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プロフィール
コメント数 223
性別 男性
ホームページ http://tsumujikaze2.blog.so-net.ne.jp/
自己紹介 ゴールディ・ホーンと70年代ロックをこよなく愛し、映画館内で飲食を勧めるシネコンの暴挙に憤りを感じる万年青年です。
旧作DVDも観ますが、原則、レビューは新作中心にしています。
作品の個人評価の拘りは、8点と9点の差は、広くて深い谷があること。

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1.  サヨナライツカ
自分の女房の華麗な復帰作なんだから、もっとまともな原作を提供して欲しかったな、辻先生。 辻ワールドの甘い側面しか知らない若者の為にも、「ニュートンの林檎」「オキーフの恋人~」とか・・・興行的には失敗しても、「記憶」に残る映画になると思うのだが。 ちなみに私は辻仁成の大ファンです。永遠の愛を説く甘~い作品群を除いてですが。
[映画館(邦画)] 4点(2010-02-08 02:28:32)
2.  3時10分、決断のとき 《ネタバレ》 
西部劇を劇場で観るのは初めてだったと、気づかされた。幼少期に出会ったジョン・ウェインもイーストウッドも「金曜ロードショー」のTV画面の中だ。 本作のオリジナルは当然未見。 「生きている限り、人を殺めてしまう生地獄を味わう男」の葛藤を、ラッセル・クロウが見事に表現している。本来は悪役が似合わないであろう彼が、「悪党になりきったはずの善人」を演じる事で、観客はラストに向けての展開に胸ときめかせる。果たして彼は、親子を見殺しにするのか否かと。 その彼の生地獄に一筋の光明をもたらしたのが、生い立ちは違えど幼少期の自分に瓜二つの少年であり、彼はその魂に“救い”を賭けた。 西部劇にスターは一人で良い!とにかくカッコよければ良い!ベン・ウェイドという男の物語として、すっかり私は取り込まれてしまった。 痛快・衝撃・落涙のラストシーンに、昔の「シェーン、カムバック!」以来の感動を呼び戻してもらった。
[映画館(字幕)] 10点(2009-11-16 03:31:04)(良:1票)
3.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 
絵作りが素晴らしい。縁側から眺める日本の原風景とweb内での仮想世界を、美しい自然色とコテコテの原色で、違和感なく描いている。各キャラクター(アバターも)の個性も精密に表現されている。細田+貞本コンビは現在の日本アニメ界を代表する映像クリエーターである事に疑いない。 しかし、肝心のストーリーはありきたり。「2001年宇宙の旅」を連想させる人工知能の叛乱は、SF系の映画では使い尽くされたパターン。イマイチ少年が周囲に激励され、オトコに変わり、憧れの女性と結ばれるというお涙ほろり攻撃は、あだち充の「タッチ」で十分かな。花札で世界を救うのは、少々強引だな。 「時かけ~」の成功は、天才・筒井康隆の原作あればこそと、再認識した次第。 このコンビでの再挑戦を望む。
[映画館(邦画)] 5点(2009-09-23 23:34:57)
4.  ザ・シューター/極大射程
非常に面白いストーリー展開です。だが、人物設定や事件背景の描きが時間の関係上なのか中途半端な為、単なるアクション映画に落ち着いてしまって非常に残念。原作への購読意欲を沸き立たせてくれる有難い映画ですね。
[映画館(字幕)] 4点(2007-06-08 02:38:32)
5.  
わずか3人の観客の劇場に響く里緒菜の叫び! おぉ~怖っ・・・
[映画館(邦画)] 6点(2007-03-31 02:22:03)
6.  SAYURI
芸姑と芸者の違いは外人さんにはわかりますまい。ただ「ラストサムライ」のように海外の日本観だと割り切って観れば、結構楽しめますね。みんな美しくて…溜め息。桃井かおり様の英語力には脱帽。遅くはない、ハリウッド目指してください!
[映画館(字幕)] 6点(2006-03-23 03:46:54)
7.  殺人の追憶
登場人物すべてが丁寧にに描かれている。主人公の刑事二人は当然として、その上司・女刑事・刑事の恋人・知恵おくれの被疑者・生き残りの被害者・女子高生・最期の容疑者ETC。各人の半生を想像させるに十分な演出がなされているのが見事。俳優陣の演技も配役にベスト・マッチ。非常に完成度の高い映画、感動以前の感心!
8点(2004-04-21 02:47:03)
8.  座頭市(2003)
「七人の侍」以来の殺陣の革命かもしれない。世界に通用するチャンバラだ。北野COLORは健在の上に、今回は音とスピードに新境地を見せた。こういう映画は下手に登場人物をだらだら描いて観客に感情移入させるより、テンポよくバッサバッサとぶった切った方が気持ちいいね。そういう意味では芸姑姉弟の描き方は中途半端、どうせなら個人的には夏川結衣~浅野忠信夫婦に入れ込んで欲しかった。役者的にもこの二人の方が魅力あるでしょうが。どちらにしてもとにかく気持ちのいい映画だ!昨年の「阿弥陀堂だより」とは違った意味だが、邦画も捨てたもんじゃないね。 
8点(2003-10-15 02:41:16)(良:1票)
9.  サハラに舞う羽根
中身にも若干期待しつつ、ほとんどケイト・ハドソン目当てで観たのだが……とにかく主人公の心の葛藤がほとんど伝わらないので、彼のあらゆる行動が支離滅裂に映る。お助けマンの元兵士君もあまりに謎のまますぎて二人のかかわり方が希薄。 ハドソンちゃん、もっと作品選んでから出てね。
5点(2003-10-13 01:35:05)
10.  サイン
前半・後半のギャップをどう捉えていいのか。始めからB級ホラーと割り切って観れば悩まなくていいんだが…
5点(2003-09-15 22:27:51)
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