1. イコライザー
《ネタバレ》 《終盤のホームセンターで、ギャングから逃れた従業員たち、なぜ警察に通報しないんだ。》 いや、いいんですよ。 《なぜ主人公は、殺したギャングの銃を奪わないんだ。》 いいんです それでいいんです。 この勧善懲悪・胸スッキリ映画にツッコミは不要です。 だって、警察に通報したら主人公の活躍がなくなるじゃないですか。 それに、アメリカ映画での警察って、とことん無能ですから。 銃であっさり殺すの、もったいないです。 砂や、有刺鉄線や、ドリルを使って、バリエーション豊かに殺さないとね。 極悪人にはそれなりの死に方をしてもらわないと。 弾1発で死んでもらう訳にはいきません。 たった3日後には、モスクワでラスボス退治してくれました。 いやいや、爽快な映画でした。 [インターネット(字幕)] 9点(2021-04-28 22:13:00) |
2. 1917 命をかけた伝令
《ネタバレ》 全編1カットという宣伝文句につられて観ましたが、流石に1カットではないですね。 それにしても、地下壕のネズミのシーン 空中戦のシーン 崩落した橋を渡るシーン 一体、どうやって撮影したのだろう‥‥と感心するばかりでした。 ほとんど、人間の目の高さで撮影されている処にも工夫を感じました。 アカデミー撮影賞受賞大納得 ストーリー自体は多くの制約の為か、単純でした。 美しい草原と廃墟となった街、美しい川とその川辺に漂う腐乱死体 こうした、対比も戦争の愚かさ・人間の愚かさを伝えているように思いました。 [インターネット(字幕)] 8点(2020-12-20 22:02:07) |
3. 生きる
久し振りに‥‥本当に久し振りに鑑賞しました。 以前観てから、恐らく40年前後経っていると思います。 観る方が年をとっても、良質な映画は古くならず、我々に感動を与えてくれます。 何より、あの志村喬の演技力の素晴らしさ 殆んど、まばたきをせず、目力で観る人に訴えて来る‥‥ 観終わった後、暫く涙が止まりませんでした。 現在、リメイク版(タイトルは「Living」)を英国で製作中と聞いています。 どんな作品になるのか、楽しみです。 [DVD(字幕)] 9点(2020-09-11 22:47:53)(良:1票) |
4. 移動都市 モータル・エンジン
《ネタバレ》 映像はなかなかのモノでした。 都市全体が移動しながら、他の都市を吸収していくという設定 これは、面白い。 ただねぇ‥‥ 他の方も書かれていますが 主役級の2人 トムとヘスター・ショウ この2人に何としても魅力がない、華がない。 折角、ヒューゴ・ウィーヴィングの悪役ぶりがハマっているのに‥‥ それに、シュライクって、この物語に必要でしょうかね? あれだけ「誓いをはたせ!」「約束を守れ!」とヘスター・ショウに迫っておきながら、最後はあっさりと諦めるし‥‥ ほとんど、この作品にとってシュライクは意味が無いように思えます。 どうも、ちぐはぐを絵にかいたような 消化不良の映画でした。 他の制作陣で、観てみたかったですね それでも、映像は良かったので5点 [インターネット(字幕)] 5点(2020-07-24 12:37:09) |
5. インターステラー
《ネタバレ》 169分という長尺の作品ですが、ダレることがありません。 終始、ピンと張った緊張感が持続していて、一言でもセリフを読み飛ばすと、置いてけぼりをくらいそう。 そんな映画だと思います。 個人的には、「2001年宇宙の旅」に次ぐSF作品だと思っています。 主人公が迷い込んだ(あるいは招かれた?)5次元空間の映像は素晴らしいです。 年老いた娘と、娘よりもはるかに若い父との数十年ぶりの再会のシーンは、心にいつまでも残りそうです。 ショートカットのアン・ハサウェイも魅力的です。 [インターネット(字幕)] 9点(2020-07-19 22:17:35) |
6. イコライザー2
《ネタバレ》 う~ん‥‥何とも残念 前作では、その場にある物だけ用いて19秒で敵を倒していました。 この設定に、こだわって欲しかったですねぇ。 出来るだけ、ピストルは使って欲しくなかったです。 とは言え、主人公ロバート・マッコールの無敵の強さは痛快 映画自体はまずまず楽しめました。 次作に期待します。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-01-27 01:51:26) |
