1. ザ・レイド
脱出サバイバルものを期待してカンフー?映画とは知らずに借りました。カンフーは何処で決着がつくのかの基準がよくわからんので苦手…。インドネシア俳優は意外と中々良かったです。好青年を絵に描いたような主人公、クリスチャン・バンダーそっくりさんの悪役…中でも組織No.2のおチビさんが一番好感持てました。正々堂々としてコッチを主人公にしたいくらい。描写は残酷。ナイフ滅多刺しのシーン多く、並みのホラーよりよっぽど注意が必要かも。 [DVD(字幕)] 6点(2013-05-12 05:44:08) |
2. 座頭市血煙り街道
《ネタバレ》 今回は用心棒の雇われ刺客がいやにあっさり死んだな…と思っていたら、最後にこんな大立ち回りが用意されていようとは。これはイイ。シリーズ中最高傑作の一つというのも頷けます。事務方武士や職人の世界が、さりげなく的確に描かれているのも好感が持てます。 [DVD(邦画)] 7点(2011-12-05 23:34:49) |
3. サスペリアPART2
《ネタバレ》 残虐描写に目を奪われがちですが、下の方も仰られてるように内容は本格推理小説風。有名な「黒い家」は、保険ネタを除いたらほぼコレの翻案(というかパク○)という気がします。「鏡ネタ」などアイデアが秀逸。最初の殺人が起こった部屋がそのまんま塗り込められてるのが個人的にツボでした。日本の狭い住宅事情じゃ有り得ん・・ [DVD(字幕)] 7点(2011-06-22 01:52:11) |
4. サンキュー・スモーキング
《ネタバレ》 ドキュメンタリーものかと思ったら意外やファミリー映画。コメディながらホロっとさせられる良質な映画でした。それにしても嫌煙活動家の総本山アメリカでこういう映画が作れるんですね。例えて言えば、反捕鯨のメッカ・オーストラリアで「白鯨」を、民主党政権下の日本で「嫌韓流」を、それぞれ映画化するようなものでは…活動家の妨害運動が凄そう。何というか、本当の意味での「表現の自由」がある程度保証されている点は、何だかんだ言ってもさすがアメリカだなと思いました。(そういえば反ベトナム戦争運動の真っ只中で「ランボー」が公開され大ヒットした事もありましたな。)最後は反嫌煙組織は潰されてしまうのですが、「嫌煙家の言う健康上のリスクは何の根拠も無い」という点はしっかりと言い切っており、お見事でした。…日本も国際捕鯨委員会でこの位まくし立ててやればいいのに。 [DVD(字幕)] 8点(2011-06-05 17:58:54) |
5. 座頭市物語
この1作目は、演出の出来といい人間性の深さといいユーモアといい「用心棒」辺りとタメを張れる映画では。個人的に音楽の使い方(風景描写的な民謡)がイイ。当時の邦画界は世界的に有名な黒澤、小津、溝口ばかりでなく、このような幾多の凄い人脈が裾野のように広がっていたのだな…と今更ながら感嘆しました。 [DVD(字幕)] 9点(2007-06-16 00:58:29) |
6. SOUND?? Starring Rahsaan Roland Kirk and John Cage
ローランド・カーク…ジャズが多少好きなら、聴いた事がなくても、盲目の巨漢が3本のサックスを同時に咥えて演奏する(どことなくギガー的な)威容を写真か何かで見た事があるはず。今回初めて聴いたわけですが…音楽も映像も凄くカッコイイ。3管同時演奏も綺麗にハーモニーになってます。2歳の時から視力のない彼は、ジャズのレコードを聴いて3人で合奏しているのを知らずに特訓に勤しんでいたのかしらん。 映画は彼と「4分33秒」で有名なミスター現代音楽・ジョン・ケージとのコラボになってます。どうリンクするかというとカークも一時期電子音楽に没頭していた繋がりのよう。ステージで小さな音響装置を派手なアクションでいじくる姿はどことなくキース・エマーソン… 一方のケージは、思わせぶりな詩を朗読するだけで何か今ひとつです。その他、動物園で狼とのセッション(サックスに合わせてホントに狼が唸ったり遠吠えしたりするw)等、興味深い映像が多くて満足です。 [DVD(吹替)] 8点(2006-12-15 22:17:22) |
7. 座頭市と用心棒
《ネタバレ》 こういう企画ものは末期症状というのが相場ですが、意外と完成度高し。かなり良かったです。斬新なたけし市もいいけど、やはりオリジナル市は味わいが奥深くてイイ。三十郎も言われるほどに悪くなかったです。実は隠密…というのも意表を突かれましたがさもありなんという感じ。演出も的確、脇役も良し、色んな要素てんこ盛りで満足です。 8点(2004-12-19 11:05:41) |
8. 座頭市(2003)
音楽の使い方が斬新で効果的。特に浜辺のシーン、音楽といい絵といい間の取り方といい…映画観てあんなワクワクした感じは久しぶりでした。一瞬ながら良く練られた高密度の殺陣も素晴しい。姉弟は無辜の民を殺害する時点で庇われる資格はないでしょう。(新吉も市が居なければ殺されてた)「子供の頃に酷い目に遭った」というなら蝮の親分にだって言い分はあるでしょうから。この辺がマイナス。 ラストの「神社でタップ」、下手にやると「よさこいソーラン」みたいにになってしまう所(好きな人スミマセン)ですが、ぎりぎりの所で「独創性」という事で評価できます。職人気質が揃った男優勢に比べて女優陣がちょっと映えなかったかな…とも思いました。 [DVD(字幕)] 8点(2004-09-18 20:30:03) |
9. 座頭市(1989)
緒方拳が好演。こんなイイ感じの敵役になるとは思いませんでした。殺陣も痛快。ただ主人公の友達がいちいち殺されり不幸な目に遭ったりするのは、ちょっと無理矢理な感じがして残念。悲惨さは煽ればいいものでなく、砂糖と塩の塩梅をもう少し練っていたらもっと評価されていたと思う。 7点(2004-08-15 23:39:28)(良:1票) |
10. ザ・セル
タイトルからしてあの「CUBE」のハリウッド版かと思ったら全然違った… 前半の映像は凄かった。馬の輪切りとかカーテンマントとか。後半はほとんどファンタジー映画と化してしまって残念。ジャンル混合ももう少し練ってやってほしい感じ。 6点(2004-03-14 22:45:56) |
11. ザ・コミットメンツ
てっきり当時ブームのケルト音楽の話かと思ってたらアイリッシュソウルだった。これはこれでイイです。ヴォーカル良い。アイルランドではカントリーがダサいと看做されているのはちょっと面白かった。 7点(2004-03-03 22:41:05) |
12. ザ・ビーチ(2000)
「伝説のビーチ」の美しさは素晴しかった。CG(かな?)にはこういう使い方もあるんだなって思った。ただそれ以外の共同体とかが魅力無いので、3日で飽きそう。わざわざ和を乱す言動を取るリーダーがよくわかりませんでした。 一世代前のヒッピーの理想郷という感じ。 5点(2004-01-11 05:43:36) |