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1.  怒り 《ネタバレ》 
「悪人」の監督ですし、あらすじに興味をひかれ鑑賞。 やっぱりひと味もふた味も違うと感じます。日本人監督には表現できないヒリヒリ感というものがちゃんとあるように思う。 社会派サスペンスの群像劇、三者それぞれに社会問題が割り当てられて最後まで交わることはないんですが 全体的には見応えのある作品だと思います。 怨恨が動機のように感じる殺人事件が発端になって展開していくも、最初は焦点がどこにあるのか何を語ろうとしているのか わからなくてちょっと戸惑う、しかし凄惨な殺害現場を初っ端に見せられるので、???と思いながらも見続けじゃうんですねぇ、これが。 社会問題がいくつか掲げられているんですが、三つのパートに共通するのは信頼関係ですかね。 しかし信頼とは結果であり、そうそう簡単に得られるものではなく、やっと得られたと思っても確実とも言えず無くすときは一瞬ですし、 一点の曇りもなく信頼しきる、できるって人間同士ではなかなか困難なことかもしれないなと。  どこがと言われたらラストが物足りなかったです、みんな泣いたり叫んだりで終わってほしくなかったな。怒りに対する答えが出ないままなんですよ。 怒りの矛先や、人々の怒りが世の中を変える、変えてきたっていうのがわかるものがほしかったです。 ロケーション、カメラワークは一級品だと思います。  キャストも豪華、でもすみません沖縄の男の子はもうちょっとなんとかならなかったのかと、ほんとにすみません。 そして未だに森山未來と柄本時生の区別ができない私、柄本佑は大丈夫です。 鑑賞後、ソダーバーグの「トラフィック」が浮かんだのでした、麻薬問題をテーマにした三者のアンサンブルだったけど。 愛子ちゃんを見ながらジュリエット・ルイスも浮かびました。
[インターネット(邦画)] 7点(2022-03-16 15:29:59)
2.  イエスタデイ(2019) 《ネタバレ》 
ビートルズだけじゃなくてコカコーラとハリーポッターも無くなってるっていうのがなんか可笑しい、ビートルズがいないからオアシスもいないっていうのは納得。  中学生だったかなあ、なにかのCMで「ビートルスはクラシックと呼ばれる日がくるだろうか」こんなようなセリフがあったんだけど、ほんとにそうなるんじゃないかとこの映画を観て思ったのでした。 革命的と言われたサージェント・ペパーズを単語がヘンとかアビー・ロードをつまんない道路とかあっさり言っちゃうとこに笑った。ビートルズが関わってこそのモノがイギリスにはいったいいくつあるんだろう。 ビートルズがいない世界を描くことで、ビートルズの偉大さがわかるという具合なんですね。ユーモアもほどよく効いていていい塩梅。 とにかく着地点はどういう具合になるのか気になりました。 「無料ダウンロード」でビートルズの曲を配信ていうのはどうなんだろ、オリジナルじゃないからってことでそのまま受け取っていいのか。。。それとも皮肉だろうか。。。ビートルズの曲を使うとなるとかなり厳しくて高額らしいし。 「ダウントン・アビー」の伯爵家の親戚ローズ役のリリー・ジェームズは売れっ子女優になりましたねえ、ローズの頃から可愛らしさでは際立ってましたね。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-08-28 20:19:32)
3.  インスタント・ファミリー 《ネタバレ》 
一時期、ハリウッドスターたちが里子を受け入れ養子縁組したという話題をよく目にしたものです。その多くは有色人種の子どもたちということで意地悪なことを言うマスコミ関係者もいたなあ。 私は自分で産んだ子だからこそ育てられたわけで、そして二人の子育てでもう手一杯。三人なんて考えたこともありません。 映画の中の夫婦は育児経験は無く、親になるための段階も踏まずいきなり3人。しかも長女は思春期ときた。 なんかもう主導権は完全に子どもにアリで、里親夫婦は振り回され親になるための修行という感じの映画でした。 ラストは絶対ハッピーエンドになるってわかってるし、ユーモアもふんだんで観やすかったです。 ただ奥さんのエリーがわめくとこ、声質なのかなんなのか、耳障りでイライラしちゃいました。 リジー役の子は魅力的ですね、「ボーダーライン ソルジャーズ・デイ」のあの子でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-27 17:19:54)(良:1票)
4.  イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 
