1. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
ショーン・コネリーのインディパパぶりも悪く無くそれなりに面白かったが、やはり1作・2作から比べると新鮮味に欠けた内容。インディを主体に冒険が舞台だったストレートな展開も、やはりインディパパを参入させた事でインディの活躍がやや押さえられた印象。まァ…そこそこ楽しめました。 6点(2004-01-04 01:22:38) |
2. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
《ネタバレ》 “冒険活劇”と言えばこれを外しては語れない。初見が本作と言う事もあり、シリーズの中でも特に印象深い本作。ホテルの一室から秘密の入り口を発見して先へ進む…このくすぐられる探究心! キモチ悪い描写が結構有ったりして…、そんな観賞者を飽きさせない個々の演出はまさに冒険映画の真骨頂だ。 8点(2004-01-04 01:22:07) |
3. インターステラ5555
ダフト・パンクが敬愛して止まない松本零士先生。フランスでも人気の高い松本アニメ作品はTV放映され、当然彼らは感銘を受けた訳です(でも、特撮ヒーロー仮面で登場するのはヤメて)。そんな彼らが自らの楽曲のプロモーション・ビデオの製作を、直接松本先生に依頼した事で実現したコラボプロモ。初曲「ワン・モア・タイム」のPVを初めて視聴した時には、松本キャラが青色人種でビックリ。次曲を聞いた時にはキレイに繋がっていて、一本の作品になる…と中村真理ちゃんに教えてもらったけど、カンヌ映画祭の監督週間の長編部門で上映されるとは思いませんでした(最初から企画されていたんですね…きっと)。音楽業界でアニメプロモは結構有りますよね(ゴリラーズとか…)。洋楽&アニメ好きな自分には何より嬉しい作品となりました。記憶に残る作品化された有名なアニメPVと言えば例えば「イエロー・サブマリン」がその例でしょうか。でも日本の漫画家をご指名での…しかも長編にまとめて1本の作品にしてしまうなど、今までには有りませんでしたよね。楽曲はオムニバスにして、松本零士先生とダフト・パンクのコラボレートされた映像と音楽の調和。原作・脚本ともダフト・パンクの二人が担当しただけに、内容はちょっと独特な感じ。青色人種にもちゃんとした意味がある訳だが、ストーリー構成は松本先生が直接関わっている訳では無く…と言うか、キャラデザも別の方が担当しているので、一体何をデザインして何を担当したのかは不明。両アーティストによるコラボ作品なだけあってファンの方には嬉しい本作も、逆にどちらも興味が無い方にはまず楽しみが半減してしまう事でしょう…。 5点(2004-01-02 01:58:26) |
4. 池袋ウエストゲートパーク スープの回<TVM>
初見はTVシリーズを観ずに強引に観賞。TVシリーズを観て予備知識を充分につけてから再見したせいで人物設定がやっと分かり、さすがにチャンネルを変える事は無かったが、それでも全然面白くなかった…(苦)。やはり気になる「木更津キャッツアイ」のメンバー(個人的にこの手のコラボレーション効果に弱い)。しかし、…どうも堤幸彦演出のスペシャル版は期待すればする程、更にイタイ…。ちなみに、タイトルがカッコイイ!…と皆言うが、良く考えたら“池袋西口公園”だからねぇ(笑)。 …にしても、窪塚洋介のあのダラダラとした喋り方はどうにかならないのか。 0点(2003-12-25 16:22:17) |
5. 犬夜叉 鏡の中の夢幻城
(↓)どうぞ、どうぞ。本作はシリーズ第2作ですね。結構ブーブー文句を言いながらもついつい観てしまう犬夜叉の映画版。神久夜のキャラは、前作の浮いた敵役と違い良かったとは思いますが、やはり配役は声優さんの方が…(声優愛)。かぐや伝説はそもそも時代が違うから、やっぱり浮いて見えると言われればそれまでですがね。ただ、どうしてもオリジナルストーリーに希薄さを感じてなりません。申し訳無いのですが、個人的には短編集“るーみっくわーるど”を映画化した「炎ストリッパー」…おっと違う!「炎トリッパー」や「超女」等々…短編作家と言われる高橋留美子先生の持ち味から比較してしまうと、イマイチ魅力が…。(…再見、出直しました)。個人的にはまだ前作の方が良かったカナ…と。やたら派手な演出は終始同じテンポでやや疲れました。ところで…あッ、お地蔵様がチェリー!! 3点(2003-12-11 18:45:13) |
