1. ザ・クリエイター/創造者
映像は美しかったしロボット兵のビジュアルも気に入りました。 しかし、AIの話しなのかと思えば家族愛だった、ちょっとしょんぼり。 この作品にかぎりませんが、家族第一で身勝手にも見え、結果同僚をどんどん失う。 そしてすまなかったと思うシーンが無い。 アメリカ映画に時々ある。 私が日本人だからいらっと感じるのかも。 それから、AI側と人間(アメリカ)側のビジュアルが似て分かりにくい所もあり、気持ちがついていけなかった。 監督のビジュアルセンスは好きなので、次回作に期待したい。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-01-29 15:57:00) |
2. ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結
キャラクター個性的、攻撃の種類も多彩でお祭り騒ぎ。 ガン監督好みの音楽も素敵。 サクッと観られて楽しかった。 スプラッター苦手なので、お腹に力入れて頑張って観ましたよ(笑) ハーレイ・クインの活躍、さすがですねぇ。 拷問から敵をやっつけるあたり、アクション見応えあり。 ラットキャッチャーとセバスチャンのコンビも良かった。 そして、スターロ大王最高。 うわー、パイラ星人こんな大きくなっちゃって! 動きも自由自在、昔の頑張りで大役に抜擢されましたね。 ミニスターロもカラフルで可愛い。 ナナウエ、鮫ちゃんも忘れられない。 次回作の頃は、本作の内容はきっと忘れてる(笑) でもまた期待して観ることでしょう。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-09-21 13:20:48) |
3. SAND LAND
夏休みにぴったり、分かりやすいし親子で鑑賞に最適。 王道のストーリー、メカも凝ってるのでパパも満足だと思います。 SAND LANDは素晴らしい所でした。 何てったって可愛いアクマ、ベルゼブブだし、保安官はカッコいいし。 お目付け役かと思わせたシーフは、ヤカマシイだけで笑えるし。 でもでもこのチームは進むんです、やり遂げるんです、心意気が憎いね。 途中襲ってくる敵?のコスプレも半端なくオカシイ。 さすが鳥山明先生。 クスクスげらげら笑えるシーンいっぱい。 メカ好きスイッチ好きのわたしはもう、大満足でした。 使い込んだ金属のサビや色褪せ、スイッチの古いカンジ、ハッチの開け閉め、もう最高♪ 劇場に観に来て良かった、としみじみ思う。 こういう映画が観たかったのです。 エンドロールでは、ほとんど日本人であろう制作スタッフを見て、皆さんに心からの拍手を送りたい。 日本で作られた良作を是非応援したい、映画ファンのひとりです。 [映画館(邦画)] 9点(2023-08-23 15:27:21)(良:3票) |
4. THE BATMAN-ザ・バットマン-
本作は暗いけれど、家のテレビでハッキリ見えた。(ここ大事) メリハリが利いた素晴らしい映像。 ロバート・パティンソンさんのバットマンは若く甘酸っぱいイメージで良かった。 ヒーローの側面よりも苦悩がこちらに伝わってきた。 セリーナはキャット・ウーマンと言うよりは「女ねずみ小僧」に見えてしまった。 アクションのキレもよく、バットマンに負けない存在感に好感が持てた。 続編にも期待です。 [インターネット(字幕)] 8点(2023-02-22 14:21:12) |
5. 最強のふたり
爽やかでストレートな作品。 最初はドリスの事は気に入らない。 なんだこんなヤツ・・となじめなかったが、次第に素直で行動的でいいヤツなんだと思えた。 フィリップとドリス、油と水ぐらい違うのにフィーリングはピッタリ。 そこが面白い。 周りは振り回されて大変ですけど(笑) 病気ネタで涙をさそったり、笑わせようと芝居し過ぎたりが嫌いな私。 主演ふたりの自然さがとても良かった。 小ネタはいろいろ笑えたが、特に「モップ頭」と「木が歌ってる」がツボでした。 [インターネット(字幕)] 8点(2022-08-22 22:21:47)(良:1票) |
6. 最後の決闘裁判
