1. 硫黄島からの手紙
《ネタバレ》 じつは初日に観にいっているんだけど、未だに自分の中で消化できていない映画。とりあえず、文句をつける場所がないんだけど、何かが足りない。やっぱり、イーストウッドの最近の4作品に代表される無常感なのかなぁと思ったりする。それと、日本語の分からない監督が撮ることによる違和感もある気が・・・。その分、ちゃっちゃか撮ったであろう緊迫感っつうかライブ感みたいなものはあったから、どっちもどっちなんだろうけどね。あとやっぱイギーの死について言及はしてほしかったなぁ。 [映画館(邦画)] 6点(2007-01-28 19:09:44) |
2. インサイド・マン
《ネタバレ》 いや、スパイク・リーの作品って初めて観たんだけどさ、いったいどこが評価されているワケ? 他の作品はいいのかなぁ? っていうくらいサッパリでしたねぇ。あんまり彼のこと酷評するわけじゃぁないけど、こんな脚本だったらそもそも引き受けないっすよ、ちゃんとした監督なら(そもそも監督はロン・ハワードがやる予定だったらしいじゃない)。だって穴だらけだもん、これ。貸金庫の中身の情報をどこから得たのか、備品室の壁の厚さはそんなにあるのか、そもそも犯人見つからなかったら徹底的に銀行内調べるだろ(ショーシャンクでも思ったことだが)と、ひどいもんだった。カメラワークに工夫があったこと、人種問題をおちょくった小ネタはちょこっと評価するけど(そのへんがスパイク・リーの持ち味なんだろう、多分)、それ以外はいただけなかったなぁ。最近ジョディ・フォスター、ハズレくじばっかり引いてないか??? [映画館(字幕)] 4点(2006-06-17 01:30:08) |
3. イン・ハー・シューズ
《ネタバレ》 ごめ、ワシがキャミのファンだからか、男性だからかもしれんけど、姉妹間のエピソードにはぜんぜんピンとこなかったわ。このまま男を挟んでの醜い争いが続くのかなぁ、と欝になったもんですが、キャミがフロリダに移ってから、俄然前のめりになっていったですよ。生き生きとしたじいちゃんばあちゃんたち。亀の甲より年の功ということで、そのじいちゃんばあちゃんから“生き方”を学んで、どんどん生まれ変わっていくキャミの姿に小躍りしたくなるくらい嬉しくなった。盲目の教授とのエピソードが、自分の中ではこの映画の全てといっていいほどだったよ。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-02 21:07:49) |
4. インファナル・アフェア 無間序曲
前作と同じ点数ですが、こっちのほうが私は好きです。前作ではアンディ・ラウ&トニー・レオンよりも、それぞれのボスに感情移入して見ていた私。この作品で彼らを丁寧に描いてくれたのが好感持てました。サム役の人、凄いな。多少臭いかもしれんが、ああいった男臭い“漢”に弱いのよね(笑)。やっぱマフィアモノは、ああいったドロドロの抗争描いてナンボでしょ。グッド・フェローズやフェイクを思い出して、いい感じでした。サスペンスやアクションではなく、あくまで群像劇としてみてください。 [DVD(字幕)] 7点(2005-04-15 17:53:32) |
5. インファナル・アフェア
平均点の高さがちょっと気になるけど、確かに佳作ではありますね。最後の怒涛の展開がかすんでしまうくらい、メイン2人とそれぞれのボスの演技が素晴らしい。サスペンスというより、群像劇として堪能させていただきました。私自身の世代にマッチしており、個人的にはゴッドファーザーシリーズより感情移入できる。いや、私、香港映画ファンでもなんでもないっすよ(笑)。ただ皆さん指摘していますが、主演2人の若い日で人を替えてしまったのはどうかと。次作品でビフォアストーリーやるから仕方ないんだろうけど、ラウは似てなさ杉で混乱します。そこが惜しかった。 [DVD(字幕)] 7点(2005-04-15 17:45:11) |
6. いかレスラー
地球防衛少女イコちゃんの河崎実と知っていたので、大根役者が臭いセリフを吐き出し、脱力する世界は覚悟していましたよ。そしてその通りの作品でしたよ。そういった意味で、期待を上回ることも下回ることもなかったのでこの点数。野上が意外に大根だったこと、高山が意外と芝居できることが発見か。しかし、なぜ主演は西村だったのか? やはりガン経験者だからか? 5点(2005-03-08 18:14:56) |
7. IZO
友川かずきの歌のしつこさ、結局松田龍平と三木良介は何者?といった未消化な部分はあるが、三池の下品さとグロさが前面に出ており、パワーは感じられた。エンケンと寺島進が出ていたの、わかんなかったよ!個人的には6点だが、他人には絶対に薦められない。わけわからん杉だし、グロいし。 6点(2005-03-08 18:00:08) |
8. インサイダー
今ここで知ったんだけど、158分もあったのね。それを感じさせないくらい、のめりこめました。ま、家でDVDで見たからってのもあるんだろうけど。パチーノとラッセル・クロウの演技は皆さんご指摘の通りでいまさら言うまでもなしです。それだけでなく、マイケル・マンの映像が自分に合うんだと思う。ちょっと明るめの発色、車の移動シーンひとつとっても計算されているカメラワーク、ヒートでも感じたんだけど大物役者同士のタイマン演技を撮る際のカット割り。そういった映画ならでわの技術がちゃんとしているから、長くて実話を元にしていても、ちゃんと映画として鑑賞しうるんだと思う。マンって、単なる銃器マニアじゃなかったんだなって、見直した作品でしたね。 7点(2005-01-26 03:39:27) |
9. イノセンス
CGでつくりこまれた背景にまず息を飲む。ルーカススタジオで録られたというサウンドが鼓膜を刺激。オープニングで観る者にショックを与えるには十分のビジュアルインパクト。 ただ、背景がリアルすぎて、アニメのキャラとマッチしないところも……。それは観るうちになれてくるからよしとしよう。前作に比べアクションも増え、ストーリーもシンプル。その辺は好感が持てたのだが、いかんせん押井が脚本までやるとセリフが理屈っぽすぎる。いちいち聖書や孔子、プラトンなどの言葉を引用。その内容を説明することもない。出演キャラたちは電脳で内容を検索できるからいいかもしれないけど、こっちはとんだおいてけぼりを食らうハメに。やっぱり脚本は伊藤和典がやるべきだったよ。そこだけが残念。 7点(2004-02-16 23:19:32) |
10. インデペンデンス・デイ
《ネタバレ》 ウィル・スミスが素手で宇宙人をぶっ飛ばすシーンだけでもう合格!アメリカ万歳?荒唐無稽?そんなもん、こちとら分かった上で観たんじゃい!!ドンパチ最高!!! 7点(2003-11-26 01:01:19) |