1. 最強のふたり
《ネタバレ》 コメディであるものの海外コメディ特有のわざとらしさや、文化の違いによる違和感がほぼないため素直に笑える。主要登場人物はそれほど多くないものの、脇を固めるキャラクター性や演技も申し分ない。 そして最後に主演キャラクターの基となった本人達のカットが入ることにより深みが増して程よい余韻を味わえる。 [DVD(字幕)] 10点(2013-06-19 23:46:01) |
2. さよなら子供たち
《ネタバレ》 終盤まで起伏が全くないので好き嫌いが分かれる作品だが、ドキュメンタリーとしてみれば過剰な演出がないと言えるが、個人的には客観的に感情移入できる描写がなかったたのが惜しい。 同じ子供からの視点で描いた『イノセントボイス~12歳の戦場~』と違い、日常を中心に見せている。最後の最後に監督の実体験を基にしたトラウマとも言うべきナレーションが印象に残る。結局のところ、最後のシーンにおける状況や大人から子供への台詞がタイトルの全てである。 [DVD(字幕)] 5点(2011-12-25 15:06:06) |
3. サイバー・ソルジャー
邦題が面白そうだったため深夜放映してたこれを録画してみたら、やっぱりC級だったってオチ。どこかで見たことのあるシチュエーションばかりの連続で、シナリオの流れも意外性がない。あと低予算のせいか派手さが全くなく、アクション映画なのに主人公が銃を撃ちまくらない、なんじゃこれ?簡単に言うと『デグレードされたユニソル初代+他の何か』。 [地上波(吹替)] 2点(2011-06-27 19:29:40) |
4. サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009)
《ネタバレ》 ロメロ監督の映画のテーマはやはり「人間の敵は人間」。リメイクドーンとか28日後シリーズみたいに派手さはないものの、人間の社会を皮肉った描写や台詞はロメロ監督の世界観ならでは。今作の皮肉は現実の世界に置き換えるなら国vs国民・企業vs社員(特に非正規雇用)なんかが、人間に斬り捨てられるゾンビの描写に似てるなと感じた。また当初の目的を他所に泥沼化していく云々の台詞は、民主主義vs共産主義・宗教戦争・部族間紛争なども投影させてるのかとも思った。 走ったりするモダンゾンビ(感染者)は、もはや暴徒みたいにしか見えないため、オリジナルゾンビの観点からでは盛り上がりに欠ける。その点ではロメロゾンビは一貫しているため、安定性がある。ロメロ監督の映画はホラーとしては万人受けするような映画ではないだろうが、監督の哲学を具現化したものと言っても過言ではない。自分はそんなロメロテイストの映画にこれからも期待したい。 [DVD(字幕)] 7点(2011-05-01 15:07:16) |
5. 猿の惑星
《ネタバレ》 今考えたら、地球を自分達の物扱いしてる人間を風刺した作品なのかも。 古い映画ですが世界観は良くできており、バッドエンドながらも 最後の救いようのない結末も、この印象の持ち味。 [地上波(吹替)] 6点(2010-07-31 19:21:59) |
6. ザ・グリード
《ネタバレ》 「お次は何だ?」が耳に残りますが、流行ったんでしょうか?よくあるB級クリーチャーホラーですがコメディ要素も混じっており、見終わってもハズレとは思いませんでした。ウェス・ステュディが味のある存在感を示している作品。 [地上波(吹替)] 6点(2010-07-24 11:25:09) |
7. ザ・デプス
《ネタバレ》 確かこれ、同じ深海ホラーのリバイアサンと同時期に上映でしたね。何かよ~わからん怪物に襲われて、その怪物がうっかり船内に入ってきちゃいます。んで、潜水服ごとハサミでちょきんと切られたりグロさ全開。おや?でっかいアメリカザリガニみたいなのが見えたゾ。 "ザ・デブス"だったら、女性人権擁護団体からバッシング受けてましたかね、これ? [地上波(吹替)] 5点(2010-07-19 17:07:47) |
8. ザ・フライ2/二世誕生
《ネタバレ》 1が面白かったなら見ても損はないと思います。前作が持つやりきれなさも、形を変えて引き継がれてます。マーティンがハンサムじゃなかったら、恋人に「どうだ、鉛弾は気に入ったか?もっとほしいか?」とか言われて、ズパーンズパーン撃たれたんでしょうか? [DVD(字幕)] 6点(2010-07-18 18:45:12) |
9. ザ・フライ
《ネタバレ》 カタカナで見るとFried Fishとかの揚げたてにも見えます。天才科学者が実験による不慮の事故により、悲しい末路を辿る映画。最後に恋人に殺してくれと請うシーンは、やりきれんものがあります。インデペンデンスデイに出演したジェフ・G・ブラム / ロングキスグッドナイトに出演したジーナ・デイビスの迫真の演技に注目。 [DVD(吹替)] 6点(2010-07-18 18:01:35) |
10. ザ・ロック
《ネタバレ》 アル・カポネも収容されたアルカトラズ島の別名がタイトル。 ショーン・コネリーが某国のスパイだという、若き日ショーン作品のオマージュもあり。 勧善懲悪がテーマではなく、ベトナム反戦映画のように政府の横暴に対する軍人の憤りが描かれている。 マイケル・ビーンがあっけなかったのは、エグゼクティブ・デシジョンの意外さに通ずるものがあった。 [DVD(字幕)] 10点(2010-07-17 18:33:36) |