決闘シーンは迫力あり素晴らしかった。 鎧兜で剣で戦う作品は大好き。 名馬もそれぞれ良い演技をしていて、健気。 実在の人物なので、ストーリーも史実に沿う。 仕方がないのでしょうが、ジャン・ド・カルージュに引き付けられるものが無かった。 それで、見ている私の視点を妻のマルグリット中心に変えようと努力してみた。 しかし子供時代も父との関係もなく、いきなり結婚するところから登場。 マルグリットが私に近く感じられたら、もっと楽しく観られたかも。 美しいし勇敢だし、ジョディさんの演技は良かったのだけれど。 この史実に興味を持ち、ウィキペディアを翻訳機能で読み興味深かった。 脚本書いたベンさんとマットさんは楽しんで制作していたのだろうと推測。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-06-11 12:20:10) |
7. 3月のライオン 後編
《ネタバレ》 前編に続いて鑑賞。 アンテナに積雪でノイズ入り観られず、DVDレンタルしました。 やはりDVDのほうが画質良い。 後編では主人公桐山零が次第に前向きになり、進んで行く。 成長していくにつれ、力をつけ自信がついていく。 とても頼もしく思いました。 神木さんが成長も戸惑いも良く演じていたと思う。 桐山を中心に、同期や先輩の棋士たちの熱演にも感心。 正座して考えるさま、それぞれの個性が伝わってきた。 名人と義父の静かなたたずまいも作品を引き締めていました。 そして、川本家のあたたかさに救われた。 意固地になってる桐山の心を解きほぐした。 人との繋がりって素晴らしいと、私もほっとしました。 観終わって数日間は「3月のライオン」の余韻に浸りました。 ラストシーンの美しさが目に浮かぶ。 [DVD(邦画)] 9点(2019-02-15 18:29:35) |
8. 3月のライオン 前編
《ネタバレ》 原作未読。 孤独な境遇の子供がいじめられる話は、東西問わずあるけれど。 お話しが暗くて、最初は戸惑った。 しかし、設定が分かってきたらお話しが面白くて、目が離せなくなりました。 神木さん有村さん染谷さんらの演技が凄い。 どんどん引き込まれました。 それぞれのキャラクターの暗いもの、じわじわとたまっていく理不尽な思いを。 ある時はぐっと飲みこみ、こらえきれずに爆発したり。 セリフだけではなく立ち尽くしたり走ったり、気持ちがこちらに伝わります。 一緒の気持ちになった私、お腹に力を入れて見続ける。 それから、将棋を分かりやすく表現するのは大変だったでしょう。 それぞれの棋士の表情の多様さに感心。 神木さんの追い詰められた表情が印象的。 目力(めじから)の作品だなと感じました。 そして、有村さんをあまり知らず可愛い人かと思っていたら、こういう役も上手いのですね。 本当に怖かった。 暗いオーラをまとってとても大きく見えた。 本作を盛り上げた有村さんの功績は大きいと思う。 邦画ですが字幕をつけて観ました。 将棋は素人なので分かりやすくて良かった。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2019-02-15 18:05:26) |
9. 三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
豪華に作られたB級映画としてけっこう面白かったです。 ローガン・ラーマン君やルーク・エヴァンスさんなど好みの俳優さんたちにも満足。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-06-26 15:50:42) |
10. ザ・シューター/極大射程
失意の主人公がいざやる気になったら、はーここまでやるか!と前半はワクワク。 ウォールバークさんが地味なものの、誠意が伝わってきて面白かったです。 後半が今ひとつだなと感じましたが、皆さんのレビューをお読みすると、原作はもっと面白いと。 なるほど、なるほど。 そちらにも興味を持ちました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-28 22:33:44) |
11. 三大怪獣地球最大の決戦
《ネタバレ》 キングギドラは本当にカッコイイです。 登場の音楽を聞くと胸がワクワクしてきます。 そんな最強の敵に対して、南方からの長旅?で疲れているはずのモスラが健気にも仲間の説得にあたります。 そんなの知ったこっちゃ無いとつれなくされても、真面目なモスラは一途に突き進みます。 ああ、なんて素晴らしいモスラ・・・ 捨て身の攻撃には思わずうるうるしてしまいました。 そして若林映子さん演じる「サルノ王女」の存在感、品のよさ。 「わたくしは金星人です。」繰り返されるこのセリフが、最初はおかしく、次第に説得力をもって観ている私たちの心を動かしていきます。 それからまた、ザ・ピーナッツのお二人の真面目さ歌の素晴らしさにも感動しました。 ちっちゃい二人ですが、その存在の大きさは計り知れません。 そしてやっぱり、ゴジラは素晴らしい。 ゴジラの登場には心震えます。 その存在感、人間ぽさ、動きのよさ、とにかく私はゴジラが好きです。 そしてゴジラLOVEの方がたくさんいらっしゃると信じて、「面白かったね!」と言う気持ちを共有したいと切に願ってこのレビューを書いています。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-08-13 20:58:29)(良:2票) |