6. イエロー・サブマリン
幼少の頃何度も観た、懐かしいビートルズのPVアニメーションの傑作。サイケな配色は当時らしいズーティな反映。潜水艦“イエロー・サブマリン”と、幻想的でいて曲に乗せて楽しく明るい描写の多々。しかも、音楽で戦うだなんて…なんと平和的な表現なのでしょう。やはり、当時の時代背景…つまりベトナム戦争の影響強く、反戦の意味にして音楽で世界中の人を救いたい…と言う“ラブ&ピース”のレトリックな表れ。観れば誰でも口遊む同名曲…でも自分が唄うとどうしても「イエローサブマリン音頭」になってしまうから(笑)。本作のレーゾンデートルをより高く評価したいアニメ作品。 9点(2003-12-08 20:15:50) |
7. インビジブル(2000)
誰もが一度は憧れる“透明人間”。男ならば透明人間になったら…と考えると、どうしてもエロスな方へ走ってしまいますが、映画なんだから透明人間で出来る事…と言うのを、エロ以外でちゃんと観たかった(別にいくらでもやる事あるだろうに)。日本のマンガでも透明人間になって女風呂覗く…なんてやりたい放題の話が有りましたが、まだそちらの方が良かった。まァ、要するにその道に走るなら徹底的にやれ…って事ですよ(笑)。随所に盛り込まれるシーンが、ただ先を観せるだけの“繋ぎ”でしか無く非常に中途半端だし、そういう制作側の意図がイヤらしい。ちなみに、透明化のシーンは、毛細血管の一本一本まで精密にCG再現され、技術はホントにスゴイと思う。どうでも良いが、クライマックスで半透明になったセバスチャン・ケイン(ケビン・ベーコン)の微妙なシーンに、ちゃんとモザイクがかけられていたのには、ちょっと笑ってしまいました(CGなんだからモザイクかける前にごまかせるだろう)。それだけリアル描写に力を入れていたのか…CG技術以外は辺鄙なストーリーでした。技術に力を入れる前に、ストーリー展開にもっと力を入れるべき。ちなみに、もしも自分が透明人間になったら…毎日映画館へハシゴ! コレしかないね(…なんて言うとまた叱られるか)。 6点(2003-10-28 22:12:03)(笑:1票) |
8. いこかもどろか
何故、こんなものを観に行ったのか…当時の自分の奇行に驚く今日この頃。「バカヤロー! 私、怒ってます」と同時上映だったので損した訳では無いが、明石家さんま&大竹しのぶコンビと、脚本が鎌田敏夫と言う事で、別にドラマスペシャルで良かったのでは…と言う内容。確か、当時のキャッチコピーは「ジェットコースター・ムービー」でしたが、本当にジェットコースターが出て来た時はそのまんまじゃん!…などと軽くツッコんでしまいました。 3点(2003-10-27 02:57:49) |
9. 居酒屋ゆうれい
三枚目キャラのイメージが強い室井滋が今回は幽霊の役。“女幽霊”と言えば美人が定番ですが、そこは置いても個人的に室井滋と言う女優が好きなので期待して観賞。山本昌代著の同名小説が原作と言う事で、未読につき比較は出来ませんが、コメディにしては大笑いするような作品ではなく、可も無く不可も無く…と言った内容。恋愛が絡んだ三角関係に、幽霊を持って来たのは「どっちもどっち」を思い出す。ちなみに、続編ながら同じ内容の「新 居酒屋ゆうれい」の方はイマイチ…。 5点(2003-10-16 16:54:34) |
10. 依頼人(1994)
《ネタバレ》 森で隠れてタバコを吸う冒頭のシーンは、11歳と8歳の子供がやる事にしては道徳的に問題が有るのでは…。それがキッカケで事件に発展するんですが、子供がたった1ドルで弁護士を雇う…という設定はなんともアメリカらしい展開。映画の内容は、まァ普通。弟がそのショックから植物人間になる…って言う設定はやや強引。少年・ブラッド・レンフロの演技は良かった。女弁護士のスーザン・サランドンは正に適役・ハマリ役。 5点(2003-09-27 18:32:07) |
11. 犬神家の一族(1976)
