなポール・アンダーソン(ポール・トーマス・アンダーソンじゃあない)が作り上げたSFホラー。今をときめく(?)ローレンス・フィッシュバーンやサム・ニールといったBIGな顔ぶれも居ますけど作品の出来としてはイマイチ。というのも全編通して「どっかで見たことある」映像が満載なんですわ。例を挙げるとすればエイリアン、フラット・ライナーズ、シャイニング、ヘルレイザー等…さすがにオーメン3でダミアンを演じてるサム・ニールだけあって後半のピンヘッドもどになった時も抜群のはまり役ですが、見た後「凄いもの見たぞ~」ってな達成感を味わえるもんじゃありませんね。5点。 5点(2004-02-22 13:53:26)(良:1票) |
28. イン・ザ・ビギニング<TVM>
【天地創造】と【十戒】を足して2で割った映画…というより、むしろダイジェスト版のような印象を受けた。なので両テーマについては少し説明不足という感じも否めないが、さすがに40年以上前の作品である両者と違って特撮やSFXの技術は格段に上がっているし、ビル・キャンベルのモーゼも結構しっくりときている。それになんと云ってもラメセス役のクリストファー・リーが今回も圧倒的な存在感を持ってるのも見逃せないところ。後半の出エジプトのエピソードでも、十戒を授かったその後をきちんと描いているところも好感を持てる。天地~と十戒の“繋がり”部分も描かれているので大方の概要を掴むにはもってこいだと思う。 7点(2004-02-12 23:29:04) |
29. 硫黄島の砂
さすがに大戦後すぐに制作された作品だけあって戦闘シーン等々他の戦争映画よりもリアリティがあります。最初のテロップはアメリカの強さを誇示しようという意図なのかも知れませんが今となってはそんな事どーでもいい話。日本軍がとりわけワルに描かれすぎているというわけでもないので気にならないし、ジョン・ウェイン扮するストライカー軍曹も、志とは違えどそれしか自己を表現できなかった不器用な男という内面の方にも目を配ってる作品だと思います。 6点(2004-01-18 23:53:04) |
30. 狗神
その土地に残る風習や伝説などを題材にしたあたりが素晴らしいと思った。日本独特の寂れた感じというかが良く出来てると思うし、その土地に言い伝えられている神の存在を描くことによって、日本特有のおどろおどろしい怪談話のような感じに仕上がっている。和製ホラーも捨てたモンじゃないなと感じさせてくれた一本でした 7点(2003-04-27 00:56:04) |
31. インデペンデンス・デイ
親父ぃ、俺はあんたを永遠に忘れないよぉぉぉぉ!! 6点(2003-02-24 01:55:06) |
32. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
こういう映画は何かを考えながら見るもんじゃない。童心に返って見るからこそ心から楽しめるものなんだ! 9点(2003-02-24 01:49:52) |
33. インビジブル(2000)
人間は自分の姿が見えないだけであんな風に暴走してしまうという例を見せられた気がする。ケヴィン・ベーコンの体が徐々に透明になっていく所は凄いと思ったけど、何故あんなジェイソン級にタフになったのかが謎。普通の人間ならとっくに死んでるよ?それなりには面白かったけどDVD買ってまでは見たくないな 6点(2003-02-23 23:29:26) |
34. インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
今までになかったヴァンパイアの形。他のものの命を奪い生きていくことに罪悪感を抱くルイことブラピ。圧倒的な存在感を持っているレスタトことクルーズなど、他のヴァンパイア映画とは一味違う雰囲気を放っていると思う。二人の髪型もどこか品があっていい。GUNS'N ROSESの歌う“SYMPATHY FOR THE DEVIL”も最高 7点(2003-02-22 03:26:46) |
35. いまを生きる
いやあいつ見てもいい映画だねこれは。固定観念や先入観ににとらわれず己の感性をありのままに表現してこそ真の人間としての在り方ではないだろうか。それを俺に教えてくれたキーティング先生はまさにマイ・キャプテンですよ。 8点(2003-02-13 01:36:48) |
36. イージー・ライダー
古きよき時代のアメリカンスピリッツ全開の映画。行き当たりばったりのライフスタイル、今の世の中、それも良いんじゃないかと共感すら覚える。俺も気の合う仲間達とこんな生活送ってみたいと思う今日この頃。熱き魂よ、永遠に・・・ 8点(2003-02-13 01:25:30) |