1. いつか読書する日
《ネタバレ》 田中裕子って、つくづくいい女だよなあ。 声、なのか。 眼差し、なのか。 よそよそしい会話から、一瞬でその垣根が取り払われる瞬間は見応えあった。 ただね、大人なんだから、もっときれいに抱いてほしい。 そんな心の余裕がないほど求めあっていたのかもしれないけど、「全部、して」からの落差がひどくて、返す返すもそこが残念。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-06-06 12:37:17) |
2. イングロリアス・バスターズ
《ネタバレ》 メリハリが効いていて見応えのある映画だった。 まあほとんどメラニー・ロラン目当てで観たのだけれど、ほかのキャストも素晴らしい。 ナチスのランダ大佐も憎たらしくて最高のはまり役。酒場での銃撃戦も最高の緊迫感。 ラストの映写室でのやり取りも、メラニーの真紅のドレスが映えて悲しくも美しい。 史実に基づくかどうかはさておき、映画として面白かった。 メラニー・ロランはいいね。 [インターネット(字幕)] 8点(2023-02-14 07:48:51) |
3. イーグル・アイ
《ネタバレ》 いやー面白かった。 公開当時に観たけど、ストーリーさっぱり覚えてなくて、2回得した気分だわ。 でもね、一度自分の提案を拒否されたくらいで、大統領ら国家の幹部を皆殺しにするって、度量が狭すぎだぜ、アリア。 車のナビなんて、何度道案内を無視して他のルート行っても、健気に新しいルート検索して提案してくれるぜ。あんなに金かけてナビ以下? しかし、このサイトでスタッフの欄見て初めて知ったんだけど、アリアの声って、ジュリアン・ムーアがやってたんだね。もう一回観たくなったじゃないか。 そこに加点。 それと、イーグル・アイのぐるっと360度の記憶媒体?、装甲騎兵ボトムズのワイズマンそのまんまだった。もしかしてボトムズ観た?(笑) [インターネット(字幕)] 7点(2022-01-10 18:29:44) |
4. イルマーレ(2006)
《ネタバレ》 時間を超えた手紙のやり取りの中でデートする二人。 自分の好きなものを伝え合い、会えないもどかしさに思いが募る。 そりゃ恋に落ちるよね。 いつどこにいても恋人につながるツールを手に入れた私たちは、得たもの以上に大きな何かを失っている気がしてならない。 仕事は順調だけど、人生はそれだけじゃない。 心の通い合うパートナーがいてくれることがどんなに人生を豊かにしてくれることか。 そんな二人が結ばれるハッピーエンドは、亡き父親が遺してくれたレークハウスで起こる奇跡。 キャストも最高。 ロマンスはこうでなきゃ。 [インターネット(字幕)] 9点(2021-12-28 14:47:26) |
5. インサイド・マン
《ネタバレ》 豪華キャストということ以外は、予備知識なしで鑑賞。 まず、二日間の中の出来事という短い時間と、銀行内という限定された空間の設定が良かった。 これが心地よい緊迫感を生んでいる。 そしてクライヴ・オーウェンの抑えた演技の凄みと、デンゼル・ワシントンお得意の偽悪主義的なチャラさもバランスが良い。 扱うのが戦争犯罪という重いテーマであるのとは対照的に、劇中の会話は非常にスタイリッシュに展開していく。 ジョディ・フォスター扮する弁護士とデンゼル・ワシントンの会話は、スマートすぎて少し鼻についた。 銀行内に裏部屋を作るって、元の部屋が狭くなってるんだから、銀行員が絶対気づくと思うのだが、そこが最大の見せ場になっているのは問題。 で、クライヴ・オーウェンって、結局何者? [インターネット(字幕)] 7点(2021-04-18 19:37:32) |
6. イエスマン "YES"は人生のパスワード
《ネタバレ》 ジム・キャリーの『ライアー・ライアー』と勘違いして、すでに観た映画だと思っていたのだが、キャストを見るとズーイーの名前が。 いや、これ観てないじゃんってことで、ほぼズーイー目当てで鑑賞。 嘘がつけないってのと、イエスしか言えないってのはほとんど同じな気もするんだが。 しかし、いい映画だった。 イエスしか言わないってのはちょっと無理だけど、何でも前向きに挑戦してみるってのは大事なことだと思うし、それで自分自身が変わっていくっていうのは、確かにその通りで、ジム・キャリーの過剰な演技がピッタリハマっていた。 そしてアリソン役のズーイーがいい。 とにかくいい。 肩の力抜いて人生を楽しんでる彼女は、最高に魅力的。 特に、野外コンサート会場に忍び込んで、二人で歌うシーン。ここ何年かで観た映画の中でも、一番キュンときた。 笑いとロマンスのバランスがちょうど良く、終始心地よい。 何度も観たくなる、そんな映画。 [インターネット(字幕)] 9点(2021-03-14 21:52:38) |