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プロフィール
コメント数 1727
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自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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1.  しゃぼん玉 《ネタバレ》 
歪んでしまった青年が田舎の老婆との交流で人間らしさを取り戻していく。 市原悦子の田舎のばあちゃん感がたまらなく良い。 おばあちゃん子には特に刺さるストーリー。
[DVD(邦画)] 7点(2024-06-29 08:25:17)
2.  死刑にいたる病
好感、共感を持てる人物が一人もいないのがつらい。
[インターネット(邦画)] 4点(2024-06-27 11:23:41)
3.  新感染 ファイナル・エクスプレス
それなりに楽しめるのだが、よくあるゾンビ物の域を超えるものではなかった。
[インターネット(吹替)] 5点(2024-06-27 00:22:59)
4.  シンプル・シモン 《ネタバレ》 
他人の感情を理解できないアスペルガー症候群の主人公が、「レインマン」の自閉症を彷彿させる。 自分は変わることができないからおまえが変われという傲慢な態度は、兄の恋人でなくても引いてしまうだろう。 よほど心に余裕がないと病気だといっても受け入れられそうにない。 兄の恋人の反応が、狭量ではなくごく普通に思える。 他人事ならともかく、アスペルガーと実際に付き合うのは現実的にはもっとシビアなものだろうけど、ちょっとオシャレでポップなラブストーリーに仕上がっていて好感が持てる。
[DVD(吹替)] 6点(2021-01-04 23:58:05)
5.  シング・ストリート 未来へのうた 《ネタバレ》 
学校でバンドを組んでの青春ラブストーリーだが、よくある類のストーリーで新鮮味がなかった。 ラストのボートでイギリスを目指す二人に、「小さな恋のメロディ」のトロッコを漕ぐ二人を思い出したが、「小さな恋のメロディ」はどこか懐かしい気持ちもかきたてられて共感もできた大好きな映画だけれど、本作はバンド活動に無縁だったこともあってかそういう思いになることもなく。 主人公が美形の少年なのでハートを捕まれる女性もいそうだけれど、このストーリーなら逆にイケてない少年が奮戦するほうがリアルな青春っぽくてまだ良かったような気がする。
[DVD(吹替)] 4点(2020-12-09 18:51:04)
6.  新・蘭の女/ブルー・ムービー・ブルー 《ネタバレ》 
ヒロインはかわいいし、ストーリーはセクシャルで刺激的な内容なのに、なぜだがエロさを感じない。 おもしろくないわけではないが、おもしろいとも言えないどっちつかずな印象。
[DVD(字幕)] 5点(2020-10-26 23:57:46)
7.  ジョーカー 《ネタバレ》 
退屈せずに最後まで見れるのだが、主人公に感情移入はできない。生い立ちや環境に同情すべき点も多いのだけれど、被害者にとってはたまらない。酷い目に遭わせた奴らに復讐するのならわかる。でも、妄想ストーカーの餌食になったシングルマサーやラストの黒人カウンセラーは悲劇としか言いようがない。 ただ、その殺害シーンは自分を陥れた元同僚のときのように生々しく描かれてはいない。そこは省略されていたので、ジョーカーへの最悪の印象は避けられた。 悪のカリスマ誕生秘話としてはインパクトもあっておもしろかったものの、現実と妄想がはっきりしなくて少しモヤモヤが残っしまう。
[DVD(吹替)] 7点(2020-09-29 22:12:43)
8.  深夜の告白(1944) 《ネタバレ》 
旦那の保険金殺人を企む後妻の計画に乗ってしまう主人公。 典型的な魅惑の悪女に、人生を狂わされる格好に。 ビリー・ワイルダー監督なので期待したが、スーリーは結構シンプルだし期待ほどではなかったものの、古い映画の割りには楽しめた。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-04 23:48:03)
9.  ジョイ・ラック・クラブ 《ネタバレ》 
4組の母娘の物語が交錯しているのだけれど、それほどリンクしてはいないので散漫な印象を受けてしまう。 結局、4つの話をオムニバス形式で見せられたのと変わらない。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-05-01 22:43:55)
10.  15時17分、パリ行き 《ネタバレ》 
