1. THE LAST -NARUTO THE MOVIE-
《ネタバレ》 幼い頃からずっと自分の事を思ってくれる人の気持ちに気が付かない主人公。「BORUTO」も忙しくて息子にかまってやれず息子が反発というテーマで似ていますが、それが孤高の忍者だからとかはなくどちらも単にコミュニケーション不在なのだがそれが面白いと思ってしまう作者がまだまだ人間として未熟だという気がして、全く面白くない作品だと思います。 [インターネット(字幕)] 3点(2016-07-11 20:30:15) |
2. 貞子vs伽椰子
《ネタバレ》 公開前のYoutubeやInstagram等を使ったPRからネタ映画だと思っていましたが期待以上の面白さでした。脚本が正統派かつ丁寧なもので良かったです。貞子は長い髪の毛と邪眼を武器にした能力者で伽椰子親子はパワータイプで得意技は跳躍して標的の首をへし折る事と特に過去作品のファンでなくても分かりやすくて素敵ですが、肝心のバトルが物足りないです。伽椰子が獲物を捕らえた後に高速で下がる習性は何かの虫みたいで何度観ても凄く良いし、テレビに俊雄が吸い込まれたシーンは爆笑しました。皆の演技も良く水責めは印象的でした。美少女の悲痛な叫びで終わるのも伊藤潤二的で素晴らしかったです。大学の先生がビデオを観る時に、ビデオカメラを回して「私は〇〇です。〇時〇分、今から呪いのビデオを観ます」という記録映像を撮れば良かったと思います。ラストは結果的に倉橋有里を依り代としてしまったのかもしれないと納得のいくものでした。経蔵の「貞子!会いたかったぜ!」みたいなノリは大好きですが、すぐに気を失ってしまい連れの少女も腰を抜かしてしまうので、少女が小さな結界を張ったりして「お、ガキが意外に強い!」という展開があれば最後はもっと盛り上がったと思います。 [映画館(邦画)] 7点(2016-07-03 01:08:26) |
3. 砂上の法廷
《ネタバレ》 法廷ものとの事で頭を使う事を期待して観に行きましたが、どうも法廷部分がつまらない。つまりは初めからこの手垢にまみれたしょうもないオチありきの映画で、法廷部分は別に高いクオリティでなくても構わないという姿勢を感じました。94分ですし、土曜ワイド劇場だったらまあまあ良かったのではないでしょうか。また配給会社に騙されたなあと思いつつ夜道をトボトボと歩いて帰りました。やはり「世界最速日本公開」という肩書は見えている地雷でした。 [映画館(字幕)] 0点(2016-04-02 19:00:08) |
4. ザ・ウォーク
《ネタバレ》 準備段階から何度も「やめようよ」「本当にやるのかよ」と思いましたし、往復はすると思いましたが何度も行ったり来たりしてしかも寝転ぶのはやりすぎだろというのはありましたが、感動ものですよ!というテンプレ臭もなく押しつけがましくなくスッと映画の世界に入り込むことができたのは監督のさすがの手腕だと思います。国際金融資本は自作自演でWTCビルを爆破しておきながら、このような映画を作るとは何事だと観る前はモヤモヤしていましたが、劇中政治思想を感じる事もなくとても楽しく観る事ができました。師匠の名前がオウマンコウスキなのも良かったです。 [映画館(字幕)] 9点(2016-01-28 10:59:51) |
5. さよなら歌舞伎町
《ネタバレ》 ラブホ探検が大好きでラブホやデリヘルの経営者になりたいと思っているので好きなジャンルですが、ラブホ店長である主人公の「俺はこんな所でくすぶっている人間じゃないんだよ」という台詞はちょっと残念でした。タクシー会社や警備会社の人も創作物では同じ台詞をよく言わされますよね。どの女性もおっぱいが綺麗過ぎでエロを出し惜しみしない所に好感を持てます。内容自体は下世話過ぎるというか、他人のプライベートを覗き見続ける感じで正直どうでも良く、尺も長いし面白くはなかったです。形式にこだわらない真実の愛もたくさんあるから好きな場所なのです。 [インターネット(字幕)] 5点(2016-01-15 22:52:43) |
6. 刺さった男