とにかくベネディクト・カンバーバッチの演技に感服です。 これ悲しい映画ですね。  半世紀も最重要機密として封印されていたとはね、そりゃあそうでしょうよ。 偉業を成し遂げた天才を称えるというより、抗議の意味合いが強いのね、内容的に。 しかし戦争というのは、勝とうが負けようが知れば知るほど辛くていたたまれないことしかないんですよね。  こんな内容の映画だとは予想してなかったです、もっと早く観るべきでした。 確かホーキング博士を演じたエディ・レッドメインがオスカー主演男優賞だったんですよねー 主要部門にノミネートされててカンバーバッチもでしょ、結局脚色賞だけだもの もう5~6年前のことで今さらなんですけど、なんか悔しいなあ、 それほど映画としてもカンバーバッチの演技も素晴らしかった。傑作、秀作だと思う。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2020-02-18 21:53:09)
5.  祈りの幕が下りる時 《ネタバレ》 
ちょっと前にWOWOWで放送されたときに観たんですが、映画じゃなくてWOWOW制作のドラマのつもりで観てました。 私としてはこのタイトルが映画ぽくなかったっていうのがその理由です。  そうですね、「砂の器」を思い出させるシーンでしたね、あそこ観ながら ”昔は病気、今は借金か”なんてよぎりました。  よくできたプロットだとは思いますが、恭一郎の母親とあの父親が繋がるっていうのがなにか強引に感じて事件の真相が明かされていく過程にあんまりノレなかったです。 そしてですね、阿部寛より松嶋奈々子、この人は映画映えのしない女優に感じるんです、役者にも映画向き、TV向き、舞台向きていうのがあるように思うんですが松嶋菜々子は完全にTVドラマ向きだと思います。 実の父親を手にかける、その時の表情の演技がまったくダメじゃないですか?すぐに切り替わってシルエットだけになっちゃった、コレ映画じゃないです。なんか東野圭吾というブランドに頼り切ってる感じ? あと警察の上司役がウザかったです。落語家だからダメとは思わないけど、ここまで警察官に見えないってのも珍しい。  借金のために一家離散、他人になって生き延びるといったら宮部みゆきの「火車」の方がインパクトありました。 ドラマ化はされてるけど、なんで映画化されないんだろ。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2019-01-19 13:24:43)(良:2票)
6.  インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌 《ネタバレ》 
残念ながらボブ・ディランもフォークも好みじゃないので、音楽面では楽しめなかったです。 でも久しぶりに映画らしい映画を観られ、コーエン兄弟の違った面を知ることができました。 茶トラにゃんのあれこれとか、アラン模様の生成りのセーターの4人組とか (とにかくセーターがいいんです、フィッシャーマンセーター?) コーエン兄弟らしいユーモアもちゃんとあるの、ココがうれしい  自分の主義を曲げない、だから商業的に成功しない主人公 でもそれをかっこよく描いてないとこが良いです コーエン兄弟の映画作りの旨さが味わえる作品だと思う  映画らしい映画に拍手です。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2016-04-21 09:26:49)
7.  イノセント・ガーデン 《ネタバレ》 
あらどうしましょう、私コレ結構好きです。 靴擦れでできた水ぶくれをプツンと刺して潰すアップで一気に吸い込まれました。 何気ないセリフやシーンが伏線になってたり意味を持ってたりと、なかなか繊細で丁寧だなと感じました。 靴擦れと家政婦さんの「靴が小さいの?」がチャーリーとのズレだったのかもね、あの年齢になれば足のサイズはもう変わりませんから。 「マダム○○のとこへ帰る?」とか「無駄な殺生よ」なんてのもそうですね。  ニコール演じるお母さんは一見すると浮世離れしたお母さんなんですが、全て知っていて、夫の死とその弟チャーリー、娘にさえ実は恐れおののいているという雰囲気が伝わってきましたよ、チャーリーの登場から無力ながらも彼女のやり方で自分と娘を守ろうとしていたのじゃないかなぁ。最初はチャーリーを誘惑してるようにみえたけど。 結局インディアが母親を守ったことになり、「父親が死んでこれからは娘の世話は母親が・・・」「その反対よ」なんていうお手伝いさん二人の会話を思い出すことに。  観終わってからオープニングのシーンとモノローグに「あーそうだったのか」なんて思える作品でした。 「ブレイクアウト」も本作もニコール・キッドマンはこんな大きな子供のいるお母さん役をやるようになったんですねぇ、本作ではよそよそしい母娘だし最初は父親の再婚相手で継母なのかと思ったけどそうじゃなかったです。 インディア役の女優さんとか最近出てきた若い女優さんは華々しい強烈な個性はなく、あっさりしてて、なんかしょうゆ顔の白人みたいな感じの人が多いな、なんて感じてます。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-07-05 20:44:02)(良:1票)
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