1. さらば愛しの大統領
とりあえず、言うときますけど、こんなんちゃいますよ。な映画。 大阪=笑いとか人情とか本まに止めてほしい。 アホやったらあかんのですよ。大阪でも。それでも愛されるかもしれませんけど、 アホ=素晴らしいっちゅうことではないんです。 この人らは仕事やさかいにこんな事平気で言いますけど、 全国の皆さんに誤解がうまれるわ、このアホ。 とにかくアホやったらええんとちゃう。おもろないとあかんねん。ボケ。 映画のコンセプトをアホにおくのは面白いけれど、 作り手は細心の注意を払い隅々まで計算して作ってください。神戸の映画館は極寒でしたよ。 とかいうとアホになられへんやつはかっこ悪いんですって。胸糞わるい。 ジャリズム時代から20年ファンですが、渡辺さん二度と映画は作らないでね。 [映画館(邦画)] 3点(2015-12-25 12:54:33) |
2. THE DAY ザ・デイ
全くアイデアがないSFアクションパニック映画。 普通では考えられないほどのオリジナリティのなさには逆に脱帽。 本来ならばこれでは評価に値しないのですが、 内容がそれなりに観れてしまうところがこの作品の凄さ。 設定にアイデアがない分、アクション、画面作りで勝負しています。 脚本はたぶん映画ファンなら二人に一人がこれ以上か同等のものを書けるのではないか と訝るべきクオリティですが、編集と撮影でここまでにはもっていけるということですね。 痩せ型で色白の人々がとぼとぼあるいて、廃屋の罠にいって襲われる。 しかし罠を仕掛けたというほどの罠はなくて、ただ強引に襲ってくる。 武器も持ってないのでそこそこ戦える。双方の代償が大きすぎて生活の手段に見えない。 この生存競争を繰り返していたら、そらもうすぐ滅亡でしょうね。脚本ゼロ点です。 それでも観れる作品という事で職人監督として有望な方かもしれません。 [DVD(字幕)] 5点(2015-12-25 12:00:22) |
3. サンブンノイチ
個人的には監督があまり好きではないが、悔しいことにこの監督は今まで そつなく、及第点以上の映画を撮り続けて来たといえる。 よく映画を観ているし、それ以上にその経験を巧く扱えている。 小杉さんの演技はややあやしかったが、全体として派手なキャラクターが出るので、 そこまでおかしな印象派受けなかったし、監督の精神安定剤として仲間がいないとダメなのだろう。 脚本がイマイチというか練りすぎているわりには、上手くこなれておらず、 どこか取ってつけた内容になっており、後半から終盤まではもはや蛇足の域。 それでも邦画では貴重なまともな映画。 [DVD(邦画)] 6点(2015-12-19 16:51:15) |
4. サイレント・ランニング
うーん。ロボットなんかの作りがしょぼいのは仕方ないにしても そこまで普及のテーマといえるのかどうか、 現代でも斬新な気もするが、少し時代遅れの考え方なように思える。 テーマが現代において通用しきらない以上は、評価はここまでが妥当じゃないかと。 [DVD(字幕)] 5点(2015-11-07 20:49:53) |
5. サイレントパートナー
高品質のサスペンスだが、持続力が弱かった。残念。 地味さを強調する序盤から急テンポの犯罪。裏をかく小心な作戦。 主人公、犯人双方が悪党のストーリーは多いが、 犯人が大物らしい蛮行を繰り返し主人公を追い詰める緊張感。 怯えながらも窮鼠猫を噛むように抗う主人公の対比がよく、 旨をわしづかみにされるような展開も、中盤に差し掛かるとかげりが見え始め、 別の映画のようになってしまった。 まあこの頃の映画ってこんなん多いけどね。 [DVD(字幕)] 6点(2015-11-05 17:03:24) |