12. 散歩する惑星
《ネタバレ》 魅力ある映像にはっとさせられるけど、それも長く続かない。 固定カメラのワンシーンは、アイデアも豊富だし記憶に残る作り方だと思います。 監督はCM作家と言う話しも納得です。 本作は、ショートフィルムだったらとても良い作品だとい思います。 ですが、1時間半の作品としては、どうなんでしょ?と疑問を持ちました。 題名からSFものを期待して裏切られたのは、私だけでしょうか? [DVD(字幕)] 4点(2010-06-12 21:18:45) |
13. 魚と寝る女
《ネタバレ》 鑑賞したのはずっと前ですが、今でも思い出せるほどインパクトが強い作品。 ヒリヒリと痛いほどの美しさ。 刺されて自分が痛いと感じてしまう臨場感。 こんなに近くで見ているのに、存在自体が謎の女。 気持ち悪いものが嫌いな私でも、目を離すことが出来ませんでした。 キム・ギドク監督は天才だと思います。 [ビデオ(字幕)] 9点(2010-01-02 20:22:14) |
14. サラエボの花
《ネタバレ》 世界中どこにでもありそうな母と娘のやりとりで、物語は語られていきます。 そこには、生活の匂い、苦しさ、そしてなかなか語られない謎が続いていきます。 そして、日本ではさほど語られない民族のことが、静かにそして激しく語られます。 私も子供がおりますので、自分がエスマ(主人公)だったらどうしただろう?と考えさせられました。 ミリャナ・カラノヴィッチさんの真剣な演技に感動しました。 [映画館(字幕)] 7点(2009-03-15 21:45:39) |
15. ザ・マジックアワー
昭和レトロも良い感じで、大仰で大げさで、それでいて暖かい作品に仕上がっています。 大いに笑わせて頂きました。 妻夫木さんの「顔芸」は今流行りの芸人さんより凄かったなぁ。 佐藤浩市さんの大げさなアクションも面白かったです。 [映画館(邦画)] 8点(2008-07-06 22:55:08) |
16. 西遊記(2007)
TVドラマを映画館で大画面!で観たと言う感じです。 軽い気持ちで観たのでけっこう笑えました。 [映画館(字幕)] 5点(2008-01-14 15:29:14) |
17. ザスーラ
こちらのレビューで聞いたとおりの内容でした(笑) レンタルDVDで観て良かった。 兄弟げんかを忘れるほどのインパクトが欲しかった。 ロボットが可愛かったので4点献上。 [DVD(字幕)] 4点(2006-05-22 20:46:15) |
18. サン・ピエールの生命
《ネタバレ》 エミール・クストリッツァさんが出演ということで観ました。 ですので、ルコント監督の味付けにちょっと戸惑ったと言うのが本音です。 魅力的な人だと犯罪者でも罪が許される?べき? なんかな~??と思いながらの鑑賞でした。 良く分からないまでも、それぞれのシーンは緊張感もあり、美しいなと感じました。 それと、私は女性ですが、ジュリエット・ビノシュさんは魅力的で良いなと思いますよ。 [DVD(字幕)] 6点(2006-04-12 22:40:02) |
19. THE 有頂天ホテル
役所さんをはじめ皆さん上手いのですが、本作では生瀬勝久さんに唸らされました。 なんて憎たらしいのでしょう、ここまでタイミングよくおべっか使えるのでしょう。 どこの職場にもいる嫌なやつ(笑) どんな役でもこなせる役者さんと、感心しました。 このお正月は「古畑任三郎」「有頂天ホテル」と三谷さんに楽しませてもらいました。 2006年を明るく盛り上げてくれる、三谷幸喜さんに一票! [映画館(字幕)] 9点(2006-01-30 16:34:22) |
20. 殺人捜査
モリコーネさんの音楽が♪ぽよんぽよ~ん♪ この音が表すとおり、実に変わった物語。 ジャン・マリア・ヴォロンテさんはジェームズ・ボンド役かと思うほど、背広がびしっと決まってる。 でもやる事が不可解?なんで? その上、周りの人もとてもヘンなのです。 珍味な物語。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-01-24 22:26:16) |