61. ザ・リング2
《ネタバレ》 ビデオ映像を介した死の伝播というオリジナルがなくなり、ただの悪霊憑依とエクソシズム映画になってしまった。ストーリー運びも散漫で怖さが伝わってこない。 [DVD(字幕)] 3点(2008-12-09 14:28:41) |
62. ザ・シューター/極大射程
《ネタバレ》 最後の「必殺仕事人」も含めて無駄なシーンがなく、ストーリーがダレずに楽しめました。あえて言うなら、この主人公は強すぎて誰かにやられる感じがしなかったです。もう少し弱いところがあっても良かったかな。女に弱いとか(笑)。それにしてもアメリカって国は、自国の組織や体制をこき下ろすのが好きですね。この映画では軍人と上院議員が悪いことをしてましたが、映画のネタにするためにあらゆる組織を悪者にしてます。例えば映画に出てくるCIAは半分以上が悪企みの巣窟って描写ですよ。日本にも公務を行う組織の不正や非道を描いた映画はあるけれど、あくまで特定の人が悪いことをしている印象で組織体自体を批判してはいない。こんなことで米国民は不安にならないのだろうか? それともたくさん税金を使う奴らが貶められていい気分なんだろうか? [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-12-03 15:07:19) |
63. 殺人の追憶
評価高いですね。緊張感を持って展開するストーリーは悪くなかったですが、自分は韓国の田舎の風情や文化の違いを味わっていた感がありました。登場人物はニッポン人と似たような顔をしてますが、やっぱり外国ですね。 [DVD(字幕)] 6点(2008-10-06 01:15:30) |
64. 最後の恋、初めての恋
お姉さん役のシュー・ジンレイが良かったです。 撮影スタッフに知人がいて、その苦労話に感銘をうけたこともあって+1点。 [DVD(字幕)] 7点(2008-10-06 00:36:41) |
65. さよならジュピター
小松左京氏のSFはたくさん読んでいて好きでした。この映画の原作も読みましたよ。当時の日本のSF界ではまぎれもないトップランナーで、スケールの大きな作風はクラークに通じる読み応えがある、などと私は思っていました。(褒めすぎ…?) でも、映画になるとダメなんだよねぇ~。何が(誰が)ダメなのか? この映画に関しては、しっかりと製作に関わっていたから言い訳できないんだけど、小松氏はやっぱり活字の人ということなんでしょう。 それと、日本の映画の作風がこのジャンルと相容れなかったことも大きな要因だと思います。原作をフツーに映画にすることすら出来ない。変なところ(例えば無重力セックス)に力を注ぎ、余計な突っ込みどころを累積させる。精神性を強調し過ぎて、共感を減衰させる。日本映画の特徴みたいなものが悪い方向にストレートに出た作品ですね。 もう少し突っ込むなら、監督の責任は大きいでしょう。例えば、リドリー・スコットにこの原作を映像化させたら面白いものになった気がします。映画は「監督のもの」です。 この映画のエンディングで、小野みゆきがいきなり「いやよ!」って叫んだのを覚えてます。どんなシーンだったかは曖昧になってますが、その芝居がものすごーく大根でした。キャスティングの問題も大きいですね。 [映画館(邦画)] 0点(2008-09-17 12:30:23) |
66. 座頭市(2003)
面白かったです。殺陣のシャープさや血の飛び散り方が斬新でした。勝新の座頭市とは別のものになっていて、作った意味ありますね。 [DVD(邦画)] 7点(2008-09-03 03:18:46) |