実話を本人たちが演じていると知らずに見たので驚いた。 演技もそんなド素人には見えなかったので。 イーストウッド監督も思い切ったことをするもんだ。 面白い試みだったが、映画は実話ものにありがちな、ストーリーの芯から外れた散漫な部分、そこはいらないでしょ?ってところがある。 それがあるからリアルさが増すということでこだわりがあったんだろうけど、その部分は見ててちょっと退屈。
[DVD(吹替)] 4点(2019-07-03 21:28:52)(良:1票)
11.  ジェーン・ドウの解剖 《ネタバレ》 
てっきり遺体を解剖しての科学捜査サスペンスかと思って見ていたら、オカルトホラーだったので心の準備ができてなくてビックリ。 解剖は生々しいが、こういうグロに怖さは感じない。でも、正体不明の死体が起こすオカルト現象は恐怖感を生じさせる。
[DVD(吹替)] 6点(2019-06-28 22:21:32)
12.  人生の特等席 《ネタバレ》 
イーストウッドもすっかりシワシワのお爺ちゃんになって、今回はMLBのスカウト役。 本物のMLBの迫力を知っていると、こういう映画でのベースボールのプレイは素人丸出しで、ドラフト1位の超大物スラッガー役のスイングなんてしょぼくて見ていられない。  仕事も家族も恋愛もすべてハッピーエンドに収まるまでのあまりのご都合主義には、見ているこちらが居心地の悪さを感じるくらい。 父娘がお互いを思いやりながらのすれ違いと関係回復は必殺の泣ける要素のはずなんだけど、まったく琴線に触れない。 でも、めちゃくちゃ嫌な性格の同僚スカウトがやりこめられるくだりはスッキリ。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2018-09-07 20:00:29)
13.  人生はビギナーズ 《ネタバレ》 
どこか文学的なテイストのある映画で、生き方を考えさせるような真面目なテーマをじっくり描く。 ただ、ゲイをカミングアウトして亡くなった父ハルとのことと、別れたアナとやり直すことがどうつながっているのか。 人生を謳歌した父に感化されてということなんだろうけど、今ひとつピンと来なかった。 そもそもオリヴァーがなぜ自信を持てないのか、アイデンティティが不確かなのか、その悩みがよくわからないので共感するまでには至らず。 オリヴァーの性格形成に、冷めた両親の仲が大きく影響しているようではあるけれど。 アナとのラブストーリーと、両親との葛藤と理解の物語が、微妙に別の話のようにも感じられてしっくりとはこない。  「気分がふさぐ時は部屋にこもり大声で叫ぶの。1~2分でスッキリする」 オリヴァーが子供の頃に母から教えてもらった言葉だが、母は自分自身のやりきれない悲しみをこうやって解消しようとしていたのだろう。 母はハルがゲイだとわかっていて、「私が直してあげる」とプロポーズした。 オリヴァーは死期の迫った父から初めてそのことを聞き、父と母の間にも愛はあったのだと知る。 父なりに母の思いに応えようと努力はしたのだろうが、母が満たされることはなかったのが哀しい。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-08-26 22:49:22)
14.  地獄でなぜ悪い
園子温監督は好きなほうなのだが、これはまったく合わなかった。 コメディはハマらないと最後までつらい。
[DVD(邦画)] 2点(2018-03-24 09:23:38)
15.  シャレード(1963) 《ネタバレ》 
二転三転するサスペンスで、何が真実なのか、誰が犯人なのか、ヒロインと一緒に見ている者も翻弄される。 ラストもオシャレにオチているし、後のお手本となるような映画と言えるかも。 それでも、オードリーのヒロインにあまり魅力を感じなかったので、それほど引き込まれはしなかったしリピート鑑賞したいとも思わない。 オードリーは「ローマの休日」が良すぎたか。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-01-19 21:20:28)
16.  シークレット・サンシャイン 《ネタバレ》 
