Menu
 > レビュワー
 > Yuki2Invy さん
Yuki2Invyさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1683
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2020年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  ジオラマボーイ・パノラマガール 《ネタバレ》 
漫画の映画化、それも、もう30年も昔の作品の、なのですね。確かに、描かれるモノとゆーのはどちらかと言えば普遍的な、という感じの若い2人のアレコレではありますね。  主人公2人共から受ける印象としては、とにかく若い・「青い」、言い方を変えれば若いと幼いの「中間」の様な、とでも言いますか。特に女の子の方はだいぶ幼くてまだややチャランポランな様にすら見えました。一目惚れっちゅうのは、私も経験あるので全否定はしませんケドも、何ちゅーか人体の構造的欠陥の一つとでも言いたくなるよーなモンだとも思います。その瞬間から理屈や常識から飛躍したとてつもない弱点を抱える羽目になる訳で、女の子の方もソレに最後まで翻弄されっぱなしですし(まあ実は男の子の方も、今作では結局似た様な状況なのかとも思いますケド)。  女の子の話はひたすらに片思い・すれ違いであって、男の子の話は別の恋愛、とも言い難い曖昧で微妙な感じの話で、そして彼女と彼の物語はひたすら平行線を辿るので、ごく終盤までは件の「若さ」をそれぞれに描くことがテーマな作品に見えてもいまして、ただその観点からは2人の演技は決して悪くもなくて、結果まあまあと言って好い作品かなァと思ってましたです(やや薄味すぎるとも思いましたが)。しかしラスト、唐突に2人の物語は(色々な意味で)交わります。個人的には率直に、ココの描き方には不満があります。出し抜けにセックスを描くコト自体は別に好しともしますケド(渋々)、だったらソコにまつわる感情とゆーのはもっとチャンと描くべきではないのですかね。正直、少なくともこの映画版においてはその「行為」だけが浮いちゃってる様にも思いました。ソコだけは少し残念ですかね。
[DVD(邦画)] 5点(2021-08-05 22:53:56)
22.  ジャングル・クルーズ 《ネタバレ》 
乗り物映画(船)というコトで、4Dで鑑賞しました(4Dですけど2Dでしたが)。今回は4DXを選択したのですが(実はお初)、ミストの有無を選択できるのとか、天井からも水が降ってくるのとか、火のシーンで首元に温風が来るのとかはMX4Dとは相違点としてありましたね。他方、椅子の動き自体はMX4Dの方が激しいでしょーか(アッチはたまに落っこちそうになるくらい傾くのですよね)。結論、エフェクトの多さは4DX、アトラクション感・乗り物感はMX4D、というトコロでしょーか。  で、1000円追加して4Dで鑑賞した甲斐もあって、アトラクション映画としては十分に楽しめましたですよ。ストーリー・設定も分かり易くて単純ですし、率直に言えばやはり完全な子供・ファミリー向けの映画だと言えるでしょう。映像自体はなんか他でも観たことあるよーなのも多いですが(特に『パイレーツ・オブ・カリビアン』あたりで)、クオリティはそんなに悪くもないし、非常に手堅い娯楽作だと思いました。  ただまあ大人が観たのであれば、お話の「お手軽さ」をレビューに残しておくのも無駄ではないでしょう。なんかよく分からん不老長寿の妙薬をジャングルに探しに行く、というシンプル極まりない話ですが、そもそもキーアイテムの「鏃」はなぜ当初ロンドンに在ったのでしょう?(ロック様はずっとコレを現地で探してたのではないのですかね?)ロック様に関してはキャラ設定が少しだけややっこしいですが、そこの背景ストーリーはイマイチしっくり来ない箇所もありますし(長老はアギーレを呪うのはいーのですが、何故についでにロック様まで呪いに掛けちゃったのですかね?)。ラストで目的のブツを手に入れた後、ロック様+ブラント姐さんがどーなったのかも随分と適当に流しちゃってて、総じてストーリーはどーでもイイというレベルの気の入れ方だとも思いましたですね。  とは言え、気楽に楽しむ分には全くもって十分なクオリティです。完全にロック様とブラント姐さんの2人の映画でありますが、2人とも出来はかなり上々でしたし、彼らのファンなら必見でしょう。かなり迷いましたが鑑賞環境の力も加えて、1点高めに付けておきます。
