1. ザ・マジックアワー
三谷幸喜さんの作品は沢山見てきましたが、この邦画はシナリオがとても凝っていて、観ていてとても楽しめました。 特筆すべきは、今が旬な役者が揃っていながら、そのキャラが打ち消されることなく、皆、絶好調に演じており、お薦めです。 多くの方が記されていますが、佐藤浩一のナイフのシーン、下手すると観客にすれば白けてしまうかもしれないところですが、引っ張ると云うか、引き込まれる感じがします。 また妻夫木聡と佐藤浩一との絡みのシーン、妻夫木の力みの無い演技が秀逸でした。 深津絵里は、従来、踊る大捜査線の印象から、その持ち味をいい意味で発展させて本作で個性発揮しており、今後が楽しみです。 [映画館(邦画)] 6点(2008-08-14 18:36:09) |