1. イカロス 片羽の街
《ネタバレ》 良さがまったくわからない。 秦基博のことをよくわかっていない。 というか、秦基博のことをよくわかっていない人が見てはいけない映画だろう。 なんで見たのか、自分がわからない。 [インターネット(邦画)] 3点(2025-05-26 20:17:37) |
2. イントロダクション
《ネタバレ》 さまよえる青年を三部構成で描いているが、時間軸がよく分からない。 それぞれの話はとりとめのない内容で特に興味を惹かれなかった。 第一部 青年は医者をやっている父親を訪ねる。 その医院で勤務している女性に何故か抱きつき、愛していると言う。 第二部 青年の彼女は裁縫の勉強をするためにドイツに行ってしまった。 青年は彼女を追いかけドイツに渡る。 ドイツで彼女と会った青年は彼女に抱きつく。 第三部 青年の行く末を案ずる母親は、青年を有名な俳優に会わせる。 その俳優から酒をたくさん飲まされ説教までくらう。 その後、青年は海に意味もなく寒い海に入る。 [インターネット(字幕)] 4点(2025-05-14 07:09:08) |
3. インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
《ネタバレ》 売れないフォークシンガーが家なしで彷徨う話。 ロードムービー的面白さもあり。 一番楽しめたのは足の悪い爺さんとその運転手の車に同乗したところ。 この爺さんがクセが強いわ、最後も凄まじいわで、コーエン兄弟の本領が発揮されていた。 キャリー・マリガンは、顔は可愛らしいのに性格はかなりキツめで口も悪いという、この見た目と性格とのギャップが面白い。 [DVD(字幕)] 6点(2025-05-04 16:50:24) |
4. いつまでも君を愛す
《ネタバレ》 序盤から中盤にかけてフィルムが一部焼失してるんじゃないなと思うほど内容が分かりにくかった。 要するに男の子どもを妊娠した途端捨てられ、幼き娘を一人で育てるシングルマザーが、やがて愛してくれる別の男と出会うまでを描いた内容。 かなりシンプルなストーリーなのに、何故にこここまで分かりにくいのか永遠の謎。 この作品を見る人は皆無であろうから、尚さらこの謎は解けないに違いない(わたしはフィルム一部焼失説に一票)。 [インターネット(字幕)] 3点(2025-05-02 07:19:32) |
5. イグアナの夜
《ネタバレ》 リチャード・バートンが常に汗だく、髪はベチャベチャで主人公を熱演、この人の演技だけで既に優れた作品になっている。 そこに絡む女性たち。 登場する女性それぞれが個性や魅力を発揮していた。 ビーチボーイズの二人組も非常にユーモラス(終始、上半身裸なのは反町隆史と竹野内豊に共通した特徴)。 じゃあなぜ6点なのか? それはストーリー進行のリズムの悪さ。 決して展開が遅いわけではないが、メリハリがなく一定のペースで淡々と進んでいくので長く感じた。 [インターネット(字幕)] 6点(2025-02-25 15:56:00) |
6. 糸(2010)
《ネタバレ》 なかなかセンスの良いアップテンポなBGMで、しかもモノクロサイレントで最後の最後まで内田理央を魅力的に映し出す。 こりゃサイコーじゃんよー!と陽気に見ていたら… おいおい、なんだよコレ、怖いよー。 最後に見事気持ち良いくらいに落とされた! なかなか刺激強め、後を引く。 [インターネット(邦画)] 6点(2025-01-13 17:15:12) |
7. 色あせてカラフル
《ネタバレ》 この地味な中編が登録されていたことがまずすごい。 手作り感があってチープな印象。 ただ言いたいことはとても共感できる。 過去の嫌な思い出を引きずらないで生きていこうや! というシンプルで前向きなメッセージは悪くはない。 過去が嫌で東京に出てきたけど、過去を吹っ切れたから田舎に戻ったということね。 東京という場所をそんな一時逃れの場所に使ってほしくはないけどね。 (そんなわたしも若い頃、一時逃れの目的で沖縄という場所を使ったのはナイショ!) [インターネット(邦画)] 6点(2024-12-20 22:30:46) |
8. 偽りのないhappy end
《ネタバレ》 結局、2人の姉とも妹のことを分かっていなかった。 姉たちは妹が亡くなった理由や失踪した理由について自分にとって都合の良いように解釈したかった。 その都合の良い解釈を邪魔するものはこの世から葬り去りたい。 そういった人間のエゴと闇を描いたミステリーなのだが、自分にとってストーリーの把握が難しく分かりにくかった。 タイトルがカッコいい(響きがいい)のだけれど、タイトルに偽りがあるね。 爽快感すら覚えるバッドエンドだからね。 [インターネット(邦画)] 4点(2024-12-16 21:05:13) |
9. 1秒先の彼
《ネタバレ》 山下敦弘監督が好きなので、苦手なSFだけど挑戦してみた… 結果やっぱり苦手だった。 奇想天外過ぎて全くついていけない。 SFじゃなくてこんな雰囲気のフツーのラブストーリーなら面白そうなのになあ。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-12-02 23:12:00) |
10. イメージの本
《ネタバレ》 この作品に限らず、ゴダールの作品を沢山見てきて感じることは、ゴダールは戦争が大好きだということ。 戦争や革命や暴力や拷問、そういったことが大好きなんだろう、本作に限らずしつこく描き出してくる。 理解しにくい言葉の洪水で、何度巻き戻してゴダールの言葉に耳を傾けても、その言葉の数々は理解に至らない。 そもそもゴダールは、見ている人が理解できるように作っていないのではないか。 ゴダールは映画に対する常識を覆すことに力を注いできた。 映画とはこうあるべきという常識に囚われることなく、独自の映画表現を貫いてきた。 理解することは難しくても、それを見て感じることに意義と価値がある。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-10-04 09:46:06) |
