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プロフィール
コメント数 271
性別 男性
年齢 82歳
自己紹介 定年後、以前にまして映画を観るようになりました。シニア料金制度万歳です。やや人とは異なったと自覚する死生感を持っているので、少々変わったコメントをアップするかも知れません。
宜しくお願いいたします。

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1.  三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 《ネタバレ》 
まあ三銃士物は、私でさえDVDの幾つかを持っている位、何度も映画化され、それぞれに面白さがありました。従って、筋書きが多少こっとうむけいでも、あまり苦痛ではありませんでした。ヨーロッパでロケされた風景も美しく、一緒に行った家人などは、それと衣装だけで満足していたみたいでした。3Dの魅力は、艦隊戦でした。埃と硝煙の匂いすら感じさせるほどの迫力で、満足でした。▼細かい点で気にいったのは、リシュリュー枢機卿側の兵隊のコスチュームで、赤と黒のバランスがよく小生好みでした。▼四銃士の抜いた剣の太さが異なると見ていて感じたのですが、パンフの裏表紙見開きにあった、四銃士の剣の太さが明らかにめいめい異なっており、嬉しくなりました。やはりポルトスの剣が一番太かったですV!
[映画館(吹替)] 6点(2011-10-31 16:24:07)
2.  サイレンサー (2005) 《ネタバレ》 
癌末期の老女の殺し屋という設定に、やや無理があるとは思っていましたが、やはり最後に、性的関係を持つところで、がっかりしました。確かにアカデミー賞綬賞役者は、眼でも演技が出来き、凄いと思いました。映像も美しく、それだけの映画ではありました。しかもボスに迫力がなく、にやけた若造で、憎しみを掻き立てるような配役をすべきでした。元題の「シャドウ・ボクサー」とは「一人で稽古をする」、つまり一人芝居的な意味を持つものだと思うのですが、その題をつけた意味がまったく理解できませんでした。
[DVD(字幕)] 3点(2011-10-22 11:42:16)
3.  猿の惑星:創世記(ジェネシス) 《ネタバレ》 
VFXの凄さと脚本の見事さに脱帽です。1968年の第1作目の時のエンディングでも吃驚しましたが、本作の設定は本当に見事でした。隣人がパイロットという設定も、最後にその隣人がウイルス感染パンデミックの最初の媒介者になるという設定に拍手です。遺伝子治療には、その時点で人間に無害と思われるウイルスを細胞癒合等に使用するとは聞いていましたので、ALZ112で使用したウイルスとは異なったウイルスを使用して、ALZ113を合成したのだと勝手に思い込みました。それにしても、最新の注射器や見たこともないような医療機械が出てきて嬉しくなりました。安楽死やその他、色々な命の場面を、その時々の場面にあった音楽と共に見させてくれ、考えさせられる事も多々ありました。シーザーが「No!」と言っているだけならよかったのですが、最後は少し作り過ぎという感があったので1点減点となりました。久々に人に勧められる映画でした。
[映画館(字幕)] 9点(2011-10-08 14:25:49)
4.  ザ・ヤクザ(1974) 《ネタバレ》 
ただただひたすらに、健さんがカッコよく、「ブラック・レイン」の刑事の時よりもヤクザが似合っていました。殴りこみの時の殺陣を俯瞰から撮っていたのは、新鮮味があり、very good!でした。
[DVD(字幕)] 5点(2011-10-01 00:54:11)
5.  ザ・タウン 《ネタバレ》 
結構、評判が良かったので観てみましたが、あまりのチャッチさに低得点となりました。女支店長の雀斑だらけの顔のアップにはうんざりでした。あれだけ悪事を働きながら、自分だけマイアミで隠れ家生活という事にも納得がいきませんでした。銃撃戦も、昨今の激しい戦闘場面に比べれば、緊張感もまったくなく、大ボスとの最後の銃撃戦も、頭を狙わず、防弾チョッキを打たれているだけで「去勢してやる!」とは・・・。あきれました。
