21. 十二夜(1996)
確かに秀作だとは思うけれども、個人的には今一つノリ切れなかった。もちろん自分の方に落ち度があるコトは認めるが、やはり少し冗長のような気がする。これでもっと物語がトントン拍子に進んでいってくれれば、より一層良く映ったと思う。ただシェイクスピアの原作を私みたいな人間にも判りやすく進めていってくれたこの映画は、称えられるべきなのだろう。それでも終盤はダラダラしている感が拭えない。こうやって時間的なものばかり気になってしまい、私はこの映画の本質がつかめていないのかもしれないですね。 7点(2001-12-11 23:50:48) |
22. シザーハンズ
たいへん信じられないほどいいお話しだった。この時のジョニー・デップにティム・バートンは本当に最高だと思うし、ヒロインのウィノナも良かった。ただティム・バートンの場合、後の映画と比べたらこの映画はおとなし過ぎかなぁということも思った。でも一度は観て欲しい90年代の名作に入ると思う。 7点(2001-06-09 19:26:34) |
23. 12人の怒れる男/評決の行方(1997)<TVM>
ふーむ、個人的にはよくできたリメークだと思う。ただ少しばかりオリジナルに忠実すぎるのでは?という感じでした。だってどうしたってジャック・レモンをヘンリー・フォンダと比較したり、ジョージ・C・スコットをリー・J・コップと比較しちゃうでしょ。オリジナルと同じ展開とはなかなかツライものがある。もう少し工夫して欲しかったな。 7点(2001-04-24 18:08:39) |
24. ジュニア
周りの評判よりは結構面白かった。多分これはシルベスター・スタローンにはできなかった芸当でしょう。でも2人一緒に妊娠という展開がいただけなかった。 7点(2001-04-03 12:36:30) |
25. シックス・センス
観た後は『けっ!つまんねぇ。何でこんな映画で騒ぐんだ』と思ってたけど、今になって考えてみれば物凄く切ない映画だと思います。それにしてもホラーで切ないっていうのは新感覚だ。 7点(2001-03-20 17:04:59) |
26. シャイニング(1980)
ホラー映画はあんまし好きじゃないけど、これはしっかり観れた。ヘタなホラー映画観るよりこれの方がずぅ~と恐いと思います。何よりDVDについている劇場予告編が一番恐かったけどね。 7点(2001-02-17 22:08:38) |
27. 17歳のカルテ
私は彼女たちのように深刻な悩みを抱えずに生きてきた。細かい心理状態のことは分からない。だがこの映画は少しラストが安直なように思えた。問題はもっと根深くて、深刻なような気がする。物語の終わらせ方はこれでいいと思うけど、今一つ説得力が無い。引き合いに出される名作「カッコーの巣の上で」は越えていないと思う。だが駄作では決してない。 6点(2002-02-16 11:49:40) |
28. ジュエルに気をつけろ!
「メリーに首ったけ」あたりを強く意識したブラック・コメディー。主演のリブ・タイラーの体を張った演技というわけなんですが、いささか“やり過ぎ”といったイメージも。証言者によって場面情景や話しの中身が微妙に異なるという芸の細かい演出は良い。時おり姿を見せるマイケル・ダグラスのリーゼントは爆笑ものかもしれない。ただ女性が見て、嫌悪感を抱く可能性もあるかな。 6点(2002-01-09 17:16:11) |
29. 女王陛下の007
確かにシリーズ中で一番浮いてる作品でしょうね。ホントに結婚しちゃうし...でも、スキー場でのチェイスなどを最初に繰り出したのはこの作品ですよね?このシーンは今になって観てもかなりかの閉めると楽しめると思います。ただ一つ残念なのは、犯人の手口があまりにチャチに見えた。 6点(2001-04-23 20:02:28) |
30. シュリ
う~~ん、正直言って面白かったのかつまらなかったのかわかりません。チョット銃撃戦が長すぎで「一体アンタの銃何発撃てるの?」って感じでした。でもヘタな邦画よりは楽しめるんじゃないですか。 6点(2001-02-22 17:43:59) |
31. シャドウ・オブ・ヴァンパイア
