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プロフィール
コメント数 623
性別 男性
自己紹介 風刺的作品や史実物が好きだが批判されがちな単純なエンターテイメント映画も正当に評価したい。常用でない言葉を並び立てるのではなく単に日常会話程度の感覚の文章でレビューを行いたい。
無名作品には基本的に特攻しないのでハズレを引くことが少なく平均点が高くなっています。

目安
10
大傑作のうち、社会的に意味がある、圧倒的なオリジナリティ、何度見ても楽しめる等の要素がある傑作
9
上には及ばないが大傑作。ほか万人には勧められないが個人的に大好きな作品もここ
8,7
単純に傑作、佳作。8は万人に勧められる傑作、7は個人的に好きな作品が多い。
6
面白いが傑作というほどでもない。面白いが万人ウケはしそうにない
5
そこそこは楽しめるが2度は見ない
4,3
まあ見れるが面白くはない
2,1
つまらない、見る価値なし
0
もはや伝説的な糞

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1.  最強のふたり
相手を下に見たような同情的で押し付けがましい博愛主義ではなく、助けを求められれば助けるが、そうでなければ下手に気を使ったり擦り寄ったりはしない。家族間であったとしても徹底された個人主義という本音の付き合いにより親交を深め信頼関係を築いていくという実に気持ちの良い実話映画。2人の誇りや主義といったものは、実は時に行き過ぎているとも言われるフランス独特の(アメリカの自由主義的なものとは違う)個人主義に拠るもので、フランスだからこそ成り立つ(例えば日本では2人はただの身勝手なアウトローだと批判されかねない)もので、そのバランスの良い配置がこの映画の気持ちよさであるのだが、、ハリウッドでリメイクするらしいが、うっとうしい押し付けがましい博愛主義の権化であるハリウッドにはたしてこの映画を作れるのかね。理念を何も受け継いでないただのお涙頂戴のヒューマンドラマにならないことを祈るばかりである
[映画館(字幕)] 9点(2012-09-28 22:39:40)
2.  さんかく
コンビニで「本当にあった 痛い彼氏彼女の話」とかいって500円で売ってそうな、身近に居たら一番関わりたくないタイプの人々のストーリーは終始背筋も凍るリアリティ。人によっては気分が悪くなることすらあるであろうストーリーはある意味タブーを破ったようなもので、こんな胸糞悪さと面白さが共存してる作品ハリウッドにもない。高校生が主役で恋人が病気で主役はアイドルの三文小説ばかりが氾濫する邦画ラブロマンス界に現れた異端児
[DVD(邦画)] 8点(2012-04-28 10:28:06)(良:1票)
3.  ザ・プレイヤー
ハリウッドの内情をサスペンス風味の「映画」を通しながらシニカルに描く少し変わった映画。その信憑性はあまりにも豪華なカメオ出演の人々の数々が裏づけしてくれるが、ストーリーに凝りすぎてややこしかったり、あまりにもシニカルすぎたりと少し退屈する部分があるのは減点か。面白いんだけど評価が難しい作品だね
[DVD(字幕)] 6点(2012-03-24 17:12:26)
4.  THE 有頂天ホテル
三谷作品らしいゆるい笑いが続くコメディだが、これだけの個性派俳優を揃えながら、キャスティングの妙が無いキャラクター設定と、延々続く必然性の無いストーリーでは、いくらなんでもゆるすぎではないか。さらにクライマックスに近づくにつれ尻すぼみしていく様は出来の悪いネタ切れコントのようだ。グランドホテルをオマージュとした展開も各ストーリーの必然性の無さから陳腐でただの監督の自己満足に成り下がっている。いくらなんでも70年経っているのだから進歩が無いのはマズイ。日本にも内田けんじ作品のような出来の良いものがあるので比較してしまうと余計に陳腐さが際立ってしまう。
[DVD(邦画)] 4点(2012-03-09 05:41:40)(良:1票)
5.  猿の惑星:創世記(ジェネシス) 《ネタバレ》 
単発モノとしてはまずまずだがシリーズモノとしては減点。今までのシリーズは無かったことになったのか、特にパンデミックを暗示するラストシーン。シリーズのテーマを忘れてしまったのかな。
[DVD(字幕)] 6点(2012-03-07 04:12:02)