[映画館(字幕)] 7点(2021-08-01 15:48:42)
23.  事故物件 恐い間取り 《ネタバレ》 
CG全開で思いっ切り出てくるオバケ、なんてのからして私の好みからは完全に外れるが、特に前半は全く何にも怖くない、というワケでもない。そして、お話の進め方も面白みが皆無、というホド酷くはない。題材も、物珍しいと言えば物珍しいので、丸っきり内容に興味が持てない、というコトでもない。諸々、最低限のクオリティとゆーのは有ると言ってよいのではないだろうか。  ただ、あくまで最低限、というコトなのですよね。まずはやはり、あまり、とゆーか殆ど怖くない、とゆーのが痛恨なのですよ。個人的な見解として、やっぱお笑い芸人が出てくるホラーとゆーのは一定以上に怖くはならない、つーことかとも思いますし(お話自体にもなんかチョイチョイ笑かしにかかってる場面があったりで、怖がらせようとするには一貫性を欠くとゆーか)、そして、主役の亀梨クン自体がこの事故物件の心霊現象を全く怖がってない(そーいう素振りが微塵も無い)とゆーのも一因かとも(怖くて恐ろしくてしょーがないケド売れるために仕方なく…的な葛藤とゆーのもほぼ無かったりで)。あとは、根本的にオムニバスホラーであるが故にエピソードごとに状況がリセットされて、全体を通しての「怖さの盛り上がり」とゆーものもやや欠いていた、のではないかと思ったりも(それでもラストはだいぶん派手にオバケ出しまくったりしてましたが、あのね、こーいうのはまず「数」でナントカなるもんじゃねーのですよ、というコトだけは、私は例えソレを理由に死刑になったとしても最後まで主張し続けますですよ)。  もう一点、多少は物珍しいと言ってはみたものの、発生する事象にせよ事故物件の内容(間取り)にせよ驚くほどに在り来りですよね。「畳に血痕が残ってる」「風呂場の鏡が不自然に外されてる」なんて誰でも想像する内容じゃねーかと思いますし、あとは基本オバケの所為で体調が悪くなったりかんたり…程度でしょ。原作がそれなりに売れた本だとすると、もうちょっと奇抜なエピソードや風変わりな事故物件とゆーのは無いもんなのでしょーか?ホラーとしては大して怖くねえ、とゆーのなら、コッチの方面の面白さとゆーのがも少し有れば…という感じでもありますね。  ヒロインの奈緒ちゃんは可愛かったすね(若かりし日の池脇千鶴に少し似てる)。ただ、恐怖の表情が最初(だけ)は結構真に迫ってるなあ、と思ったのですが、それ以降はちょいオーバーリアクション気味でこれもイマイチに思いました。残念。
[ブルーレイ(邦画)] 4点(2021-04-23 01:17:57)
24.  ジョゼと虎と魚たち(2020/日本) 《ネタバレ》 
実写版というのは色々とかなり「変わりダネ」な恋愛映画だったと思うが、このアニメ版は話としては全く異なる内容で、逆に色々と王道を征く映画である(つまりは少しばかり在り来り)。特に中盤、祖母との別れ~想定外の事故が発生する辺りの流れはかなり「見たことある」感が強いし(ババアが突然死んじゃうのは実写版でもそーだけど)、言ってしまえばオーラスなんかももはや見飽きた感すらある様な、というか。私実写版大好きなので、そこはもう少し空気感とかをそっちに寄せて欲しかったかな~とも思う。  ただ、今作では王道青春恋愛ものと並ぶもうひとつの王道、「夢を諦めない」という第二のテーマの方もシンプルながらとても好い出来だったのですよね。手作りの絵本のシーンが実に好かったですね~今年の映画では一番ボロ泣きしてしまいましたよ(この場面は「画」自体の質・芸術性というのもかなり手が込んでいてこれも好かった様に思います)。前述どおり、全体としてだいぶん「子供も観ることを意識した」という質感になってはいるものの、だからこその爽やかさは十二分につくり込めていると思いますし、誰にでも気軽にオススメできる作品になっているとも思います。ジョゼちゃんもシンプルにカワイイですし(実写版ではこれもクセのある魅力、という感じだったですケド)。
[映画館(邦画)] 7点(2020-12-29 17:27:39)
25.  真・鮫島事件 《ネタバレ》 