[DVD(字幕)] 3点(2011-09-30 22:50:04)
6.  桜田門外ノ変 《ネタバレ》 
ロケ地の1つである常陸大宮市で青春の6年間を過ごした小生にとって、袋田の「四度の瀧」は本当に久しぶりで、懐かしかったです。 ▼脚本の拙さからか、襲撃後の話が冗長で、館内では2ヶ所から鼾が聞こえていました。 ▼本編では井伊大老は専横独断の大老に描かれていたのは水戸藩士からの視点であったからと思います。彦根城近くの井伊が15年間を過ごした「埋木舎」を訪れ、茶室やその他、清貧な佇まいをみて、本当に誠実で、一生懸命な人であったのだなと感じたことを思い出しました。それにしても、襲撃場面の凄まじさはかなり衝撃的でした。井伊側では「柄袋を掛けていたので刀を抜けなかった」と伝えられていたことも再現されていました。しかし、その彦根藩士も生き残ったもの全てが「藩主を守れなかった」と咎められ、全員切腹させられた、との話には唖然としました。一方、水戸浪士の自決方法もほぼ形式にのっとっており、納得しました。鳥取藩剣法指南役との決闘は、それまでのダラダラした雰囲気を打ち破った引き締まったエピソードでした。昭和維新を目指した人達も、結局のところ見放されて逝った映画や物語に触れるにつけ、その熱情が現在の日本に必要なのは理解できますが、前後に「現在」を入れるのはいかにも・・・であり、白けました。 ▼俳優さんについて。柄本明:志村けんの「ばか殿」で、馬面芸者をおちゃらけて演じている人と同一人とは思えないほどの演技派で驚きました。本田博太郎:TV時代劇では、ドロドロした悪役が板についた人なのに、男気に溢れた素晴らしい演技でした。「いの」役の中村ゆり:やや斜に構えた色気は、本物の芸者?と思わせるような色気でした。北大路欣也:台詞もはっきりしており、さすがベテラン俳優と感じました。それやこれやでやや甘く6点となりました。
[映画館(邦画)] 6点(2010-10-24 16:24:01)(良:2票)
7.  ザ・パッケージ / 暴かれた陰謀 《ネタバレ》 
89年製作のポリティカル・サスペンス物でした。結構スケールも大きく、あまり華やかな配役ではありませんでしたが、渋い上手い俳優さんを使っていました。特にシカゴ警察の唯一の味方「マイラン」は、ある意味では理想の友人とも感じられる程素敵な人柄で、何回観ても大好きになります。大統領の車列の方向から観ると、シカゴ美術館からシカゴ・ヒルトンまでの方向は、着陸した空港がオヘア空港ではないことなども分かり、シカゴに居住していた私にとっては非常に懐かしいショットでした。ループも、シアーズタワーも出てきて楽しかったです。
[DVD(字幕)] 7点(2008-05-06 00:16:05)
8.  ザ・インターネット 《ネタバレ》 
痴呆症の母親を心配している孝行IT技術者の娘が、同僚から渡された途轍もないデータの為に、ある種のサイバー・テロに巻き込まれてしまう話でしたが、95年の映画ということもあって、IT技術は、かなり現在から比べれば初歩的な感じは受けました。最近の映画では、途轍もない技術が垣間見させられ、本当に怖いと思いますが、この当時でも強烈なウイルスの恐怖を最後のしっぺ返しに使用して見せつけられました。
[DVD(字幕)] 3点(2008-04-17 23:50:47)
9.  ザ・ファーム/法律事務所 《ネタバレ》 
冒頭の売り込み場面から、余りにもエリート根性まるだしのミッチが鼻に付いていました。ジィーン・ハックマンが出ているというので観たのですが、あの悪の弁護士事務所に彼のような半分善人が居れたのかが理解出来ませんでした。殺された私立探偵の秘書役の女がかなり頭の回転も良く、結構小気味よかったです。しかし、エド・ハリスがあんなツルッ・パゲだったとは!驚きました。でも、日本での法律事務所にも、こんなのがありそうな・・・?もの凄い豪華な事務所で、それも驚きでした。
[DVD(字幕)] 6点(2008-03-31 12:42:13)
10.  ザ・スカルズ/髑髏の誓い 《ネタバレ》 
またもや題名に騙されました。犯罪的強引さでセレブを作り出し、その生徒達をシンジケートの一員として教育してゆく秘密結社の話と勝手に想像した私がアホでした。下らない学園ものだったとは!