6.  裁判長!ここは懲役4年でどうすか
ぐるりのこと。のレビューで傍聴モノだけで一本作ってほしいと書いていたので期待の一本。社会問題クラスの超有名事件を扱っていたぐるりのこと。と比べて三面記事レベルの珍事件中心の構成だが、コメディとして優れた構成に仕上がっている。多少もの足りない部分もあるが、これだけ興味深くて、ところどころ笑わされたら高評価にするしかないなぁ。7点+オリジナリティで1点
[DVD(邦画)] 8点(2011-10-27 14:25:05)
7.  サンキュー・スモーキング
日本では非常にタイムリーなトピック。圧倒的な権力を持つタバコ業界の暗躍を「あえて」タバコ業界側のセールスマンを主役に立ててシニカルに描いたコメディタッチの社会派ドラマ。言うなれば東電を擁護してる自称専門家がどんなご立派な理論を並び立てていようと滑稽に見えるように、あるいは国会中継の大臣の答弁がなぜか滑稽に感じるように、タバコ業界の「ご立派な反論」をププププっと楽しむ映画です。
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-03 02:31:24)
8.  ザスーラ
アイデアは良かったが最後はただのSFパニック映画になってしまい尻すぼみの印象。ただなんか舞台が宇宙なだけという感じ。同じようなストーリーでもドラえもんのほうがもっと魅せるだろう。。。
[DVD(字幕)] 5点(2011-09-27 23:27:44)
9.  最‘愛’絶叫計画
このサイトの低得点のレビューに「睡魔に襲われ~云々」というのがよくあるが、睡眠不足なんてのは映画の責任ではなく自己管理の問題なので、それを見るたび「映画見る暇あったらまずちゃんと睡眠とって万全の状態で見ろよ」とツッコンでいたが、突っ込まれた方には申し訳なかったとこの場を借りてお詫びしたい。「こんな糞映画見てる暇あったら寝ろ」と自ら語りかけて来るレベルの映画というのは確かに存在したのだ。ただ俺はそれに出会っていなかっただけだった。そんな映画と初めて出会い、笑えもしない糞みたいなナンセンスギャグと襲ってくる睡魔に耐えた苦痛の1時間半。奇しくも英題はDate Movie。こんなもんデートで見に行った日には終わりである。
[DVD(字幕)] 0点(2011-06-10 16:55:05)
10.  13デイズ
自分たちは虎視眈々とキューバを狙い、ピッグス湾事件などを引き起こし、当時も攻撃寸前だったことは棚に上げてソ連のミサイル配備をさも奇襲されたかのごとくパールハーバーに例えるとかどんだけアメリカ視点やコラ!!というツッコミが浮かんだが、別にどうでもいいやと思ったほど面白い。大統領、政府の意思決定や、外交ってのはこうやるんだ。仲良く話し合えばなんでも解決すると思ってるおめでたい某国の草食系政権はこの映画でも見て勉強すべきだろう。まあやつら左翼だからソ連が悪者のこの映画は耐えられないかもしれんけど
[DVD(字幕)] 9点(2011-05-27 08:18:47)
11.  ザ・ペーパー
90年代の作品にも関わらずもっと古い80年代の作品に感じられるのは80年代のスターが出ているからだけではあるまい。この後のわずか10年でコンピュータが家庭用にまで発達、更に10年でのネットの発達で紙媒体の新聞は時代遅れになるとはこの頃まさか考えられなかったろう。ガンホーに続き企業社会、並びにマスメディアへの警鐘となる作品。とってつけたようなハッピーエンドのドラマであるが、ある意味では最も保守的な組織である新聞社の最高権力者に女性を据えている辺り社会派映画としてのアピールが見られる。派手さは無いが味わい深い作品。ただし似た題材の「大統領の陰謀」や「クライマーズ・ハイ」と違い、史実の大事件を扱っているわけではないため他のメディアを扱った作品の二番煎じに感じてしまう部分もある。
[DVD(字幕)] 6点(2009-05-08 21:58:24)
12.  ザ・マジックアワー
特に触れられてないがこれはどう考えても『知らなすぎた男』にインスパイアされている。12人の~もそうだが、三谷はやっぱり押さえるところ押さえてるな…。大好きなプロットだが、このプロットの面白い部分は佐藤と西田の最初のやりとりの場面のような「話は噛み合ってないけど脳内補完でお互いに噛み合わす」誤解のスパイラルで話しが進む部分にあるので、後半ストーリー映画に終始したのは残念。私は前述場面での「類稀なるユーモアのセンス」という西田のセリフで爆笑したが、こういう場面がもっと多ければ更に高得点が付けられたと思う。
