21. 30デイズ・ナイト
《ネタバレ》 タイトルにあるように30日間のサバイバルなんですが、緊迫感は全くないしとても30日も過ごしてるようには見えなかったな。終盤、完全に包囲された主人公がとった行動にはグッときましたが、ヴァンパイア同士の戦いにしてはショボ過ぎ。 30日間太陽が沈んでいる、氷と雪に閉ざされた街は「遊星からの物体X」を思わせ雰囲気はあったし、それを見下ろしているヴァンパイアのシルエットはカッコよかった。でもヴァンパイアらしいのは、強さと血を吸うってとこだけでボス以外はただの暴徒。人間とヴァンパイアの攻防も行き当たりばったりだし、やたらアップを多用していて観づらくシーンの全景が分かりづらい、その上ぶつ切りと全く印象に残らない音楽がダメでしたね。無駄に長い上映時間もマイナス。 サム・ライミが製作で彼の設立したホラー専門の会社「ゴースト・ハウス・ピクチャーズ」の作品ですが、同じくホラー専門の会社であるロバート・ゼメキスの「ダーク・キャッスル・エンタテインメント」に比べるとセンスと質がかなり落ちますね。ライミはもうホラーを撮る気はないのかな? [映画館(字幕)] 3点(2009-08-24 20:31:30) |
22. サマーウォーズ
《ネタバレ》 大家族というか一族でしたね。この映画のSNSの仮想世界であるOZの設定、ビジュアルはとてもよく出来ていて、アバターも可愛らしい絵で実際にあったら是非やってみたいなと思うほど魅力的だった。ただ、あれだけ世界中を牛耳っていると言って過言ではないOZのセキュリティにしては甘すぎる。最後も開発者とはいえ侘助一人でどうとでも出来そうだったし、主人公とヒロインはあまり役に立ってなかったような。そこらへんもっと練って欲しかった。まぁでも、一族がアバターで出てきた時やピンチに世界から続々と集まってくるトコは良かったな。アナログなネットワークである家族(一族)とデジタルなネットワークであるインターネットの対比が面白く、昨今のネット社会への警鐘的であった。ネットに依存してる人はどう感じたのだろう。 田舎の古風な団結力満々な一族は強かったですね。特に凛としていた祖母ちゃんはカッコ良かったな。 [映画館(邦画)] 6点(2009-08-01 22:04:33)(良:1票) |
23. 魁!!男塾(2007)
《ネタバレ》 原作は愛読しておりました。主演の坂口拓は結構好きですが、男塾の桃を演じるにあたってもうちょっと重さが欲しかった。いつも通りのボクサーのようなパンチ連打と蹴りが主体で桃とは違うんだよな。軽快なアクションはさすがですが「マジ当て」に拘るのもいいけど、それが上手く表現出来てなく凄さが伝わり難いのが勿体無い。全体的に線が細い人ばかりで原作の筋骨隆々な男達のバトルとは程遠い。 配役に関しては一号生、教官は概ね満足というか、適任という程にピッタリ。特に松尾と田沢は最高でしょう。ただ、虎丸はもっと体格がよくて見るからに豪胆な人を使って欲しかったな。あと二号生筆頭、明石剛次の噛ませ犬っぷりにはとても萎えた。雑魚扱いじゃん…。 驚邏大四凶殺(映画は大三強殺)は一人削った所からして無理だったわけで、冨樫の男の純情を表現したかったのかも知れないが、女子高生とのシーンとか無駄なところが多かった。繋がりも悪くエピソードを絞って欲しかったな。秀麻呂からの視点ってのもいいけど、原作前半の馬鹿っぷりエピソードだけでも良かった気がしますね。 かなりの低予算だったようで、田舎の廃校になったと思われる小学校(校庭に児童向けの遊具がありますが、それはそれでおバカっぽく男塾的にアリ。)、この手の作品にありがちな商店街などでの撮影を余儀なくされてます。もうちょっとお金を集めて続編に期待したいです。 [映画館(邦画)] 4点(2008-02-08 23:42:37) |
24. さくらん
原作既読。難しそうな題材ながらそれなりにまとめてあって好印象。サイケデリックな色調と美術は花魁の世界にハマっていた。土屋アンナは見た目が原作のイメージかなり近いが喋るとアレだった。軽くなりがちだったが石橋蓮司、夏木マリが作品をシメていたかな。全体的に雰囲気は良かったですね。椎名林檎の曲は今まで聴いた事ありませんでしたが、この作品にとても合っていた様に思います。まぁ音楽で誤魔化している気もしますけども。そういえばレイティングがPG12ですがR15は必要かと。 [映画館(邦画)] 6点(2007-02-28 21:27:22) |
25. サイレントノイズ
《ネタバレ》 EVP(エレクトロニック・ヴォイス・フェノメナ=電磁伝達現象)。世界中にあるAV機器すべてで霊からのメッセージを受信できるそうです。かなり想い込みの要素が強い気がしますね。 最愛の人に会いたいがためにリスクを知りながら霊界に干渉する人間、その人たちを始末したいがために人間を操っている悪霊。悪くは無いけど霊が予知までするのはやりすぎかも。ますますEVPってのが胡散臭く思える。悪霊に操られている人間がいるのは面白いけど、結局連れて来たら直接攻撃してるんだから悪霊が最初から自分等で手を下せば早いのにね。悪霊も悪霊ってだけの説明で、その理由もフリも無く全体的に消化不良気味。もう一ひねり欲しかった。 [映画館(字幕)] 5点(2006-10-12 01:21:27) |
