21. ザ・コア
《ネタバレ》 SFとは言え、非科学が過ぎる印象がある。あんな乗物を作る物質も、破壊性のあるビームも非現実的であるというのは目をつぶるにしても、衝撃に脆いはずのダイヤモンドに傷つけられてしまうとか、傷ついたユニットを切り離す仕組みって操縦ユニットが傷ついたらどうするんだとか(せめて傷つきやすい後ろにしておけ)、何より地球の中心に行けば無重力になるはずだろうと思っていたのに、そういう演出が何もなかったのは拍子抜けしてしまった。無難な話の進め方をしているので、まったく楽しめない映画ではないが、誰かにお勧めできるものではない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-09-22 18:15:56) |
22. ザ・サークル
《ネタバレ》 ああ、これはダメ。トム・ハンクスが出てるから見たけど駄作。公開のとき、ITやSNSの暗黒面みたいな話に惹かれそうになっていたが、映画館に行かなくてよかった。【ネタバレ注意】いくら技術やネットが進むとはいえ、みんながみんなプライベート丸出しの世界を受け入れるという世界観にリアリティがない。まして、トイレ以外は映像で監視されるって、それはもう犯罪者扱いだよね。そもそも、うっかり夜の生活まで覗かれてしまうとか、その場に誰がカメラを置いたり、それを気にせず生活していたというのも不自然。そうなるだろうという結末も、あまりにあっさりしてて「それで終わっちゃうの?」という感じ。 [インターネット(字幕)] 4点(2020-01-21 17:09:58) |
23. サブウェイ123 激突
《ネタバレ》 凡作。映画としての体裁をなしてないとまでは言わないが、つまらない。【ネタバレ】もともと事前情報からも面白そうな感じがしなかったくらいだが、冒頭から早送りだのストロボ効果のような映像表現を使いすぎ、「なんだか映像でごまかそうとしているんじゃないだろうか」という悪い予感のようなものはした。本来、地下鉄を舞台にしたことで、それほどスケール感はなく、トラボルタとワシントンのやりとりの妙がメインになるかとも思ったのだが、これもそれほど盛り上がらなかった。ネズミはそうなるだろうという形になったし、逆にパソコンはたいした伏線になっていなかった。知事が、ただの臆病者のバカではなく、したたかな政治家らしさを出していたことは救い。それにしてもトラボルタはいい加減「命を惜しまない捨て身役」から抜け出してはどうだろうか。【超ネタバレ突っ込み】最後、一瞬だったのでわからなかったが、200万ドルの金が3億ドルくらいになっていたと思う。途中のテレビでは890%アップ(約10倍)だったから、さらに10倍という計算になるが、「一都市の地下鉄がハイジャックされた」くらいで、そんなに相場は動かない。911のときですら、そんな急速な動きは見せていない。さらに興ざめする部分。 [映画館(字幕)] 4点(2009-09-09 01:43:56)(良:1票) |
24. ザ・プレデター
《ネタバレ》 恐ろしいほどの駄作。時間つぶしと思って事前情報なしで見たため、序盤で「ニュースルーム」のスローン・サビスことオリヴィア・マンが出てきたときは少し嬉しくて期待したのだが、ご都合主義にも程がある展開に呆れた。【ネタバレ注意】序盤、透明になれる球体を飲み込んじゃうクイン、いやなんで飲み込んで平気だと思ったの? というか、なんで使い方知ってたの? そして研究所で人間に捕まっているプレデターが“寝ている”のだが、その宇宙生物を「捕食者(predator)」と呼んで、とても注意すべき存在であることを伺わせているのに別室に隔離することもなく(十分な強度で?)縛り付けてもいないため、暴れて殺しまくられてしまう。アホなの? アホだよね。それなのに服を脱いだだけで身体が冷たいわけでもなく見逃されるオリヴィア…じゃなくケイシー。そして逃げるプレデターを追いかけるケイシー、なんで同じくらいの速度で走るの、あんたも宇宙人なのか?(苦笑) あげくに逃げたプレデターの目的が「我々を守るためだ」←ハァ?研究所で殺しまくっていたのは何だったの? 途中で脚本の方向性が変わった? だいたいコミュニケーションもできていないプレデターの意図をそんなに理解できるってどういうこと? そして、プレデターどうしの殺し合いとは別に、人間側も逮捕組と政府組で殺しあう始末。いや、どうして? 君らは誰と戦っているの? そもそもプレデターって、“体温で判別できれば”圧倒的な強さだったよね。いやなんで、主要人物に限って“振り回すだけ”で一瞬でバシっと殺さないの? 最後にプレデターキラーを一着って、おい一着だけかよ。映像表現的な見どころはあるかもしれないが、とにかくひどいストーリー展開でガッカリ。そして、こんな駄作に制作費100億円。恐ろしい。 [映画館(字幕)] 3点(2018-10-03 08:31:45) |
25. ザ・マミー/呪われた砂漠の王女
《ネタバレ》 酷い作品。いろんなものの無駄遣い感がハンパない。オカルト持ち込んで派手にやりまくって、まとまりがない。途中で寝てしまいそうで何度も前に戻って見直す羽目になった。【ネタバレ注意】ラッセルクロウがトム・クルーズに「君は若い云々」というセリフがあるんだが、そんな歳違わないよな?と思ったら、実年齢はラッセルクロウの方が若かった。 [インターネット(字幕)] 3点(2018-05-04 00:07:07) |