[DVD(邦画)] 8点(2009-05-03 16:46:36)
13.  サボタージュ(1936) 《ネタバレ》 
いかにも古臭い愛憎スリラーサスペンス。イギリスのご婦人方はこういうお話が好きなのかな。子供を殺すタブーを簡単にやってしまう辺り、ヒッチコック映画らしい。今でも期待はずれにはならず普通に見れます
[インターネット(字幕)] 7点(2006-05-15 15:49:47)
14.  ザ・コア
ザ・コアというか、ザコだろこんなもん・・・
[地上波(吹替)] 2点(2005-12-27 13:58:45)
15.  サンセット大通り
ストーリーはフィクションだが、映画が語っていることはノンフィクションとも言える。キャストがパーフェクトで、主演のグロリア・スワンソンは実際にサイレント時代に活躍した女優、マックス役のシュトロハイムもその時代の映画監督であり、作中で彼女が見ている自らの主演映画は彼が監督し彼女が主演したQueen Kellyという実在の映画。本人役で登場するセシル・B・デミルも彼女の出演作品を撮っていて人物関係が実にリアルなのだ。ブリッジを囲むメンツもバスター・キートン、H・B・ワーナーなど実際のサイレント時代のスター。パラマウント撮影所のセットも全て実際の建物を使用、また途中出てくるドラッグストアも実際にハリウッドの俳優達が溜まっていた店であり、ハリウッド人の生活の実情と歴史がこの作品には詰まっている。お熱いのがお好き、アパートの鍵貸しますといったコメディの傑作、本作のようなハリウッドの暗部を痛烈に突くような社会派サスペンス、優れた映画監督にして脚本家であったワイルダーの鬼才ぶりに感服。
[DVD(字幕)] 10点(2005-12-15 22:47:35)(良:2票)
16.  猿の惑星・征服
なんかもう猿メイクが不快になってきた。未だにサルヂエなんかを見ても不快感を感じるほどのトラウマに。
[DVD(字幕)] 5点(2005-11-18 18:38:23)
17.  猿の惑星 《ネタバレ》 
H.G.ウェルズの「タイム・マシン」に出てくるモーロック話を掘り下げたような話。タイムマシンのような装置ではなくアインシュタインの某理論を軸にした理解しやすいタイムトリップから始まり、猿の生態や人間との関係などよく描かれている。映画史上に残る衝撃のラストと言われる自由の女神シーンまでのストーリーラインを非常に明快かつ深長な描き方になっていてSF史に残る傑作と言っていい。
[地上波(吹替)] 10点(2005-08-27 16:39:59)
18.  誘う女(1995・米)
実話じゃなきゃ、ニコール・キッドマンじゃなきゃ…という内容。ブラックユーモアのクライムサスペンスですが、ほんとにただの悪女の話で面白みも何も無い。ニコール以外の配役に疑問。子供達には憎悪すら覚えた。主人公の語りというようなスタイルも話をややこしくするだけ。それなら、これは事実に基づく話であるということをもっと前面に打ち出すべき
[地上波(吹替)] 3点(2005-08-27 16:35:34)
19.  サイコ(1960)
無駄なシーンがなく非常に洗練されたサスペンス。ストーリーは今となっては氾濫しているようなものだし、ホラー的な怖さは無い。怖さを追求するのではなく単純に事件を描くことにまた深さがある。そしてそれを支える音楽やカット割りの奇抜さは何も色褪せてはいない。重いテーマを持ちながらこの軽さとスピード感。下手に話を止めて怖さの為の演出をするよりも、よっぽど「スリラー」だった。古典ということでこの点数
[DVD(字幕)] 9点(2005-08-27 16:30:27)
20.  サラリーマン専科 単身赴任
ドラマでも言えることだが漫画原作の話は外れがほとんど無く安定して面白いということ。ああ日本映画も良いなと感じさせてくれる、日本のサラリーマン社会を皮肉った作品。シリーズドラマになればもっとドロドロした話になるんだろうが、ドロドロしてないところが物足りないと感じるかあっさり楽しめていいと感じるかは個人差があるだろう。
[ビデオ(邦画)] 7点(2005-08-01 11:33:52)
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