1. サタデー・ナイト・フィーバー
青春映画。ダメっぽい奴らばっかりの青春映画。 70年代のことは幼すぎて憶えていないけど、なんかこういう時代だったんだろうなーというのを醸し出す。 ふうんと思っただけ。時代性があるのだろう。あと30年経ったら、この映画を純粋に面白いと思えるのはダンスマニアか70年代マニアだけになるだろう。 5点(2003-12-05 15:00:10) |
2. サイン
かなりひどい。 不気味、不安、といったキーワードを煽る演出はいいのだが、それで表現するものが、あまりに拍子抜けというか、バカバカしいというか、そういう内容。 SFというのは、「なさそうでありそう」な世界を描いてこそ感情移入できるもの。この映画、「ありそうで・・・そりゃないだろ!」なことばかり集めている。それを大真面目にこなすメジャー級俳優たちが気の毒になった。 3点(2003-12-05 14:43:45) |
3. ザ・セル
犯罪者の内面を奇妙にも美しい映像で表現するというコンセプト自体はおもしろいかもしれないが、描き方そのものは若干偏っており、つまらない。最終的な解決も精神世界だけに依存しており、もっと現実社会とのからみがあっても良いのではないかと思った。おどろおどろしいばかりで、ショッキングさに欠ける。 何か消化不良を感じた。 5点(2003-12-03 23:47:42) |
4. 三十四丁目の奇蹟(1947)
「サンタクロースは本当にいるのか?」 この夢のあるテーマに、デパート業界の商魂や裁判沙汰、キャリアウーマンの母子家庭・・・と現実的なモチーフをからめ、「不思議だけどもしかしたらあるかもしれない話」に仕立ててあるのが、さらに夢を抱かせる。 王道を踏んだ名作。素直にハッピーになれる映画。 それにしても、当時のアメリカって、こんなに豊かで進んだ国だったのかー!と敗戦国民を自覚する。 8点(2003-11-22 14:36:47) |