1. 最強のふたり
とてもいい映画です。インパクトには欠けるかもしれないが、映画館には、こういう映画が必要だと思う。平日の昼間とかに、授業や会社をサボってちょっと見たら、映画館出た後にもう少しがんばろうと思いながら出てこられるような。そんな小作品の映画です。 [映画館(吹替)] 8点(2013-03-25 00:40:32) |
2. さや侍
《ネタバレ》 門番のふたり。娘。殿様。家老。脇を固める役者がみなとてもうまく、いい味をだしている。松っちゃんは、今回の映画ではじめて役者を信用し、助けられはじめたと思う。映画は総合力だと思うので、とてもいい傾向だと感じた。大枠のアイデアもすばらしい。松っちゃんの才能がうまく使える構造をみつけたと思った。テンポもよかった。でも、残念ながらシナリオには釈然としない部分がやはりけっこうあった。父親を見捨てたり反発したりするのは、もうちょっと歳が上の娘なんじゃないかなぁ。違和感。大がかりなセットも、たかが罪人のために誰がどうやって作ったのか。期待した野見さんの素人感もあんまり効いてない。あと、最後、切腹しなくてもいいんじゃないかとか、歌わなくてもいいんじゃないかとか。つめが甘い印象がありました。ただ、すごく好きなシーンもあって、さや侍と娘がはじめて手をつなぐシーンはよかった。子役の女の子がすごくいい笑顔。嬉しくてたまらないといった様子で、見ていて心があたたかくなった。こういう絵がとれるんだから、松っちゃんは一回ギャグ忘れてみるのもいいんじゃないかと。 [映画館(邦画)] 6点(2011-06-19 03:17:05)(良:1票) |
3. サマータイムマシン・ブルース
大学時代に、こういうダメな感じのサークルとかで過ごしたかどうかで結構評価がわかれるような気がしました。自分はああ、こういう感じのノリあるよな、とノスタルジー感じながら見られたのでとてもよかったです。若い人のための映画だと思います。あと上野樹里がものすごくかわいく撮れてると思った。 [DVD(邦画)] 7点(2009-12-05 21:13:53) |
4. サマーウォーズ
おしいなぁーと思う映画でした。爆発的な入道雲の夏の空。日本家屋によるバリケード作戦。こいこい。日本の親戚の集い。きれいなキャラクターの絵。などパーツはものすごく素敵なものがいっぱいちりばめられているのに、全体としての構成が破たんしているから最後までグッと突きぬけない。脚本の問題だと思います。さらに、ヒロインの人間性に魅力を感じられないのがあまりに痛い。なんで最後おまえおいしいとこ持ってくんだよみたいな気持ちになってしまいました。時をかける少女は原作の構成がしっかりしていたから、気持ちよく遊べていたんだな、と確認できました。同人作家的に才能のある監督だと思います。つぎはぜひ原作つきをやってほしいです。きっと面白くなると思います。 [映画館(邦画)] 6点(2009-11-07 18:08:19)(良:2票) |
5. ザ・マジックアワー
もうあと一工夫できれば、日本が誇る映画になったと思いますが。 でもあと一工夫してしまったら、こんなに笑えなかったかもしれないと思います。 これだけ笑えれば文句ないでしょう。 ものすごい才能だと思います。監督も、キャストも、スタッフも。 [映画館(邦画)] 8点(2008-07-08 02:32:08) |
6. SAYURI
もっとひどいかと思いきや、意外に面白かった。 オオゴスズカがよかった。 鳥居が立ち並ぶ路地を、喜びながら駆けてゆく姿が絵としてきれいで なんとも言えず心地よかった。 ちょっとプリティウーマン的ところもあるし。もうちょっと日本人はこの映画を評価してあげてもいいのではないかと思った。 まぁ、神社でゴーンとかあるからしょうがないか。あれは笑ったなあ。 [DVD(吹替)] 6点(2007-12-17 10:57:40) |
7. サイレントヒル
《ネタバレ》 気持ち悪かった・・・ ゲームやってないからだろうか。 とにかく不愉快な映画だったという印象。最後警官殺しちゃうしな…あれが一番精神的にダメージ受けた。ほんと気持ち悪かったので、自分がホラー向かないことがよくわかりました。どうにも友達になれそうにない映画でした。 [映画館(字幕)] 2点(2006-07-17 23:11:28) |
8. THE 有頂天ホテル
これは映画館で見るべき作品だと思う。みんなと一緒に笑いながら見るべき。ホテルという場所は、いろんな人の人生が交錯している場所であり、今回の映画はその様々な人生が絡み合って物語が紡がれる。見終わったあとは、人間には、それぞれ長く複雑で面白い過去やドラマがあるという、当たり前だけど忘れがちなことを再度気付かされた気持ちになる。だからこそ、映画館で、見知らぬそれぞれの人生を抱えた大勢の誰かと一緒に笑って見るといいと思います。 [映画館(字幕)] 6点(2006-01-31 16:57:25) |
9. 座頭市(2003)
ストーリーははっきりいって3点なんだけども、たけしの圧倒的な存在感と、何よりリズム感がこの作品を面白くしている。最後のタップを例に出すまでもなく、シーンが進むリズムや、音のリズムがとてもいい。これは感性の作品だ。だからストーリーの面白さを求めるのではなくて、感覚を楽しむのが正解だと思う。面白かった。 [地上波(字幕)] 7点(2005-11-07 18:21:09) |
10. さよならゲーム
アメリカのマイナーリーグの事情などがわかったことはよかった。 でも最終的にそんな感想しか出てこないんじゃ、 ドキュメンタリーでも見てたほうがよかったってことになる、 てことは、やっぱりこの映画はあまり面白くないんじゃないか?と思った。 3点(2004-07-06 20:27:17) |
11. サウンド・オブ・ミュージック
この映画の曲、現在のCMなんかでもバリバリかかってますね。見ながら「おいおい、ラテラテじゃない」「あ、そうだ、京都行こうだ」とかCMの元曲がこの映画だとは知らなかったので、いちいち驚かされました。 そう考えると、この素晴らしい音楽は今なおまったく色あせてないっていうことか。 8点(2004-03-16 18:46:27)(良:1票) |
12. サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS
まったく期待しないで見たのに、最後は涙が・・。この手の映画に弱いです。 7点(2003-12-05 00:12:59) |