7. インクレディブル・ハルク(2008)
《ネタバレ》 アイアンマンが自らの意思による変身(というかマシン装着)なのに対して、こちらは人体実験により作り出されたモンスター 心拍数が上がりすぎると変身を始めて、緑色で強大なパワーを有する大男になる。 ひとたびハルクに変身すると、理性のかなりの部分がなくなり、超暴力的になってしまう。 しかも、本人は普通の人間に戻りたいのですから、望んでヒーローとなったアイアンマンと比べるとだいぶ可哀そうな設定ですね。 全体的に暗いイメージの映画でした。 苦悩ばかりが強調され、若いにも関わらず、愛する女性との行為も出来ないという可哀そうな主人公でした。 この後、アベンジャーズのメンバーになるきっかけや、メンバー内での活躍が楽しみです。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-09-22 00:59:13) |
8. イエスマン "YES"は人生のパスワード
《ネタバレ》 楽しい映画でした。 何よりも主演のジム・キャリーが最高です。 この人「マスク」の主演俳優ですよね。 「マスク」をもう一度、観たくなりました。 顔芸の上手さで、この人の右に出る俳優は、なかなか居なさそうです。 近所のおばさんから、「あなた、溜まってるでしょ」と言われてフ◯ラ◯オしてもらうシーンの顔芸‥‥最高でした。大声で笑ってしまった。 それまで、全てにおいてネガティブ思考で「No」を繰り返していた主人公が、「Yes」思考に変わったことにより、周囲の対応も変化し、やがて幸福を手に入れる。 結構、人生にも通じるものが有り「人生には楽観主義・ポジティブ思考が大事だぞ」と考えさせられる映画でした。 見終えた後に幸福感が残る映画って、なかなか有りませんよね。 そんな幸福感を感じた作品でした。 相手役のズーイー・デシャネルも可愛く適役。ヘルメットもGood 8点です。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-09-13 03:43:21) |
9. 1408号室
《ネタバレ》 このホラーは好きです。 血なまぐさくないし、結局1人も死なないし。 ホテル側も、これで心置きなく廃室にできるし。 ホラー映画の怖さとしては、「シャイニング」や「リング」を10ドクロとして、これは4ドクロぐらい。 最後は、夫婦が寄りを戻して、まずまずのハッピーエンドでした。 ラストで、カセットテープの死んだ娘の声を聞いて、妻が驚いていましたね。 してみると、両親の寄りを戻すために、現世に一時戻ってきたのでしょうか。 それにしても、支配人に「この部屋で56人も死んでいるのだから、泊まるのは止めておけ」と言われた時点で、例え仕事であっても私なら泊まりません。 というか、例え隣の部屋でもイヤです。 怖いですよ。 [DVD(字幕)] 7点(2019-09-08 21:58:09) |
10. インモータルズ/神々の戦い
《ネタバレ》 ギリシャ神話モノは好きなんですが、本作はどうもねぇ。 大作にしたい、大作を作ろう‥‥‥としたが、中途半端に終わった映画、という印象です。 肝心の弓は殆ど活躍しないし、最後の決戦も迫力不足 神々は、思いのほか弱いし、見どころが余りないという印象ですね。 あれ程「人間に干渉するな」と言っていたゼウスが、ラストでは先陣切って人間のために戦っているじゃないですか。 それならそれで、ゼウスの心変わりの場面が必要ですよね。 まぁ、ギリシャ神話の神々って、人間並みに俗っぽいし、身勝手で、煩悩の塊りのような部分は有りそうですが。 [インターネット(字幕)] 5点(2019-08-26 23:44:29) |
11. インセプション
《ネタバレ》 難解な作品で1度観ただけでは、よく判りませんでした。 なので、2回連続して鑑賞しました。 「夢のまた夢」などという慣用句が有りますが、この映画は「夢の夢の夢」 しかも、階層ごとに時の刻みも異なり、その中で受けた依頼を遂行していく。 非常に緻密で、良く出来た脚本だと思いました。 俳優陣も嵌っていました。 ラストシーンで主人公が回したコマは、少しずつ回転がブレかかっていましたね。 してみると、現実なのでしょうね。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-08-11 02:56:00) |