[DVD(字幕)] 2点(2008-03-09 23:29:09)
11.  ザ・トレンチ/塹壕 《ネタバレ》 
新・旧の「西部戦線異常なし」の英国版と期待して観たのですが、「塹壕戦」の凄まじさ:例えば毒ガス攻撃、銃剣による殺戮、などがさっぱり描かれておらず、ただただ緊張感もない少年団の話みたいになってしまつていた映画でした。低予算がありありでがっかりしてしましました。
[DVD(字幕)] 2点(2008-02-27 23:37:05)
12.  サラマンダー 《ネタバレ》 
昔であれば、騎士がやっつけたドラゴンを、近未来の兵士が戦うというので、近代的武器がわんさかでてくるものと勘違いしてみてしましました。最後は、古めかしい武器 で倒したので、がっかりしてしまいました。まあ、でも画面から硝煙が臭いそうな映画だったので、大甘ですが、5点となりました。
[DVD(字幕)] 5点(2008-01-28 23:02:26)
13.  ザ・コード(2002) 《ネタバレ》 
フレンチノワールで、題が「掟」となれば、かなりバイオレンスと血の渦巻く映画だと 勘違いして観てしまいました。冗長な家族との掛け合いなどにウンザリでした。
[DVD(字幕)] 3点(2008-01-26 00:50:46)
14.  ザ・グリード 《ネタバレ》 
まさにB級モンスター・パニック映画の典型的なやつだったと思いました。でも、まあそこそこ気持ち悪く、適当にグロでそれなりに評価できると思います。しかし、こんな映画に、小生が大好きなジャイモン・フンスーが出ていたのにはビックリしました。彼を「グラディエイター」で観てからあの意思の強そうな雰囲気がお気に入りでしたが、この映画では、あまり評価したくありません、ウウウウ。また、冒頭のパーティ場面がやたらとジャパン・テイストされていましたが、本当に西洋航路上では、あんなショーが行われているのかな?とも勘ぐりました。
[地上波(吹替)] 5点(2008-01-14 07:08:55)
15.  ザ・ロック 《ネタバレ》 
オープニングの兵士の葬儀に流れるバック音楽は、ハンス・ジマー作らしく荘厳でかつ悲愁を感じさせ、それにかぶさる様にエド・ハリスの決意に満ちた顔が、ベトナム戦線での空しい無線交信と重なり、これから起こる反逆の重さを示しているようで、非常にお気に入りのオープニングです。ショーン・コネリーは相変わらず渋く、ダンディでした。その娘役をやった女優さんも瞳が魅力的で印象に残りました。テンポも速く、イケイケのアクション映画でしたが、あの冗長なカーチェイスがややマイナス点となりました。
[DVD(字幕)] 8点(2008-01-09 23:13:16)
16.  侍(1965) 《ネタバレ》 
「人を斬るのが侍ならば、恋の未練が何故斬れぬ」というフレーズが印象的な映画「侍ニッポン」の焼き直しですが、脚本が橋本忍と言う事で、かなりギラギラしたものになっています。主人公・新納鶴千代の母の杉村春子は「鶴千代に似た人がいても、それは鶴千代でがない」といって全身で泣いた演技をみせ、さすが名女優という面目躍如でした。実らぬ恋のお姫様の父上役が嫌味のない志村喬で少しホッとしました。これがいかにもと言って威張り腐った公家さんではがっかりでした。市川中車という歌舞伎俳優さんは、これぞ昔の武士といった迫力に溢れていました。▼まあ20代の青年を40代の三船敏郎が演ずるのはややトウがたっていましたが、2箇所でみせた凄まじい殺陣は三船でなければ勤まらなかったものと思います。9人の刺客に襲われる場面では、かなり突きを見せ、狭い部屋では刀を振り回さないで突くといったこだわりを感じました。最後の井伊大老襲撃場面では、中々大老にたどり着けない暗殺者側の「イライラ感」が伝わってきて 、さすがアクションの岡本喜八監督!と感じました。最後の鶴千代の彷徨いは、日本そのものの彷徨い感も感じさせました。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-12-14 22:11:19)
17.  ザ・シューター/極大射程 《ネタバレ》 
監督の解説を聞いた後にもう一回見直しました。 ▼オープニング・ロールのバックには、アフリカ・エリトリアの惨殺・焼却された村が写り、河に沿った石油パイプラインが映し出されていたとは、解説を聞かなければ判らなかった, この物語の一番重要な伏線でした。▼漫画「ゴルゴ13」が好きで好きで、初期の「ブラッディ・ブリッジ」などから狙撃の魅力に取り付かれていました。映画では、「ジャッカルの日」などでも狙撃手が出てきましたが、この「ザ・シューター」みたいに狙撃に関して詳細な映画はあまり類をみなかったような気がします。▼FBIでの査問後に、悪徳上院議員などの殺し方はやや、あっさりしすぎていた感もありますが、溜飲は下げることができ、後味は良くなりました。▼最後の主人公達が車で去って行く道路と風景は「ターミネーター」のエンディングでも観たような気がしたのは小生だけだったのでしょうか?
[DVD(字幕)] 9点(2007-09-25 16:52:32)
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