シネは引越してきた当初から嫌われる女の要素はあった。 初対面の店主に店のインテリアのアドバイスをする無神経さ。 夫が他に女を作っていたという事実を認めようとしないプライドの高さ。 お金を持っていると思われたいために不動産取引の嘘を吹聴する見栄っぱり。 子供の前髪に金メッシュを入れる母親なんてのも印象が良くない。 だが、そんな女だからといって、わが子が殺されていいはずがない。  どうしようもない苦しみ悲しみの中で、宗教に救いを求めるのはよくあること。 ようやく心の安定を取り戻したかに見えたが、自分が許すために面会した犯人が、既に神の許しを得ていたときにすべては変わった。 どんな罪人も神に懺悔すれば許される――。いや、許されてはいけないのだ。 わが子を殺した犯人を許すことができるのは、神ではなく自分だけ。このシネの思いはごく自然な人間らしいものに感じる。 罪には許されるものと許されないものがある。わが子を惨殺した犯人に親はどうなってほしいと願うだろうか。 罪を反省して更正して幸せに生きることか。それはウソだ。絶対に幸せになんかなってほしくない。 後悔の地獄の中で苦しんで苦しみ抜くことだけが、被害者の救いになる。安息を得た犯人に、シネの心が再び壊れ始めたのもよくわかる。  シネは神に復讐心を持ち、神を試す。自分を教会に勧誘した執事の夫を誘惑する。 いくら容姿が良くてセクシーに迫られても、メンタルを病んだ女は容易に抱けない。獣ではなく人間ならば。 どんどん壊れていくシネが本当に痛々しい。  ソン・ガンホの能天気な田舎の俗物キャラが、陰鬱なムードに救いをもたらしている。 意味ありげなラストシーンは、最初はそこに何かが埋まっているのかと思ったが、シークレット・シャイン(密陽)にかかっているのに気づいた。 そんな片隅にも密かに陽がいっぱいに射しているということを象徴的に表したかったのだろう。 その陽はジョン・チャンのことだろうか、その陽にシネは気づくのだろうか。  ここで映画が終わったのは少し拍子抜け。まだ何も解決しておらず、途中で放り出された感じ。 終わり方の好みもあるのだろうが、シネがもっとハッキリと克服できるまで描いて欲しかった。 ジョン・チャンがシネの傷を癒すシーンを見たかった。
[ビデオ(吹替)] 6点(2017-12-30 02:14:19)
17.  少年は残酷な弓を射る 《ネタバレ》 
自分の子供がシリアルキラーになったら――そんな恐怖を体感させる映画。 母親は人間的な温もりや魅力に欠けるかもしれないが、この程度の親はいくらでもいる。 子供がまったく言うことを聞かなければ、ヒステリックになる気持ちはわかる。 息子の問題行動の芽にもっと早く積極的に専門家を交えて対処していたらというのはあるが、一概に育て方のせいとも言い切れない。 そうなる資質を持っていたとしか言いようのない気もする。 ただ、愛する者を理由もなく殺されたら家族からすれば、犯人の親も憎悪の対象になるのも無理はない。 どうすれば子供がシリアルキラーになるのを防げたのか、自分ならどう対応したか、他人事ではなく考えさせられる。
[DVD(字幕)] 6点(2017-12-27 20:19:45)
18.  ジェイコブス・ラダー(1990) 《ネタバレ》 
キリスト教や聖書を踏まえた映画が欧米の作品にはよくあるが、無宗教でそれに関する知識も関心もないのでそういう作品は苦手。 この映画も聖書からモチーフを得ているようで、深い含蓄までは理解できない。が、その知識がなくても何となく表現したいことはわかる。ただ、わかりにくいし響いてこない。 そもそもこういう夢オチの類はあんまり好きじゃない。しかも、途中でハッキリ予想がついてしまったのでなおさら興ざめ。
[DVD(吹替)] 3点(2017-12-26 22:43:11)
19.  ジョン・カーペンターの要塞警察 《ネタバレ》 
警察官と囚人のナポレオンが結束して敵に応戦するのはわかるのだが、大量殺人鬼のナポレオンが女性事務員とロマンスの予感を感じさせるようなラストに何とも言えない違和感。 銃撃戦の多いシリアス基調なのでそれと反するような部分に戸惑ってしまうが、これってもしかするとツッコミ待ちの笑いどころなのかも。 真面目な人がシリアスな話の中にジョークっぽいことを混ぜていて、聞いてるほうはそれが本気なのかジョークなのかわからずどう反応していいかわからない、そんな感じ。 どっちにしても自分の笑いのツボには入らなかったけど。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2017-10-22 19:58:16)
20.  春香秘伝 The Servant 《ネタバレ》 
権力を握った者が横暴に下の者を踏みにじる。下男の主人公にはなす術もない。 ラストで現実の悲劇をチュニャンが望んでいたような美しい物語に仕立てようとするのが腑に落ちない。そんな聖人のようなキャラでもなかったはずで、無理のあるキレイごとに感じられる。恨みを募らせるならわかるが、人間そこまで割り切れるものじゃない。 そこに至るまでのストーリーはなかなか見ごたえがあったのだけれど。
[DVD(字幕)] 6点(2017-09-09 15:13:07)
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