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プロフィール
コメント数 104

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1.  叫びとささやき
かつてイングリッド・チューリン、ハリエット・アンデルソン、グンネル・リンドブロム、ビビ・アンデルソン、リヴ・ウルマンで、ベルイマン映画「女の性の五人衆」と呼んで恐れおののいていた。これはその内三人までが出ているので恐怖も並大抵ではない。意味はようわからんけど、あのドス赤いというのかドス白いというのか、底の知れない、女の深奥を覗かせるような凄愴鬼気迫る色彩美にはただただ圧倒された。
9点(2003-02-03 11:53:23)
2.  ザ・ドライバー
そのものズバリのB級ハードボイルドカーアクション映画の快作。裏道という裏道を知り尽くし、パトカーの追跡を振り切って強盗たちを逃がしてやってカネを貰うニヒルな逃走請負屋ライアン・オニール、その彼を執拗に追いまわす、かなり異常だが何故か憎めない執念刑事ブルース・ダーン、主人公を目撃しながら偽証するクールな女賭博師イザベル・アジャーニ。この3人を軸とした犯罪ドラマが、夜のLAの冷たい空気の中で、抜群のハードボイルド的ムードを醸し出していた。カーチェイスシーンにもヒル監督のセンスが冴えていた。
8点(2003-02-03 11:43:31)
3.  サイコ(1960)
ベイツ・モーテルへ行ってからも怖かったが、前半、会社の金を着服して車で逃走中のジャネット・リーが、交差点で前を通り過ぎる社長と目があってしまい不審な表情をされる、あのシーンにゾッとした。なにか学校をズル休みしているところを先生に見つかった小学生といった風だった。そのあとに出てくる異様に顔のデカい警官も不気味だった。
9点(2003-01-15 20:02:19)(良:1票)
4.  ザ・チャイルド(1976)
この頃、色んな動物が大群で襲いかかってくる映画が流行っていたので、その子供版かなぁと思って観たらかなり毛色が違っていた。とにかく怖い映画だった。相手が怪物かなんかだったら、なんとか殺すテもあろうけど、襲ってくるのが子供なので殺すに殺せない、というのが怖かった。お腹の中の赤ん坊までヘンになるところは、たすけてくれという気分になった。
8点(2003-01-09 00:08:17)
5.  ザ・フライ2/二世誕生
1ほどの強烈さはないけど、犬の話と最後のパスワードが泣かせる。だが遺伝子レベルで融合し、父親にすら治せなかったものがあんなにカンタンに分離できてしまうのが、どうも納得がいかなかった。
6点(2003-01-06 23:19:12)
6.  ザ・キープ
古典怪奇劇的な設定と神秘的な雰囲気は好きだったが、スコット・グレンがいったい何者で、どういう因縁があって怪物が出てくるのを阻止したがるのかがサッパリわからなかった。
5点(2002-12-17 16:47:53)
7.  サブウェイ・パニック
何年か前に黒澤明の「暴走機関車」のシナリオ(コンチャロフスキーの映画とは別物)を読みましたが、走る列車と管制室の模様とが平行して描かれていて、黒澤さんは或いはコノ映画みたいにやりたかったんではないか、と思いました。しかしコチラは、ひじょうに出来のいい考えられたスリラーなのに出てくる連中がどこかマヌケで、なんか落語を聞いてるような感じでユカイだった。ご丁寧に秀抜なサゲまでついておる(離れオチだけど)。
8点(2002-12-12 00:24:49)(笑:1票)
8.  砂漠の流れ者
ずっと前にTVで何も知らずに観て以来忘れられない映画。時代と共に滅び行く人たちを描いて、「ワイルド・バンチ」と並ぶペキンパーの名篇。ジェースン・ロバーズもステラ・スティーヴンスもデイヴィッド・ワーナーも実にいいが、ストロザー・マーティンのゲスさみっともなさにものすごい味があり、ペキンパーの心を感じた。
10点(2002-12-09 21:54:03)
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