題材やアイデアは凄く面白いのに、中身はどうにも面白くならない。確かにJ・マルコヴィッチやW・デフォーの演技は素晴らしいのだが、役者が全面に押し出て秀でて見えてしまっては、この映画を撮ったディレクターの顔が立たないだろう。個性派俳優ばかり集めたキャスティングは素晴らしいのに、今一つ作り手のビジョンが見えてこない。これは致命的。おそらく喜劇のつもりで撮ったのだろうけれども、画面のシーンも暗く、役者の芝居と行動がここまで大真面目になってしまっては、あまり笑えるシーンは無いだろう。ひじょうに惜しい作品で、インディーズ作品ではなく、作り手に経験と余裕さえあれば、凄い作品になっていたに違いない。 5点(2002-08-12 23:01:33) |
32. 60セカンズ
良くも悪くも今のハリウッドを象徴したかのような映画。映像がやたらとうるさくて、各シーン演出をサボってるとしか思えない。豪華キャストも全然意味が無い。映画全体的にまるでプロモを観させられてるような気分になってしまい、スタイリッシュさもここまでくれば逆に鼻につく。それでも最低限の水準をクリアしてきている映画なので、酷評は出来ない。だから私にとっては困った製作者なのです、ジェリー・プラッカイマーという人は。 5点(2002-05-06 11:10:03) |
33. ジャッキー・ブラウン
面白いと言えば面白いのだが、ノレそうで今一つノリ切れない映画だった。出演者は皆、好演だと思うし、キャスティングも絶妙。音楽のセンスも良くて、よく考えられた脚本に撮影スタイル。でも、「レザボア・ドッグス」の頃から比べると、タランティーノが徐々に作家になりつつある。私はタランティーノにはいつまで経っても映画ジャンキーでいて欲しいから、もっと変なところにこだわって、荒削りな映画を撮って欲しい。この映画、少し凝り過ぎ。 5点(2002-01-19 10:30:39) |
34. ジュラシック・パークIII
いろいろなサイトで絶賛の声が挙がっていたので、ある程度の期待を胸に観ましたが、「娯楽」の方を期待すればさほど悪い出来ではないと思う。しかし“1”で観られた現代社会へのメッセージ性はもはや影を潜めている。これは感じている人も多いらしいけど、恐竜を見せるだけのイベントになってしまっているのは事実だと思う。“1”は決してそんな映画じゃなかった。それに上映時間が短いせいか、話しの展開が急ぎすぎている感があり、物語の基本プロセスが破られているような気がして残念。 5点(2001-08-12 10:26:30)(良:1票) |
35. JAWS/ジョーズ2
前作と比べるとあまりに酷いが、このレベルくらいまでは見ていられる。この後の続編は全く話しにならなかった。ちなみにあのパーティでみんながけなしていたジュース、ホントにマズそうだった。 5点(2001-03-27 17:04:55) |
36. シルバラード
ごめんなさい、確かに豪華なキャストで久しぶりの正統派西部劇だったかもしれないけど、この点数が限界です。あまりに現代の派手な映画を見慣れてしまうと、こういう映画があまりに一本調子で退屈に見えてしまう。恐ろしいですね、いやホントに。 4点(2001-04-21 16:40:36) |
37. 6デイズ/7ナイツ
冒険ものとして期待しては監督がライトマンだけにダメでしょう。コメディとして期待すればまぁソコソコ。じゃあ別に遭難しないでも、南の島で恋に落ちる男と女って感じよかったね。 4点(2001-03-21 19:38:00) |
38. ジェヴォーダンの獣
正直言って、私は面白くなかったです。お話し自体はともかく、肝心かなめの“獣”のデザインも、あれでは納得がいきません。残りは衝撃音一つ一つを大音響でごまかしてるという感じがして、あまり感心しませんでしたね。結構血生臭い描写や、ヨーロッパ映画界特有の大らかな描写が日本人である私たちに一般ウケするとは考えにくく、子供と一緒に観に行くこともお薦めしません。何と言っても見どころは、モニカ・ベルッチの・・・ですから(苦笑)。 3点(2002-01-28 21:53:27) |
39. シティ・オブ・エンジェル
あんまし面白いとは思わなかった。正直言って、ニコラス・ケージが天使に見えないし・・・。あげくの果てにはあのラストはなんなんだぁ~。 3点(2001-02-17 22:05:42) |