1. インビジブル2
《ネタバレ》 前作と違うのは透明人間だけが敵じゃない点。 まあそれによってストーリーを追える感じはあったと思う。 しかしTVで見るに十分かな。 なんか次につながるような終わり方だったがこの薄さではもたない。 透明をもっと生かした方向性と、巧みなストーリー展開が必要。 でもTVでいいでしょ。 [地上波(吹替)] 5点(2011-08-15 00:32:06) |
2. イエスマン "YES"は人生のパスワード
《ネタバレ》 人生哲学的なコメディーですね。 多くを受け入れてゆく中に、自分のこだわりを発見するというのはスピリチュアル系では良くある話ではありますが、ある意味人生とはそういうゲームを楽しむ気持ちが必要だと共感しました。 否定や限界を自らが作って人生を苦しいものにしている。 エンドロールや音楽や劇中のバンドを含めて、全体的におしゃれ感があり、 そこはちょっと気に入ってます。 全体的になかなか良かったんではないでしょうか。 しかし、ジム・キャリーは歳をとりましたね。 これから先はなんとなく方向性を変えて行かないとと勝手に心配になりました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-12 00:29:26) |
3. イーグル・アイ
《ネタバレ》 前半まではけっこう面白かったです。シャイア・ラブーフはトランスフォーマーズの時よりもよくなりましたね。 これもやっぱり主人公が訳わからずに巻き込まれている話なので、理由がわかってからどうすんのかと思っていたらそっちは主人公からまずに別の人がではちょっと拍子抜けだし、そこまで完璧なイーグル君が随分間抜けなラストなんでそこがいけませんね。 かえって黒幕がイーグル君じゃなきゃもっと面白かったかも知れないです。 でもイーグル君登場前まではけっこう楽しめました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-12-09 02:16:29) |
4. 1408号室
《ネタバレ》 原作は未読ですが、もうちょっと主人公の暗部について観客に理解させる工夫が必要かと思いました。 ちょっとそこが唐突に主人公にダメージがある事である印象が薄い。 これでもかってくらいの恐怖と挫折感があってこそ、繰り返しの絶望感に繋がるのでは?という気がします。 私も、スタンリー・キューブリックが撮っていたらと考えましたね。無機質な静的恐怖感があった方がより怖いと思いました。 しかし、ジョン・キューザック演技は良かった。あの目つきはなかなか逝ってていいです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-10-07 01:01:04) |
5. インベージョン
《ネタバレ》 あまり期待していなかったせいか、良かったように感じました。 古典と最近これでもかの感染ゾンビ物ではあるんですが変わった演出が少し目を惹きましたね。 けっこう最初からネタバレで入っているのに、不自然な世界に不自然に併せて演技する主人公の緊張感が良かった。もっとハラハラドキドキにも行けたのを流れが止まらずに進行するところもこれはこれで良い気がします。 まあ、ややうけという所で良かったんではないですかね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-05-04 00:15:23) |
6. 犬神家の一族(2006)
市川崑監督のご冥福をお祈ります。 TVの追悼特別番組で2006年版を見ました。てっきり旧作を放送するものと思ってた自分はこれを見る事に。 旧作のファンであり金田一シリーズが大好きですが、これはあんまり見たくなかったですね正直。 どう作っても旧作と比べられてしまうのは必至でかなり違うものになってない限り旧作が名作なだけに...誰しもそう思っていたと思います。 でも映画を撮るのが好きだった監督ですから、それは今まで功労として少しでも長く映画を撮り続けられたのだからファンとしてはそれでよいという気持ちです。 作品は旧作に比べ恐怖ミステリーのどきどき感と人間の心模様の描写が、鮮明に映るカメラで返って粗が見えてしまうのが大変残念でした。俳優陣の演技力も力の入れようが旧作に負けていたように思います。 [地上波(邦画)] 5点(2008-02-21 01:10:59) |
7. イルマーレ(2006)
