1. サマーウォーズ
公開時に言われていたほど、親戚のみなさん、活躍しませんでしたね。強引な展開続きで、作り手ばかりが盛り上がってる感じ。細かいアラが気になるというレベルではない、子供向けアニメを観てしまったなあ。 [地上波(邦画)] 3点(2010-08-07 22:45:19) |
2. サイドウェイ
《ネタバレ》 映画全体に人間くささがぷんぷんしていて、上質な短編小説でも読んだような気にさせてくれる作品。元妻が意外に誠実そうな人で、その現だんなが意外にいい男だったところ(かつ、それをしつこく説明していないところ)が、うまいなあと思いました。派手なドラマが展開しないと映画観た気がしない方にはおススメしませんが。 [DVD(字幕)] 6点(2009-11-07 21:52:05)(良:1票) |
3. ザ・マジックアワー
いやー、笑った笑った!佐藤浩市のコメディアンぶりがお見事の一言に尽きますね。前半は、とにかくドタバタに集中して、爆笑、後半は、ちょっと人間ドラマっぽく展開して(でも不自然な人情話にならずに)、うまくまとまってました。こんなに素直に笑えるシナリオを作るのは、さすが三谷さん、才能です。「有頂天ホテル」では、登場人物が半端にマジメなキャラばかりだったので、ちょっと笑いにくい面がありましたが、今作はキャラがギリギリまで単純化されていたので、細かいこと気にせずに笑えます。セットへのこだわりとか、タイトルの意味付けなんかも、聞いていたほどしつこくないので、そこに注目せずに観れば、全く気になりません。 [映画館(邦画)] 9点(2008-07-19 22:52:36) |
4. サマータイムマシン・ブルース
暑苦しい若者どものキャラクタに、暑苦しい夏の空気をうまくからめていて、最後まで同じトーンで演出しきっているので、小品として充分楽しめます。タイムパラドックスのドタバタも、付け足しっぽいエピソードも無く、気持ちのよいスピード感のある映画でした。 [地上波(邦画)] 7点(2008-02-23 23:27:18) |
5. 猿の惑星
エンディングが有名なんですけど、どちらかというと、不時着後の徒歩シーンの無力感とか、声が出ないときのイライラ感の演出にたっぷり時間を使ってるところが、好きですね。最近の、ストーリーを追うためのシーンばかりになりがちなアクション映画では、中々味わえない感覚なので、傑作とは思いませんが、自分にとっては貴重な作品です。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-11-18 17:19:39) |
6. サウンド・オブ・サンダー
「どこかで観たようなお話」ではないというだけで、最後まで観てしまいましたが、観るべきところはどこにもないです。 [DVD(字幕)] 3点(2007-10-19 22:00:36) |
7. ザ・ロック
よくあるアクションシーンを適当につないだだけで、長ーい予告編みたいな映画です。何かが爆発して、だれかが撃ち殺されてれば迫力あるだろ!!と押し付けてくるような、安っぽい映画です。そもそも、あっさり侵入できちゃうアルカトラズのどこが「難攻不落」なんでしょう?怪しげな老人(?)のコネリーも、結局単にバリバリマシンガンを打ってるだけで、この人がアルカトラズを脱出した人かどうかなんて、どうでもいい設定でした。スローモーションのしつこい使い方も、あまりにも安直な演出で、こんなので手に汗握ると思ってるなら、ひどい勘違いです。ケイジが演技でがんばってるのが、浮きまくっててかわいそうなほどでした。 [映画館(字幕)] 3点(2007-06-17 02:21:57)(良:1票) |
8. ザ・ファーム/法律事務所
エリート意識丸出しの主人公に思い入れができず、どんなにピンチになっても、人ごとにしか感じられませんでした。ポラックだから、映画館に観にいきましたが、これ以降は彼の作品に興味がすっかりなくなりました。 [映画館(字幕)] 3点(2007-06-02 02:29:04) |
9. ザ・シークレット・サービス
マルコビッチの悪役が良い!淡々とターゲットに迫っていく感じが「ジャッカルの日」に通じていて、緊張感たっぷり。これで、イーストウッドのほうのどうでもいいサブストーリーが無ければ、完璧だったのだが。 [映画館(字幕)] 8点(2006-12-31 19:17:50) |