1. ショーン・オブ・ザ・デッド
ゾンビを題材にしただけのコメディ映画だと思って見てたら、意外にもシリアスな展開が多くて驚かされた。リメイク版「ドーン・オブ・ザ・デッド」以上のゴアシーンもあり、ゾンビ映画の醍醐味でもある押しつぶされそうな圧迫感も終盤で存分に味わえる。取って付けた様なハッピーエンドが鼻に付くが、少なくとも数あるゾンビ映画の中では水準以上の出来なのは間違い無い。ロメロが絶賛するのも頷ける快作。 9点(2004-12-21 23:21:22) |
2. ジュラシック・パークIII
さすがに3作目なのでマンネリ気味か?とも思ったけど意外や意外、前振り無しのテンポの良さに思わず引き込まれました。登場人物の具体的な紹介も無く、恐竜達にパクパク食われていくのは清々しいものがあります。 7点(2004-05-11 21:30:27) |
3. 死びとの恋わずらい
映像化された伊藤潤二作品の中ではトップクラスの出来。主人公二人の演技が学芸会レベルだけど「うずまき」に比べれば全く無問題。完全に主人公を食ってしまっている三輪姉妹の怪演も必見。 7点(2004-03-08 21:23:02) |
4. ジェイソン
ビデオジャケットを見る限り13金シリーズだと思いがちですが、殺人鬼がホッケーマスクを被ってるのと、登場人物の中に「ジェイソン」という名前の人がいるだけで関連性はありません。殺戮場面の肝心なところでシーンが変わってしまうため、まるで炭酸の抜けたコーラの様な印象。 3点(2004-02-15 20:15:43) |
5. 地獄の黙示録 特別完全版
やっぱ何と言っても印象に残るのはワルキューレのシーン。ここまでヘリが格好良く見える映画を私は知りません。それと「フルメタルジャケット」のハートマン“冷凍マン庫”軍曹に次ぐ名(迷?)キャラ、ギルゴア“サーフィン狂”大佐の存在も良かったです。サーフボードを盗まれたことを根に持って、ヘリで追いかけてきたシーンには大いに笑わせてもらいました。王国に入ってからの展開は人それぞれって感じでですね。私は前半の方が好きですけど。 7点(2004-01-29 19:44:24) |
6. 呪怨 (2003)
やってることは洋画のスプラッターに近いと思います。あの家をクリスタル湖にして、伽椰子がジェイソンになればモロ「13日の金曜日」だし。サムライミは多分こういう所が気に入ったんでしょ。しかしこの映画、スプラッター映画なんかより比べ物にならないくらい怖いです。顔面白塗りで半裸の幽霊なんて、一歩間違えばギャグになりかねないキャラなのに、ここまで恐怖を引き出せるのはお見事としか言い様がない。変な格好して這って来る伽椰子も、「リング」の貞子という先例があるものの、あのまま階段を下りてくるという荒技を披露してくれてかなりコワ面白いです。近年のホラー映画の中では間違いなく傑作と言えるでしょう! 8点(2003-08-11 18:35:30) |
7. ジェイソンX 13日の金曜日
いやこれは凄い。13金シリーズ最高傑作と言い切れる出来です。「命日」を見て続編無理かな?と思ってたら何だかとんでもないストーリーになっちゃってるし。中でも「part7」以上にジェイソンがボッコボコにされるシーンは必見!13金ファンは見て損は無い筈。 8点(2003-04-28 18:44:34) |
8. 自殺サークル
《ネタバレ》 絶望的に暗いテーマ曲から始まって、阿鼻叫喚の女子高生50人集団自殺への流れが素晴らしい。最も印象に残ったのは、愉快な歌をBGMに色んな人が次々と自殺するシーン。かなり強烈なインパクトです。結局何だったの?という感じの終わり方は評価が分かれそう。 7点(2003-01-26 19:26:01) |