《ネタバレ》 韓国版は見ていないですが、すっきりしていて素直に良かった。 話は良くドラマにあるタイムトラベルものの変形と思います。良くあるのはどっちかが気付かないで思いを寄せる人に会い、時間という流れに流されてしまう。 この作品はそこにひねりが加わった形。 まあキアヌとサンドラブロックを観れていいんじゃないでしょうか。それ以上の深みは無いので期待しすぎずなければちょうどお手頃ラブストーリーと思います。 ラストで出てきたキアヌはサンドラブロックの方の時間軸に乗ったキアヌなので手紙を受け取ったキアヌではなく、流れが変わって急に派生した”ネオ”キアヌという事になりますね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-12-11 19:52:33) |
8. 硫黄島からの手紙
今観て来たてで書いてます。 猛烈に感動しています。 映画館に人が少なかった事を不思議に感じました。 もう何人(なにじん)とか関係無いですね。 これを作った人達に猛烈に感動と賞賛です。なのでこれは批評ではなく賛辞です。 今の日本人全員に観てもらいたい。作品はけっして商業的な狙いは無いと私は思います。なのでこれから観る人はそういう穿った心は捨てて観てもらいたいです。 もうどこがどうのこうのでは無く、今の日本人がどのような犠牲により今があるのかをこれによって感じて欲しい。無論それで戦争の全てが判るわけじゃないですが、根本はお互いを理解する。共感をする。という行為が戦争を回避させる事につながるという事がひしひしと伝わりました。先人たちの犠牲を後世が理解しないのでは何もかもが意味が無くなってしまいます。この映画を作ってくれた人の為にもその意味を理解してゆきたいと思います。ほんとうにこの映画を作ってくれてありがとうという気持ちです。 二宮君がこれを日本人は学ぶべきと言っていたのが良く判った。どこにもイーストウッド色やスピルバーグ色は無いですが、そういう色をつけずに作った彼らの心に感動しています。全編に流れるメインテーマの音楽がいい。台詞も日本人に違和感が無い。でもそういう事をどうでも良く感じさせる作品意図が全てにおいて勝ると私は思います。 今の平和がどうやって築かれたのかをこれに触れてその一端を見たような思いです。 なのでそれを知るのは後世の人の義務と思います。 [映画館(字幕)] 10点(2006-12-10 22:15:39)(良:1票) |
9. イーオン・フラックス(2005)
《ネタバレ》 なかなか興味深い作品と思いました。印象としては短編映画っぽくかつ良い意味で漫画っぽい。その2つの要素がこれをリアリティーを必要としないで、裏に潜むメッセージを重要視させているのだと思います。なので、これをバイオハザードとかマトリックスのトリニティーとして見てしまうと完全に物足りないでしょうね。CMとかがいけない気がします。自分も実際これを見るまではそういう映画だと思っていましたし。しかし、いい意味で裏切っていたと思います。この監督がアクションで行かずにしかも重たくしないで漫画っぽくした部分は興業的には失敗ですが、おもしろい試みだったと僕は思います。あとはその厚みじゃあないですかね。メッセージを訴える部分もさらっとしてしまったのが共感を呼びにくくしてしまったと思います。1本で描ききるにはちょっとテーマが大きかったかも。あくまで短編としてさらっと見るのがよろしいかと思います。シャーリーズ・セロンがこれを選らんだのがなんとなく判る気がする。クローンであるにせよ、マシンのような非人間のように見せる演技は上手いと思った。あと全般的に日本を意識させているのは何故なんですかね。そこは謎。忍者出したかったから?そこはマトリックスを意識? [DVD(字幕)] 7点(2006-11-20 01:08:39) |
10. イノセンス
《ネタバレ》 攻殻を観た時と同様、友人のついでで鑑賞しているので作品のディープな部分は全く知りませんが、攻殻と比べるとイノセンスは事件を通じて何を見るのかという点で自分には来るものが無かった。セルとCGの混じり具合もちょっと醒める。2作品を観て思ったのはやはりこれは草薙素子を崇拝する感があり、バトーではもたないんじゃ?それに、サイボーグがかわいそう、人形がかわいそうと言われても、そんな事ないよーもっとポジティブに考えようよってくらいに共感ができません。生きている実感。自分の存在感。自分が何者であるのか。というテーマについてはナイーブな世代でないと難しいのかも。(あー知らないうちに歳をとってしまった...。) [DVD(邦画)] 5点(2006-09-17 01:39:35) |
11. インビジブル(2000)
ケビン・ベーコンいいですね。作品はまあ透明人間ものでありがちな展開から、パニック映画に無理やり行っている感じ。 5点(2004-10-19 22:58:10) |