1. イノセンス
《ネタバレ》 音が映像が気持ち良かった。1作め観てないとついていけない部分が多々あるのに関わらず、まったくといっていいほど1作めを取り上げなかった映画の宣伝の仕方に罪があると思うよ。本作観た後で1作めみたら、ここ数年のアニメの急速な進化に愕然してくれればいいけど、単純に絵がひどいって思っちゃう人を輩出しちゃうだろうしね。よくアニメでリアルに表現する方向性に疑問を呈す人はいるけど、ものの動き、特に人間の動きをハンドトレイス(メカやらなにやらは最近はデジタルですけど)する、日本のアニメーションはどうやったって実写とは別物と思うんですよ。むしろそういうのは『ファイナルファンタジー』とかのモーションキャプチャーものの方が、実写でやればいいのにって思っちゃうんですけどね。本作はリアルなんだけどリアルになりきらないアニメーションの、いびつな魅力も残していて好きですね。素子はネットの中でバトーと再会するとばかり思い込んでいたので、リアルで出現したのは単純に嬉しかった。繰り返し見直せるいいアニメーションだと思います。 8点(2004-03-26 21:12:38) |
2. インビジブル(2000)
エロ親父バーホーベンはやっぱりこうじゃなくては。透明になったらやっぱり裸覗きにいくよなあ。 7点(2004-02-06 01:06:22) |
3. 1941
スピルバーグの中でもいい方の映画。勘違いしたコメディなところが当時はイタイと感じたが、今観るとかなり笑えたりする。『スターウォーズ』のオファーを断って「しまった!」と思った三船敏郎が、出演して「しまった!」と言ったとか、言わないとか。 5点(2003-11-20 23:44:11) |
4. イヤー・オブ・ザ・ドラゴン
ロークとローンが左右から拳銃撃ちながら激突! たまらんです。引くに引けないプライドのぶつかり合いがたまんない。こういう趣のあるハリウッド映画って、どこいっちゃったんでしょうか? 9点(2003-11-20 04:52:52) |
5. 犬神家の一族(1976)
市川崑のというか、あのカッティングに魅了されちゃった。古谷金田一がよろしという人が多いけど、私は石坂金田一が一番好き。 7点(2003-11-20 04:49:10) |
6. イグジステンズ
クローネンバーグにしては普通かな。彼らしい変態っぷりが多少は見られるので5点。 5点(2003-11-20 04:40:37) |
7. E.T.
宇宙人捕まえにくる悪い大人達がさほど伏線もなくわらわらわいてくるのに引いちゃった。でも、強引にでも感動させようとするスピルバーグの力技には感服っす。ドリュー・バリモアに1点、KUWAHARA印のBMXに2点差し上げる。 3点(2003-11-18 01:51:02) |
8. インデペンデンス・デイ
《ネタバレ》 ジョージ・パルの「宇宙戦争」のリメイクだっけ? ある意味アメリカ人ってトンチキ野郎ばっかりなんだなあと思わされるバカ映画。なんたって黒い人が素手でイカを殴りつけるんだもん。SFコメディと思えば腹も立たない。関西弁で日本語吹き替えしたほうが絶対に雰囲気が出る作品。「7月4日は人類の独立記念日やぁっ!」てな感じで。トンネルの爆発に巻き込まれて、間一髪助かるワン公のシーンはなぜかジーンとしてしまう。 7点(2003-11-17 23:58:41) |