《ネタバレ》 ふざけた映画かと思ったら徐々にシリアスな方向へ印象が変わっていくのが面白かったです。美人の奥さんが頑張っていて素敵でした。 [インターネット(字幕)] 5点(2016-01-09 00:35:11) |
7. サンドラの週末
《ネタバレ》 SFやファンタジーも良いですが、やはり現実に即した問題解決を描いた映画が一番面白いと思わせる、素晴らしい映画でした。同僚の家を訪ね歩いて対話を続けるところは常に堂々としていますが、途中で家に帰り泣き崩れて「もう寝る!」とかボロボロだし、リアリティがありました。夫は直接的に妻を救う事は出来ませんが、根気よく声掛けを続けた事はとても参考になりました。物語の途中から始まったようなイントロですが、この映画の前後も色々なエピソードや背景があるのだなと自然と思わせる良い切り口で、サッカーのコーチや黒人の期間工など皆さんの演技も素晴らしかったです。タルデンヌ兄弟の他の映画も観てみたくなりました。 [映画館(字幕)] 9点(2015-06-16 13:05:05)(良:1票) |
8. 西遊記 はじまりのはじまり
《ネタバレ》 TCXで鑑賞しました。チャウ・シンチーは人を楽しませたいという気持ちが強いですね。彼に応えるように日本語吹き替えも最高(特に貫地谷しほり!)で、次はどうなるのとグイグイ引き込まれ、存分に楽しめました。序盤の水上ロケーションはUSJの「ウォーターワールド」や「ワンピース・プレミアショー」みたいで良かったです。豚肉も美味そうでした。段(スー・チー)のアクションがもっと観たかったですが、すぐ恋愛モードに入ってしまい少し残念です。段とホリ似の悟空(ホアン・ボー)のやり取りも面白く、空虚王子(ショウ・ルオ)等の脇役も個性的で良かったです。斉天大聖の造形も禍々しくて良かったです。楽しい時間の終わりはシリアスな音楽(「Gメン'75のテーマ」)のせいもあり初回はしんみりしましたが、2回目の鑑賞も安定した面白さでした。 [映画館(吹替)] 9点(2014-11-22 01:54:12) |
9. サンブンノイチ
《ネタバレ》 台詞が多すぎで時々鼻に付く脚本は別の人が推敲した方が良かったと思いますが、(良く言えば映画少年のような)品川ヒロシの情熱のほとばしりを感じる映画だと思います。序盤の田中聖の格闘シーンは躍動感があって良く撮れていましたが、物語上の強敵ではなく、キャバクラの一般客相手とか無駄な労力でした。終盤の窪塚君の格闘シーンも物足りず、もっと観たかったです。小杉は終始浮いていました。監督の仲間意識の強い映画ですが、同時期に観た「土竜の唄」よりは楽しめました。埃っぽく乾燥した店内のシーンが多く鬱屈した気分になる事もあり、可愛い女の子がヒロインだともっと良かったです。 [映画館(邦画)] 3点(2014-10-23 14:47:23) |
10. ザ・ロード(2009)
静かに展開する物語は好みですが、本作に関しては崩壊した世界で色々な人と出会ったり、とんでもない組織があったり、話が大きく展開したりというFallout3のような内容を期待していたので、かなり物足りなかったです。 [DVD(吹替)] 2点(2014-08-19 20:12:25) |
11. サイレントヒル
《ネタバレ》 ジョデル・フェルランドちゃんが可愛い。ゲームを知らない人から観たらまあまあの内容だと思います。本編だけじゃなくてメイキングDVDの内容込みで、この点数です。製作者も出演者も、美術担当もクリーチャー担当も皆この映画に凄く気持ちが入っているのが伝わってきて、更に愛着が湧きました。 [DVD(吹替)] 8点(2014-08-15 04:14:09) |
12. サイレントヒル:リベレーション3D
前作と監督が変わってしまい残念でした。ビジュアルは原作をうまく再現できていましたが、とても退屈な映画でした。ゲームの「サイレントヒル3」がベースになっていますが、「サイレントヒル3」は元々ストーリー性が薄いので、大胆にアレンジして欲しかったです。映画は不満でしたが、本作とコラボした、としまえんの脱出イベント(製作・PKシアター)はとても楽しかったです。 [映画館(吹替)] 1点(2014-08-13 04:08:09) |