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1.  イングリッシュ・ペイシェント
アルマシーとキャサリンの愛は、悲劇的なストーリー展開によって永遠の愛にされたけど、二人が生き延びていたら、すぐに別れたんじゃないかな~って思った。一時の激情が戦争によってその激しさを増しただけ。不倫であることも、戦時中であることも、二人にとっては、欲望を激情に変える材料であっただけ。アルマシーが「国境線なんてなければ…」と語ったが、平和を求める気持ちから発せられたわけじゃない。アルマシーは公爵の身分。キャサリンは役人の妻。国境線のおかげで今までいい思いをしてきたんじゃないのかよ!!と突っ込み入れたくなりました。カラバッジオがアルマシーに対する復讐をやめたのは、共感や同情ではなく、憐憫だと思いたい。アルマシーを母のように介護するハナは、アルマシーの話に心癒されていく様子だったが、キップとの恋愛・キップへの愛情は、アルマシーのおかげではないだろう。ハナには天賦の気質があったと思う。国境線や人種に関係なく人を愛する力が。ラストに向けて、登場人物が結びついていく姿に共感を覚えた人もいるだろうが、私としては、アルマシーとキャサリンの出来事は、国境線を越えて生き抜いていく人たちが、世俗を忘れさせてくれる小説を読むようなものだったとしか思えない。ハナやキップやカラバッジオが、語り継いでいく悲恋物語だ。そう解釈した上で、そこそこの点数を献上する。
6点(2004-06-02 10:30:37)(良:1票)
2.  イン&アウト
結末に期待していたのに、…つまらん。
2点(2003-12-24 18:06:54)
3.  愛しのローズマリー
いろーんな意味で気分を害された。ちっとも笑えない。
1点(2003-12-24 18:04:47)
4.  イーストウィックの魔女たち
トウがたち始めた女たちが変貌し、淫らになっていく様は、小娘だった私にはちょっと気色悪かったけど、彼女たちと同世代になった今は、あんな経験をしてみたい…夢でもいいから…と…うっ寂しい…。 笑えないシーンもあるけど、全体的には許容範囲に入り、魔女と魔王(?)をかわいいとさえ思える。もっと年をとってからも楽しく見ることができるだろう。
8点(2003-12-24 18:01:05)
5.  陰謀のセオリー
面白かったけどぉ~…ラストが爽やかでぇ~…ジュリア・ロバーツの見せ場を作りたかったのかな~と邪推。視神経攻撃って、ダメ…「時計仕掛けのオレンジ」を思い出す…うげぇ…。
6点(2003-12-23 21:07:56)
6.  インソムニア
ジョージ・クルーニーが総指揮って…総指揮って何をするんでしょ???それはさておき、「寒そうだなー」が前編にわたる感想。それ以外は、…アル・パチーノだったら、もっと違う雰囲気を漂わせてくれそうなものなのに…と残念。
5点(2003-12-23 20:55:16)
7.  依頼人(1994) 《ネタバレ》 
面白かったのは間違いない。でも、冷静に考えると、1ドルで弁護を引き受けるとか、少年が殺し屋の恐怖に負けないとか、死体を発見しちゃうとか、遠くの配電盤(?)にピストルを打ち込むとか…できすぎちゃうんかい!と文句垂れたくなりますな。トミー・リーの露骨な野望優先検事は楽しませていただきました。JT・ウォルシュが雑魚扱いされていたのは哀れなり。
6点(2003-12-19 23:29:14)
010.42%
162.52%
252.10%
3197.98%
43916.39%
53615.13%
64820.17%
73615.13%
83213.45%
983.36%
1083.36%

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