元ネタが2ちゃんのヨタ話だとかいうのはどーでもいい。というか、お話の内容・運び方に関してもハッキリ言ってどーでもいい(というレベルの出来かと)。論評すべきは一重に、コロナ惨禍が生み出した時代の徒花、リモート・ホラーという形式についてだろう。今般のリモート状況をウリにしたホラーというのは短編・ドラマではチラホラ出て来てるようだが私は初見だった。ちょっと前に『アンフレンデッド』というソレっぽいのもあったが、アレはコンセプトが少しマニアック寄りで、観た感じの雰囲気もいくぶん本作とは異なっていた様に思う。  この設定、シンプルながら幾つかのホラーとして優秀な要素を内包している。まず、人と人の繋がりが「仮想」である部分。皆で集まっている様に見えていても、その繋がりはネット回線という頼りない代物の上に乗っかっており、そしてパソコンに向かう自分の背後には無防備な空間が広がっている。ホラーとしては展開のバリエーションを確保しつつも、いつでも襲える「やり易い」状況だろう。また、画面のセルフビューというのも、所謂ホラーにおける鏡の効用を常に使用できるという意味で中々効果が高いツールだと感じる。もう一つ、今作でも後半はそっちに移行してったのだが、これもホラーでの高い効果が期待できるPOVシーンに無理なく自然に移っていけるとゆーのが、ホラー的に仕込み易い部分ではないか。  これらの利点を活かしたこともあってか、今作は(よく見ると相当にチープで製作費の無さをひしひしと感じさせるというホドに)ショック描写自体は極めて安っぽいにも関わらず、非常に効果的というか、正直言ってかなり怖かった(一ヶ所私も声が出た)。その意味ではホラーとしては(諸々安っぽいのは確かながら)十分に合格点を付けられる作品だとは思っている。  逆にこのウィークポイントをどう克服するか、という側面としては、まずはみんな家にバラバラに居るというのをどーするか、ということだろう。これ故に今作の悪霊は日本全国津々浦々に出没して個々の家々の全体を封鎖するという大仕事をやってのける必要があった。ここまで来ると悪霊つーよりは「神」の領域である(そしてそーなっちゃったらそれはもうホラーじゃないでしょ、という)。もう一つ、今作はリモート場面に入ってからの工夫を欠き、なんと全編でワンシチュエーションという物珍しい状況に陥っていたが、流石にこれはホラーとしてメリハリとゆーものが無くて色々と苦しい(まあ、これは別に全編リモートにしなければよいだけの話で、今作はむしろ製作費が無いからそーしてる様にも見える、つーか)。  全体としては相当にポンコツ(話の方の出来がどーにも酷すぎて)だが、せっかくのコトだしもう少し発展させた(文句無しの)成功例を観てみたい、というのが正直な感想。そしてコロナ禍のひとつの明るい話題として皆さん一発観てみてはどーでしょうか?とも思う。
[映画館(邦画)] 5点(2020-12-17 18:53:32)(良:1票)
26.  新解釈・三國志 《ネタバレ》 
私はこの監督のコレは決して全然嫌いな方じゃないので、今作も所ドコロはそれなりに笑えましたですよ。恐らく、かなり楽しんで帰ることの出来た観客な方だと思います。しかし、率直に言って肝心なそのコメディ面の出来も決して上々とは言えません。むしろ随所に「本気でやってるのか?」というレベルで薄らサブいシーンが見て取れた、とでも言うか。  そうなってくると悪目立ってしまうのがやはり、結局何がしたかったのか分からない、というテーマ性の欠如でしょう。三国志の英雄がこんなパッパラパーな感じだったら!という(だけの)映画ですが、正直「で?」というコトですよ。登場人物がおちゃらけ倒しているだけで、描かれる物語は非常に平凡でアイデアの無い「普通の」三国志に留まっています。ソコに何らかの革新的な化学反応を思いついたが故の「新解釈」なのではないのでしょーか?  モチロン、ムロツヨシかの如くノリの軽い諸葛亮、ナルシーな趙子龍、異様に沸点の低い周瑜、エロしか頭に無い曹操、バカにもホドがある董卓と呂布だとか、あと頭がイイのは実は諸葛亮じゃなくて黄夫人、というよーなキャラ自体が「新しい」と言いたいのかも知れませんよ。しかし、それは三国志の元々のキャラを多少「誇張」して描いているに過ぎませんし、それらをひっくるめた上で一番の勘所であろう「劉備を劉邦っぽく描く」というコトにせよ、例えば『蒼天航路』で既にやられていることとハッキリ言って大差はありません。コレのドコが「新解釈」なのですか。  正直、もう1点低くしたい度し難い欲求に駆られますが、前述どおり全く笑わなかった、というのは良心に反しますので、この点数で。ただもう一つだけ、実にいい加減にストーリーをどうでもよい部分で改変している(単に展開上の都合で)のが、これも個人的にはどーにも気になります。こーいうのには、愛・こだわりを感じられないのですのよね。