26. ザ・フォッグ(2005)
70年代の作品か?と思ってしまうようなバレバレでベタベタな展開と地味さ加減が寂しいなと。テレ東の昼か深夜にやるのが似合いそう。嫌いじゃないですけど。 [映画館(字幕)] 5点(2006-08-02 23:23:10) |
27. サイレントヒル
《ネタバレ》 原作のゲームは未プレイ。この手の作品で126分もやらせてもらえるとは原作のファンらしい監督も嬉しかったでしょう。退廃し暗く陰湿な廃墟の街並みや生理的にいやーな動きのクリーチャーなどビジュアル的によく出来ている。大分大掛かりなセットを組んだようでかなり雰囲気出てましたね。 三角頭のゴツイ人の皮剥いで殺すやり方はなかなか新鮮だった。でも皮って脆そうだけどね。アンナの面の皮は厚そうでしたが、全体的に厚かったのかな? 「子供にとって母親は神様」。善と悪に分かれていた娘は異世界で、神である母親と二人で幸せに暮らすのかな。母親にとってはいまいちアレなようだけど解釈の仕方もイロイロありそうですね。過去の世界、現在、霧に包まれた世界、そして闇。上手くまとめて交じり合ってたな。さすがマニアな監督だわ。 日本はPG-12で公開しているけど甘いんじゃないのかなぁ?ラスト付近の火炙りと有刺鉄線(関係ないですが有刺鉄線に突っ込んだコトありますけど、洒落にならん痛さです。)のシーンは小学生には保護者同伴程度じゃ不味いと思うけどね。現実社会もありえないような事件が頻繁に起こっているし、ゲームの世界もレイティングが厳しくなってきている。映倫よ、お飾りじゃないんならしっかりやれ。 [映画館(字幕)] 8点(2006-07-21 01:22:38)(良:1票) |
28. ザ・リング2
《ネタバレ》 サマラが単なるモンスターの扱いなのが勿体ないと言うか終わっていると言うか。封印するにしてもアレは定番的過ぎるなぁ。サマラは何故この母子に執着したんだろ?ビデオ見た母子はこの二人しかいなかったのかな?それにしても母親が恋しいなら実母のトコに行きゃ良いと思うんだが。脚本が甘い。 [映画館(字幕)] 3点(2005-06-27 21:42:27) |
29. THE JUON/呪怨
日本劇場版に若干ビデオ版を取り入れただけの、今までの集大成というか良いトコ取りで上手くまとめた印象。「ハリウッドでナンバーワンを獲得」という言葉に弱い一般層や邦画は観ないが洋画なら観るという方々を取り入れるにはもってこいな作品に仕上がったかな。ビデオ版と日本劇場版もレンタルで高回転するかもね。ハリウッドでナンバーワンを獲得するとは同じネタを引っ張り続けた清水監督も満足だろうけど、偉大な一発屋にならんことを祈りますわ。続編も決ったらしいけど慎重にね。 6点(2005-02-15 21:54:08)(良:1票) |
30. ザブングルグラフィティ
《ネタバレ》 タイトルにある通り「グラフィティ」ですから、名場面チックな作品になりますね。しかし富野の才能なのか、しっかりストーリーになってしまっています。テレビ版を見てるモンとしても満足。アーサーのファンも嬉しいサプライズが。突っ込みどころ満載にも関わらず、魅力あるキャラクター、素晴らしい音楽、絶妙な演出などで、ソレをさせない所があります。とてもやっつけ仕事とは思えん。富野はこの頃は非常に良かったな。 [映画館(邦画)] 8点(2004-01-24 17:30:10) |
31. サイクロンZ
ジャッキー、サモ・ハン、ユン・ピョウの人気トリオが再結成。怪鳥ユキーデとの対決シーンは凄い。 6点(2004-01-11 00:04:44) |
32. サイボーグ009/超銀河伝説
ハインリッヒがカッコ良すぎ。とてもちびまる子ちゃんのナレーターを演ってる人とは思えん。 6点(2003-10-31 00:50:04) |
33. サウンド・オブ・ミュージック
昔のミュージカル物は良い作品が多いね。今時のゲームばかりしているガキンチョに見せてやりたい作品。 9点(2003-10-26 17:19:27) |
34. サイコ(1960)
有名なシャワーシーンと音楽、そしてあのオチは強烈だった。 8点(2003-10-26 17:04:16) |
35. サンタクロース
歌がよかった。童心に帰って見ましょう。 5点(2003-10-22 02:33:36) |
36. 座頭市(1989)
《ネタバレ》 勝新の存在感が凄い。バイオレンス度も高く、濡れ場もあったりで主演監督の勝新はすき放題やったな、と。出演しておきながら、「バカ野郎、ロッカーは死なねぇんだっ!」と、なかなか死ぬのを承諾しなかった内田裕也はガチ。 9点(2003-10-21 23:55:57) |
37. サスペリア(1977)
アルジェントの色彩溢れる映像と、残虐な殺し方が斬新だった。ゴブリンの音楽が恐怖を増幅させる。 9点(2003-10-19 15:38:06) |
38. サイコ2
可もなく不可もなく。 5点(2003-10-19 14:47:07) |
39. 里見八犬伝(1983)
豪華で魅力あるキャラクターばかりで良かったな。アクションはさすがJAC。 8点(2003-10-19 14:22:42) |
40. ザ・フライ
このリメイクは大成功でしたね。 8点(2003-10-18 21:21:42) |