逆立ちV字死体がインパクト大!! 初見は小学生の頃で、この手の話が苦手だった自分は何度か失神しそうになりました。ドロ臭い映像の創り、暗い画面構成…夜に魘されて悪夢を見るようになったのもこの頃。とにかく、このディープな金田一ワールドがスゴイ。やはりシリーズではコレが傑作ですね。カット割りが実に上手で飽きないし、とても丁寧に創ってあります。戦慄死体の数々…菊人形―…思い出すだけでゾッとします(怖)。 7点(2003-09-27 16:28:03) |
12. いとしのエリー
自分は断じて男闘呼組の前田耕陽のファンではありません。当時、彼に夢中だった同級生の女の子に誘われてやむを得ず行きまして…。正直言えば、行った映画館で同時上映していた「私をスキーに連れてって」の原田友世ちゃん目的です…(恥)。確か、これは高見まこ先生の漫画が原作でした。おニャン子の国生さゆり演じる所の女教師・串田枝里子に惚れた生徒・上野晋平とのラブコメディ。結構有名どころの役者さんが出てましたが、漫画ならまだしも、あまりにも低い知名度と作品性の極薄さにはこの点が妥当な所。 2点(2003-08-24 23:21:54) |
13. 稲村ジェーン
本当につまらない映画。青春の物語にしてはストーリー性無し・作品性無し。脚本の劣悪さでセリフが貧しい。自分の中では間違い無くワースト映画の部類に入る。有名ミュージシャンの監督作品というだけで、話題だけが先走った映画。当時、ワイドショーで盛んに推薦していたと記憶しているが、明らかに宣伝効果を狙ったものに過ぎず(当時、不覚にも良い映画なのカナと思ってしまった)。この作品で監督業を廃業して正解でした。 1点(2003-06-29 17:43:28) |
14. インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険<TVM>
確かコレは、スティーヴン・スピルバーグが監督したものではなかったような…。なので、一連のインディシリーズとは別に評価した方が良いかな…と。尚且つ、TVシリーズも見たような記憶があるのですが、この映画はそのTVシリーズを纏めたもの(?)なのか…ちょっと記憶が…。でも聞く所によると、エミー賞11部門を獲得したTVシリーズの方の脚本は、なんでもあのジョージ・ルーカスが関わっていたらしいですよ(…と別サイトに書いて有りました)。インディシリーズと別格と考えれば、ヤング・インディはさほど悪くなく、またプロローグ的に見れば別の一面が見えて良かった。 5点(2003-04-25 17:27:48) |
15. 犬夜叉 時代を越える想い
この程度なら、わざわざ映画にしなくても良いのでは…。映画版は独立したオリジナルストーリーだが、所詮敵キャラをすり替えただけ。グラフィックに凝れど基本的なもの(起承転結)は一緒なので、これならばTVスペシャルで充分。せめて、高橋留美子先生が描き下ろした話なら入れ込み度も違うのですが…。ちなみに、またもやサンデー制覇の山口勝平ちゃん大活躍です(あッ、緒方賢一さんも一緒か)。 4点(2003-04-20 17:59:27) |
16. E.T.
スクリーン(画面)上で見るとそうでもないが、弁当箱や水筒類(食べ物系グッズ類)にE.T.が描かれているのを見ると、実に気持ち悪く食欲がなくなります。どうしても茶色とシワの化け物に見えてしまうので直視できない。いつも思うのだが、外国の描くキャラクター(例えばオリンピックのマスコット)は何故あんなに不気味なのだろう。…とは言え、地球外生命体と言えばそれまで「未知との遭遇」や「エイリアン」などなど。友好かつ温和でいて愛嬌たっぷりのキャラは、当時してはかなりインパクトありました。言わずと知れた名シーン…もう一度観たくなります。 [映画館(字幕)] 7点(2003-04-13 18:39:52) |
17. IT/イット〈TVM〉
ピエロというだけで生理的に気持ち悪くなりましたが、あまり怖くなかった…(ドナルドの方が余程キモイ)。良くピエロを恐怖の象徴として映画に使いますが、それが通用するのは子供時代まで(要するに前編)。子供たちが大人になっても、ピエロの呪縛から逃れられないでいるのは見ていてどうだろうと。 [地上波(字幕)] 5点(2003-04-11 02:40:22) |