61. サウンド・オブ・ミュージック
家族はみんなミュージカル嫌いなんですよ。いきなり歌ったり踊ったりするのが馬鹿馬鹿しいからって。でも俺はミュージカル(基本的に陽気な映画は)大好きなんですよ。特にこの映画は夢と希望と愛と勇気に満ち溢れてる、大変いい映画だと思います。 [ビデオ(字幕)] 9点(2003-04-27 00:43:11) |
62. 13ゴースト(2001)
まず第一に思ったのが、「これはハロウィンパーティーか何かなのか?」という事。幽霊の容姿といい形相といい、恐怖感は全く感じられないし、恐怖の演出にしても、CGやら大音響やらをやたらと使っているだけ。そんなものを使わなくたって、往年のホラー映画のようなものはいくらでも作れる。館にしても、みんな透明じゃ“この先には何がある?”といった緊張感もあったモンじゃない。ホラーにとって重要な要素である、闇の中ただ独り取り残される恐怖、何物かわからないものに襲われる恐怖が、この映画には微塵も感じられない。最近のホラーは、映像や音響にこだわってるだけで、どんどん質が落ちてる気がする 4点(2003-04-27 00:29:30) |
63. 三銃士(1993)
皆は一人のため、一人は皆のために!正にその通りです 8点(2003-02-22 01:39:00) |
64. ザ・フライ2/二世誕生
《ネタバレ》 これ単体ではそれ程悪い作品ではないと思います。 ボーイ・ミーツ・ガールあり、わんことのささやかな友情物語あり、必死の逃走劇あり、そして阿鼻叫喚の大虐殺あり…。 しかし名の知れた作品の続編という時点である程度過度の期待を寄せられるわけで、無理とは判りつつ観てしまうのです。 厳重な警備下の筈の区画なのにちびっ子マーティンがいとも簡単に潜入できたり、テレポッドが本来の用途からかけ離れた用途で悪用されそうになっていたり、後半にいたっては単なるモンスター映画と化しているも…。 まあ、わんこの伏線が活かされていたのは嬉しかったですが。 [DVD(字幕)] 6点(2003-02-22 01:32:27) |
65. ザ・フライ
《ネタバレ》 クローネンバーグの作品として考えれば特に普通の作りをしていると思いますが、オリジナルが古典的なホラーというかミステリーの手法だったのに対しこちらは徐々に変身をしていく博士の心境や身体的変化を丁寧に描いており、また別の傑作になっております。 無論、特殊効果は単なる被り物にしか見えなかったオリジナルと比べれば雲泥の差、しかし安易にすべて見せてしまうのではなく、究極の変身は終盤という描写は、最後の最後で蝿男の頭が出てくるオリジナルと同じく衝撃度抜群。やはりここがちゃちにならない理由でしょう。 嫌悪感を抱く人もいると思いますが、これで嫌悪感を抱くということはある種の褒め言葉でしょう。でかい蝿を見て尚何も感じない人なんていないだろうから…。 [DVD(字幕)] 7点(2003-02-22 01:25:41)(良:1票) |
66. サスペリアPART2
1も好きだけど2もいい。何て言うか、あの音楽がすごく印象に残った 8点(2003-02-22 01:19:04) |
67. サイコ(1960)
やっぱり、サイコキラーってものが一般的に知られてない時にこの題材ってのはすごいものがあるよね。雨の中不気味に佇むモーテルとかはまるでゴシック・ホラーの如く恐怖心を煽ってくれるし、必要以上に殺人シーンを見せない事で、ただの殺人鬼映画とはまるで違う格調高いものに仕上がってる。それにラスト、ことの真実を確かめるためにベイツ邸に乗り込むときの臨場感。これを超えるサスペンス映画って、そうそう出来ないよね。正に名作。 8点(2003-02-22 01:13:17) |
68. 最終絶叫計画
実に微妙な映画。下が多いけどまあいいんじゃない?話なんてほとんどないような下らない映画なんだから。 5点(2003-02-11 21:34:27) |
69. サンタリア/魔界怨霊
すさまじい題名がついてる割に内容はただのオカルト。邪教徒集団は雰囲気出てたけどもう少し見せ場を作って欲しかった。 5点(2002-11-07 02:29:03) |
70. サスペリア(1977)
《ネタバレ》 世に云う「魔女三部作」の第1作目にあたる本作品。 とはいっても、製作時にそんな設定があるはずもなく、思いっきり後付けのシリーズ第1作目です。 改めて見返すとストーリーはあってないようなもの。テーマも、入学してきたバレエ学校が実は魔女が支配する学校だった!!と、思いっきりべたなものです。 それなので、普通の監督が製作したものであれば、B級ならぬC級以下として扱われるのがオチですが、イタリアの生んだ鬼畜監督ダリオ・アルジェントの美学に彩られた脅威の殺人シーンと原色バリバリの映像が織り成す不気味な雰囲気、狂ったようなゴブリンの旋律などによって、ある種の芸術の域まで達しています。 場当たり的な殺人シーンなど、唐突な展開なども結構あってストーリーで見ると散々な出来なのですが、雰囲気や“感覚”はバッチリなので、そうした視点で見ることをお勧めします。 [DVD(字幕)] 7点(2002-09-17 16:47:29) |
71. ザ・コンヴェント
なんか最近出来たやつの割にはずいぶんとパワフルだったなぁ。設定が「デモンズ」や「死霊のはらわた」みたいな感じだったけど、何故ゾンビが光ってるのかが謎。それにしてもあのクリスティーン(だったと思う)、明らかに40を軽く超えてるはずなのに、皮ジャンにバイク、それにショットガン、イカしてるねぇ。 6点(2002-09-02 01:15:17) |
72. サンゲリア
《ネタバレ》 えー、すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、ロメロのゾンビが世界的に大ヒットしたので、かのフルチじいさんがそのイタリア語題名を勝手にパクッて作り上げたバッタもん続編です(なので原題がZOMBI2。ちなみにイタリア語なんでESは入りません)。でも別に何かの続編というわけではなく、一応オリジナルということになってます。えー、内容ですが、ひたすらばっちぃゾンビが人を襲いまくる…ってだけです。ホントそれだけです。ですが、一応死霊のはらわたやゾンビと並んでゾンビ映画の登竜門のような作品なんで、興味のある人は一度見ておくべきでしょう。それと個人的に突っ込みを入れたいのが、何故400年前の死体なのに骨だけになってないんだ!?しかもご丁寧に脳みそまであるし… 2024年6月2日追記 約20年前(20年前!?)の自分はこんなこと書いてましたけどその後何度も観返してリバイバル上映まで観にいっているので、ゾンビ映画の最高傑作のひとつ、純粋なゾンビ映画として素晴らしいと思います。 やはりゾンビは体は腐って不気味でいてなんぼであると。 [ビデオ(字幕)] 8点(2002-08-31 21:05:31) |