21. JFK
オリバー・ストーンは私が信頼していない監督の一人。社会派監督だなんて認めない。それはストーンが使ってきた主演俳優を見ればわかる事。アイドル顔のチャーリー・シーンにトム・クルーズ、ここではアメリカの正義ケヴィン・コスナーときた。作品についてはですね自分で研究し、推理した「ケネディ暗殺」をみんなに聞いてほしくて、ほしくて作ったのだと思う。かなりの演説好きの目立ちたがり屋さん。例の封印された報告書が開示されるまであと30年くらいあるのか?たぶんオリバー・ストーンはそれを見なければ死ぬに死ねないなんて思っているのかもしれない。。。なにがってジョー・ペシの強引すぎるカツラ姿につきるっ!!これはもうサイコーです。「JFK」というとまず、これが頭に浮かぶ。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2003-11-07 16:20:37) |
22. 死と処女(おとめ)
これも10数年前に一回だけ観たなあ。 今思うことは例えるなら情感の全くないエグいだけの「愛の嵐」って感じ。 表面的には問題作の体を成しているものの、実は単なる不快なエログロとしか思えなかった映画です。 観た当時はポランスキーってことは知らなかったです、しかしポランスキーってほんとにSMが好きなんだなあ。 シガニー・ウィーバーとベン・キングスレーはどう理解して出演したのか・・・緊迫の密室劇がやりたかったのかしらん。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2010-07-25 23:33:08) |
23. シティ・オブ・エンジェル
睡眠薬でしかなかった「ベルリン天使の詩」だけどこれはハリウッド映画だし、ニコラス・ケイジにメグ・ライアンだし退屈はしないだろうということで観たんですけどね。だめだあ~、まずケイジが天使ってのが無理あるでしょうよ。やたらとヨーロッパの作品をリメイクしちゃあいかんよ。 2点(2004-10-18 09:46:33) |
24. ジキル&ハイド
正直、なんにも印象に残ってないです。強いて言うなら、血色の悪い眉毛なしのジュリア・ロバーツの顔でしょうか。地味ハデな俳優たちにあわせ、ハデな顔を一生懸命地味に作ってみたんでしょうかねえ。マルコヴィッチの演技にケチつけるのは恐れ多いと思うけど、寄り目気味だからなのか、本人が楽しんじゃってるのか、コミカルに感じてしまい、それが全体の雰囲気とあってないような気がしました。マイケル・ガンボンはいやらしくて期待どおりでした。 2点(2004-09-28 09:54:27) |
25. ジョー・ブラックをよろしく
久々のキレイなブラピに期待したのだけど、これはいけない。この程度のはなしをこんなに長くする必要性を全く感じない。しみじみ、ゆったりとした演出をしたのかもしれないが私にはダラダラと単にスター俳優の動きのない姿を撮っているようにしか見えなかった。退屈な作品でした。マーチン・ブレスト監督にはセンスの良さを感じないです。自己陶酔型の監督のような感じを受ける。ラストの花火のシーンもなにか白々しかったけど「ああ、やっと終わったわ」という安堵感も同時に感じた。結局ブラピは生き返ったようですが、これってちょっと都合よすぎじゃないの?クレア・フォーラニはきれいだけど、アップになると寄り目と口の大きさが気になってあんまりきれいじゃなくなる。 2点(2004-01-17 09:06:51) |
26. 幸福の条件(1993)
「キレイに見せようとする下品な内容の映画」これはその見本として貴重である。「幸福の条件」というタイトルもなんかヘンじゃない?条件なんてあるんだろうか・・・ そしてなんだか落ち着きの無いガサツで浅はかな夫婦という感じで最初から不快感。 あんまりよく覚えてないけど、つまり家だのライフスタイルだの表面的なことばかりに一生懸命になり経済状態の危機をギャンブルで穴埋めしようなどと考え、欲出した揚句にっちもさっちもいかなくなり、こともあろうに100万ドルにつられて一晩のお相手になる奥さん、それを止めず後になって嫉妬に狂う亭主という、どうにもならんアホ夫婦に「幸福とはなにか」を荒療治で教えた富豪の人生の達人ってことでしょうか? こういう夫婦は実際にいそうだけど、レッドフォードが演じたような人間はまずいない。しかし、男としては最高です。それでもあの亭主のところに戻るのを好意的に受け取れるような人物かなぁあの夫婦。だってそれまでの経緯があれだもの。 エイドリアン・ラインの作品てその映像美に対して内容が下品、薄い、たいしたことないっていうのが多いような感じ。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2003-12-11 10:04:04) |
27. G.I.ジェーン
ここまでやってくれる女優はたぶんデミだけだろう。ある意味貴重です。この作品のデミはそりゃもう頑張ってます。でもだからなんだっていうの?となってしまうのだ。彼女はなにかヒドイ勘違いをしていると思えてならない。コレやる時、ブルースは反対しなかったのかな?まっ、反対したってデミはききゃしないだろう。カラダが持つ限り、納得するまで好きにやってくれい! 2点(2003-12-10 21:26:51) |
28. 失楽園
《ネタバレ》 宵の口にウトウトしたら眠れなくなったので深夜に一人で観てみました、初見です。 森田芳光だったとは知りませんでした、信じられないです。 「阿寒に果つ」は中学生の時に観たけど、これも同様に「死の美学」がテーマだと感じました。不倫はそれを語るために使われただけで、不倫を美化も肯定も否定もしてないと思う。その証拠に主人公二人はもちろん、その家族も生活感が全く無くて何もかも通り一遍のシーンばかりでつまらない。 心中=純愛とは思わないけど、そこに至る根拠が全く描かれてないですね、なんで死ぬことにしたのかさっぱりわかりませんでした。実際に昔、愛人と心中した作家が何人かいたし、そこらへんと繋がっているようにも思います。 どうも濡れ場で勝負、ウリにしたみたいだけど、信じがたいほどお行儀の良い絡み具合でありました。ライティング効果すらなく、へんなカメラワークにカット割りで中途半端な状況で終了し突然画面が変わるし・・・ 情も本能も出てたとは思えないし、ウットリもなければエロくもなかったです、だいたい役所広司のよがり顔のアップなんて誰が見たいと思う? これなら一人妄想を膨らませながら原作読んだほうがマシじゃないですか?未読ですけど。 公開当時、おばさまたちを夢中にさせ、泣かせたようですね。そのおばさまたちの多くは今現在、韓流ドラマにハマりまくっているような気がします。 [CS・衛星(邦画)] 1点(2010-10-09 12:18:09) |
29. JM
”ああキアヌ、せっかく「スピード」で男をあげたってのに、あなたはこれからどうなっていくの?”初めて観たときに思ったことです。しかしあのビデオの娘はなんじゃ???せめてあのビデオくらいはクレームつけてほしかったわよ、たけしさん。 1点(2004-10-08 12:09:47) |
30. ショーガール
いや~びっくりしましたねえ。オゲレツでしたねえ。見ているうちにバカバカしさで笑いが込み上げました。女優はみんなケバイ。そのケバさは色気も粋もない単なる尻軽女のゲバさだ。いったいどうしたかったの?撮影中、キャストもスタッフも大真面目に働いていたんだろうか。なんだかそれを想像するとおかし悲しい気持ちになります。 1点(2004-08-16 23:50:04) |