3. 猿の惑星:創世記(ジェネシス)
《ネタバレ》 毎度のように予備知識ゼロで鑑賞。ゼロとは言っても猿の惑星シリーズは知ってるので,「あれにつながるお話」という展開は読めていました。スターウォーズのEP3みたいなポジションの映画だろうと。アルツハイマーの画期的治療薬開発の過程で異常に知能が発達したチンパンジーが生まれる…あれ?これどこかで見た覚えのあるストーリーだなあと思ってよーく思い出してみたら,「ディープブルー」だ!あちらは異常に知能が高くなったサメとの戦い(最後は人間が勝つんだけど)こちらはチンパンジー&その他の類人猿VS人類(いずれ猿たちが地球を支配する)の違い。「認知症」や「アルツハイマー」を何とかしたいっていうのはガン克服と同じくらい対策が期待されてるんですね。内容はというと,CGの凄さに目を見張りました。どのシーンがCGで度のシーンが気ぐるみなのか見分けがつきません。初めは言葉を発しない主役チンパンジーの心の動きが表情から手に取るように読みとれて感情移入もしやすかったです。ところで,最初にアルツ113ウィルスに感染した飼育員の人,直接主人公の家まで知らせに行かなくても会社に電話一本入れとけばパンデミックは防げたんじゃないのかなあ。そこが最大のツッコミどころかな。 [映画館(吹替)] 7点(2011-10-11 13:50:44) |
6. サンダーバード(2004)
《ネタバレ》 あのねぇ、温厚なおぢさんもしまいにゃ怒るよ。私が御幼少の砌にリアルタイムで夢中になった、あの「サンダーバード」が最新SFXを駆使してリニューアルするってんで喜び勇んでDVD観ましたとも。えぇ、そりゃもう期待度120%でわくわくしていましたともさ。それがなに?あれ。サンダーバードってのはね,救助活動もさることながら,あの発進までの一連のしーくえんすがかっこいいんぢゃありませんか。司令室からソファに乗って,レールに乗って,自動的に操縦席まで運ばれて,椰子の木が倒れたりプールが開いたりして,発射台が持ち上がって・・ていう一連の流れがあの「タンタカターン」ていうテーマミュージックに乗って滞りなく進行するのを,わくわくしながら正座して見るのが正しいサンダーバード観賞作法なのだよ。ねぇわかってる?ああそれなのにそれなのに,どれもこれもほとんど省略って・・・ケンカ売ってる?唯一まともに発進した2号にいたっては,よりによって悪い方が運転してる始末。予告編を見て「うぉ~2号かっちょえぇぇぇ!」と一人興奮していた自分があまりにもみじめぢゃぁありませんか。そもそも世界一わびさびと無縁なアメリカ人がサンダーバードの監督やるってのが大間違い。まあ,「シベ超」や「キャシャーン」に比べればずいぶんましなので1点だけあげるでね。 [DVD(吹替)] 1点(2005-01-12 20:18:16)(笑:1票) (良:2票) |