[映画館(邦画)] 4点(2020-12-11 21:57:03)
27.  十二単衣を着た悪魔 《ネタバレ》 
「十二単衣を着た悪魔」というのは、源氏物語の悪役・弘徽殿女御のこと。お話の要点は、源氏物語における彼女のアレコレを新解釈をもって描き出すことにあり、伊藤健太郎の演じる主人公というのは(彼の存在によって話の行く末が左右される訳でもなく)単なる傍観者に過ぎない。しかし中盤以降、唐突とも言える取って付けで彼と伊藤沙莉の話が割り込んでくる。これは、こちらの話を踏まえた上で主人公から弘徽殿女御にひとつの現代的な価値観をぶっつけて、そこから大オチとも言えるメッセージを引き出すと同時に、オーラスの(チンケな)オチにも繋げている、というシナリオ上の仕掛けである。正直、ここの一連の流れが個人的にはどーにも安っぽく感じられ、またしっくりも来なかった、というのがひとつ大きなマイナスポイントであるし、結局、弘徽殿女御の話だけでは2時間の映画にはちょっとボリューム不足だった、ということでもあると思われる(=やや内容薄め、という映画にも思える)。  とは言っても、まずタイトルにもある十二単衣をはじめとした衣装は中々凝っていて煌びやかで素晴らしかった。実質的な主人公である弘徽殿女御を演じる三吉彩花も、癖の無い華やかなルックスがキャラにもあっていたし、演技もまずまずキレがあってそこそこグッド。そして私が不勉強なだけだけど、弘徽殿女御の話自体は割とまあまあ面白くもあるし、彼女のキャラクターを現代的視点から解釈・再評価するというコンセプトにも十分に面白みがあると思った。結論、源氏物語ってどんな話だっけ?という感じで気楽に観る分には、時間潰しにはなる程度の作品かと思う(まあこの時期に映画館で観るホドのもんなのかと言われれば微妙かもだけど)。
[映画館(邦画)] 5点(2020-11-21 14:00:22)
28.  シグナル100 《ネタバレ》 
原作は漫画とのことだが、そちらは未読。しかし率直に、非常に奇抜で秀逸なアイデアのスリラーだと思う。ただ映画については、脚本がその出発点の優れたアイデアを的確に発展させる良い出来とまでは言えず、ごくごく想定の範囲内な展開に留まっている様にも思われる。全体的に演技も可もなく不可もなく程度以下のレベル。  良い点としては(そこまで良くもねーけど)スプラッタ描写は登場人物が高校生なワリに結構血飛沫スプラッシュで分量も多いのと、前述どおり平均的な展開運びながらテンポはさほど悪くなく、コンパクトさも相まって緊迫感は終始まずまず維持されていたかと思う。まあ面白いアイデアだし、変わったスリラーとして観ておく価値はアリかと。一点、ハシカンは可愛いことは可愛いが、あまり存在感があるという訳でもなかった。
[映画館(邦画)] 5点(2020-02-12 21:49:28)
29.  シライサン 《ネタバレ》 
「小学生が5分で考えました」的な超くだらない怪談話をモチーフにして「そのバカ話がもしホントだったら」というシンプルなアイデアのホラー。次々襲われる→撃退法を探す→悪霊の由来を探る、というこれもよくある展開運びといい、「黒髪の長い着物姿の女(with鈴の音)」という悪霊の姿形といい、目新しいものは全く無くイマサラ感は全開だが、怖くなかったかと言われるとまあまあ怖かったような気もする(隣の女子がビビりまくってたから伝染したかも)。悪霊の造形などをやり過ぎずに、ある程度リアリティを保ってさり気なく恐怖を誘う映像の質感や、基本音楽無しな所にこれもさり気なくイヤァな音を響かせるセンスなんかは悪くなかったようにも思う。飯豊まりえだけ生き残るラストの展開も(取って付けだが)そこそこ嫌いではない。  結論、非常に低級なホラーのはずだが、なんかまずまず楽しめたという。少し奇妙な感覚。
[映画館(邦画)] 6点(2020-01-12 18:01:56)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS