1. SAYURI
《ネタバレ》 劇中で使用される音楽も色彩も「和華折衷」で妙。まぁ外国人の作る映画だし仕方ない、とそれは譲れますが…芸妓なのに日本髪じゃないのと、姉を呼ぶのに「佐津!」と呼び捨てにするのには違和感を拭えず(そこは「お姉ちゃん!」だろ)。扇の要に指入れてくるくるやるのもどうかと…紙吹雪の中をずざざーっと滑るのもどうかと…工藤夕貴以外の着物が着崩れ放題なのもどうかと…うーん…。最大の不満は「芸妓は芸を売る仕事。体を売るものでは無い」と言ってた割に、水揚げとか旦那とかどうみても売春しか想像できないところかなぁ。そうそう、途中登場する米軍将校がやたら阿呆な性欲のカタマリみたいに描かれてたんだけど、欧米人はアレ観て怒らないのかねぇ? [映画館(字幕)] 5点(2006-07-21 20:25:29) |