4. サンゲリア
この映画を観に行った後、最悪な気分になりました。「サンゲリア」の内容や、エンディングで、キャッチコピーにある<心臓一撃>は確かでした。基本的には「ゾンビ」の舞台を島に変えただけなのですが、とにかく演出が怖い。音楽も物凄く迫力ありますし、ゲームの「バイオ・ハザード」等、この映画のゾンビの影響もあるかも知れませんね。映画中半で1人のゾンビが閑散とした村の真中を歩いている(徘徊している)姿は、強烈なインパクトがありました。真面目に、怖いです。最悪な作品でありながら、忘れられない映画でもあります。公開当時、あまりに残虐なシーンはカットや修正がされたりと、いろいろありましたが、後にビデオで無修正完全版となって出た時も、つい観てしまいました。これこそ悪夢的作品。ラストで、ニューヨークのマンハッタン島にゾンビの群れが歩いて行く場面でエンドクレジットですが、多分、早朝か夕方撮影したのか(ゲートブリッジ(橋)の使用の為)車が、下の通りを走っているのが、さすが、イタリア映画監督の手腕の見せ所、ここまでが限界か!?と言う感じです。でも、この映画のゾンビ、きちゃぁない!(汚い)(苦笑)この「サンゲリア」と言うタイトルも完全に日本人が勝手に作った和製英語(?)と言うか何語?とい言う感じですが、この映画のゾンビを”サング”と呼んだり、もう勝手にしてください的勢いだったですね。テレビ放映は、大幅にカットした一回だけで、メジャーな声優さんが声をあてていましたが、それ以来、1度も放送されていません。怖い物見たさなら、この映画は人に薦められますが、とにかく観終わった後、嫌な気分になるのを覚悟なら、どうぞ(苦笑)点数は、困りました。何とも言いがたいので、5点! 5点(2001-11-16 22:41:35)(良:1票) |