11. イワン雷帝
《ネタバレ》 セルゲイ・エイゼンシュテイン渾身の傑作ということだが、確かにそうかもしれない。 イワン皇帝の鬼気迫る演技はもちろんのこと、衣装や小道具にいたるまで本格的な佇まいだ。 イワン皇帝がここまでロシア統一に身を焦がしたのは神の思召しによる使命感からなのかもしれないが、そんな疲れることは辞めた方がいいとしか思えなかった。 つまりここまで頑張る皇帝に感情移入はおろか理解すらできなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2024-09-15 17:10:58) |
12. いざなぎ暮れた。
《ネタバレ》 毎熊克哉の身体を張った演技、武田梨奈の美脚だけで満足。 二人の深い愛にお腹いっぱい。 どことなくチープな作り、無理矢理すぎる暗証番号の謎解き、魅力を感じない島根県の風景等ツッコミどころも多いが、なんとなく憎めないのは真剣にこの映画を作ったのが伝わってくるからだろう。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-09-02 23:20:37) |
13. 家からの手紙
《ネタバレ》 初シャンタル・アケルマン。 これは唯一無二のドキュメンタリー映画だ。 やたらと寂しがり屋の母親が娘に宛てた手紙が朗読される。 背景には寒々としたニューヨークの街並みと殺伐とした地下鉄の映像が垂れ流される。 沢山の手紙が朗読されるが、どの手紙も内容は似たりよったり。 おまけに背景の映像も心が荒むようなニューヨークの風景なので非常にキワモノ的な内容に仕上がっている。 手紙が朗読されている間は街や地下鉄の騒音は消されるのだが、終盤に入ると手紙を朗読している間も騒音が消されなくなった。 つまり終盤での手紙の朗読はほとんど聞こえず、こちらとしては手紙の内容が分からない。 これは母親からの手紙がやがて娘の意識に入らなくなったことを意味しているのだろう。 確かに同じような内容の手紙を頻繁に送られても、途中から読む気も失せそうだ。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-08-29 13:15:51) |
14. 市子
《ネタバレ》 映画を見ていて久しぶりに息苦しさを感じた。 それくらい重い内容の作品。 妹の人工呼吸器を外すシーンは更に息苦しくなった。 あまりに切なすぎるシーン、もう二度と見たくない。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-08-09 00:04:34) |
15. 偽りの花園
《ネタバレ》 悪い女性を演じさせたらベティ・デイヴィスの右に出る者はいないのではないだろうか。 それくらい凄まじい演技、というか演技ではなく素のベティ・デイヴィスなのではないかと思うほどに凄い。 本作の優れているところは、単にベティ・デイヴィスの一人勝ちとするのではなく、夫を見殺しにしたという十字架を背負い、いずれ娘から正義の鉄槌を喰らわせられると暗示させたところ。 雨の中、恋人と歩き去る頼もしい娘を窓から眺めるベティ・デイヴィスが何とも言えない奥深い余韻を残す。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-08-02 20:21:19) |
16. 一分間タイムマシン(2014)
《ネタバレ》 ヤバイ、これは二度見たけど分からず。 いやらしいのは男だけでなく、むしろ女の方だったというオチで合っているのかな? 自信なし… [インターネット(字幕)] 3点(2024-05-27 14:07:06) |
17. 居酒屋兆治
《ネタバレ》 情緒あふれる函館を舞台に語られる、切ない男女の物語。 こんなにもお互いのことを思い続けるなんてことが出来るのか。 だからこそ別れが格別に切ないわけで。 ラスト、店で酒を一杯飲み干す高倉健。 味わいのある演技だなぁ。 これは高倉健だからこそのシーンだね。 他の出演者たちも多士済々で豪華なメンバー。 それぞれ人間味があって、楽しくて存在感のある演技をしている。 高倉健と大原麗子の話だけでは、ここまで楽しい映画にはなっていないはず。 この映画の魅力は、脇役の活躍あってこそのものだ。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-05-20 21:43:29) |
18. 一日だけの淑女
《ネタバレ》 淑女だかなんだか知らないが、婆さんが主人公の映画は趣味に合わない。 題名でネタバレしているので、何かどんでん返しでもあるかと少しだけ期待はしたものの、予定調和に結婚式は行われハッピーエンド。 何が面白いのか分からない。 最後まで見るのが非常に苦痛だった。 [インターネット(字幕)] 2点(2024-04-17 19:53:52) |
19. 今はちょっと、ついてないだけ
《ネタバレ》 「今はちょっと、ついてないだけ」 この作品名がいいね。 登場人物たちの辛い過去が描かれる部分は、暗い内容ばかりで、あまり好きになれないなぁとか思ってた。 だけど私は単純だ。 その後、シェアハウスに集う仲間たちの楽しそうな未来が垣間見えた時、いい映画だなぁ!と思った。 主題歌がエンドロールに流れている時、なんだかジンワリきちゃったりして、単純に心温まった。 これから辛い時には、 「今はちょっと、ついてないだけ」 と考えるようにしよう! そう前向きになれる素敵な映画だった。 [インターネット(邦画)] 8点(2024-04-14 12:48:19) |
20. インサイド・ヘッド
《ネタバレ》 家族愛を描いた内容には好感を持った。 頭の中を表現する手法も斬新で面白い。 カナシミは余計なキャラかと思っていたら、最後に大活躍してその存在意義に納得! [インターネット(字幕)] 5点(2024-03-30 14:18:11) |