1. インソムニア
犯人を追い詰めて行く時、刑事のアル・パチーノは深い霧の中で間違って相棒を撃ってしまい、なぜか嘘を固めて証拠を隠滅していくのですが、あれは事故(不眠症で疲れていたし)だから正直に警察に話せばいいじゃんと思っていました。しかし話が進むにつれて冒頭のシーンの謎が解けると、証拠隠滅の理由もわかり、すっかり納得させられた。またこの映画をさらにおもしろくしたアル・パチーノの演技がうまい。さらに不眠症の症状を的確に表現したクリストファー・ノーランの演出もみごとです。 8点(2002-09-22 22:36:02) |