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101.  終電車
「地下室に潜む演出家」という素晴らしすぎる設定だけで5点。なんだけど、それがどうも生きていない。妻以外は誰とも顔を合わせていないはずなのに、それが地上世界に影響や変化を与えてこそのドラマだと思うのだが、結局は地下室で閉じてしまっている。また、みんながどのシーンでも同じような芝居をしているのも、作品を平坦にしてしまいました。よって、そのままの点数。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-06-05 01:29:43)
102.  地獄のバスターズ 《ネタバレ》 
そうか、この作品は、イングロリアスの元ネタってだけではなくて、タラちゃんのいろんな作品の源流にすらなっているんですね。手際よくあっという間に登場人物が揃う冒頭の流れ、よく分からない設定なんだけどやたら説得力と存在感はある各キャラクター、それが衝突も破綻もせずに奇跡のようなバランスを保っている処理の仕方、最初はアホっぽかった集団がだんだんシリアスになっていく流れ、といったところは、どの作品にも影響が見られます。それとこのラスト、唯一サイコ系で危なかった彼だけがちゃっかり生き残り、しかも適当に口説いていた美女とめでたしめでたし、というのも凄い。
[DVD(字幕)] 6点(2019-05-20 01:36:14)
103.  仁義 《ネタバレ》 
登場人物間のいろんな人間関係とかを考えると、もっと焦点を絞れば面白くなりそうなんですが・・・せっかくの出会いとか心理の綾も、どのシーンも同じように平坦に描かれているため、設定の意味が半減している。無音を通した襲撃シーンのみは緊張感がありましたが、そこだけでした。140分という尺も長すぎ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-04-23 00:54:38)
104.  女子ーズ 《ネタバレ》 
いや、予想外に面白かったですよ、これは。勝因は、怪人との対決シーンを、きちんと戦隊モノの作法を踏まえて撮っていること(それぞれちゃんと名前がついているとか、毎回同じ場所に登場するとかいう生真面目さも含む)。一方で、「もともとやる気なく引っ張られている素人集団」という設定があるため、サシの格闘アクションがなくても気にならない。そして、だからこそ、そこでガールズトークをごちゃごちゃ始めたりとかいう型外しの部分が生きるのです。さらに、その辺を前面に押し出しているため、私生活部分の、例えばレッドの会社部分の描写の陳腐さなんかも、マイナスが少なくて済んでいます。何気なく見始めましたが、最後までがあっという間でした。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2019-04-07 02:15:58)(良:1票)
105.  ジョイ
デヴィッド・O・ラッセルって、良くも悪くも、あれこれ頭の中でこねくり回した感が満載で、それが時には斬新でもあるんだけど、一歩誤ると、役者がさっぱり躍動しないことにもなるんですよね。この作品では、それが悪い方に出ています。「単なる素人実業サクセスストーリーにしない俺って、やっぱりできる奴だろ?」みたいな囁きが、あっちこっちから聞こえてくるのです。あと、家族がどうこうというのを強調したかったのか、本題のモップに入るまでが長すぎで、その割に周辺人物はごちゃごちゃしたままです。焦点がやっと絞られてきた終盤では多少盛り上がりますが、それまででした。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-01-29 01:43:05)
106.  シネマチックな恋人
冴えないバス運転手と誰もが知っている有名女優との恋、といえば恋愛ものの王道パターンのはずなんですが、何とも中身がなく、面白みのない内容になってしまっています。例えば、男が脚本をどうのこうの言ってくるのが1つのキー・ポイントになっているのだから、それに即した業界関係の描写があったりするのかと思ったら、何もない。男は映画好きという設定なのですが、会話の中にそれっぽいネタはいろいろあるものの、恋愛の発展とは何も関係ない。それこそ、この男ならずとも脚本に文句をつけたくなる作品です。男がそのまんま東に似ているのも気になりました。
[DVD(字幕)] 4点(2018-12-30 01:20:21)
107.  ジャングル・ブック(2016)
CGはこれだけ頑張っているのに、何でこんなに面白くないんだろう?と考えていたのですが、結局、主人公の彼に、人格もなければ成長も変化もないからなのですね。したがってこれは、よくできたCG展覧会ではあっても、映画ではないです。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2018-12-08 00:01:20)
108.  シーズ・ソー・ラヴリー 《ネタバレ》 
ラストは別にあれでもいいと思うが、ロビン・ライトがなぜかえらく演技下手だし、ショーン・ペンも変な方向に暴走気味で、作品の本来あるべき世界があるとはまったく思えなかった。それと、このストーリーならば、入院前まではどう考えても前置きであって、主たるドラマは再会後にあるはずだが、前置きの部分だけで半分近くを占めているのも明らかな比重ミスだと思う。
[DVD(字幕)] 4点(2018-11-04 23:40:18)
109.  地獄の逃避行 《ネタバレ》 
主人公の背景や動機に中途半端に踏み込まず、それらをすべてサウスダコタの荒涼とした平原の風景で表現しているのが素晴らしい。途中、キャデラックで道を外れ、ひたすら地平線に向かって目標もないままに突き進む行動は、まさに2人の心理の象徴です。そして、それらを見ているうちに、いつの間にか違和感なく2人を追いかけている自分に気づきます。着地部分も、「あ、終わっちゃった」みたいな淡々とした感じであるのが良い。
[DVD(字幕)] 7点(2018-10-01 20:22:35)
110.  シラノ・ド・ベルジュラック(1990) 《ネタバレ》 
仰々しい台詞回しを一気に通してしまうテンションの高さ、1つの場面を限界まで引っ張ることでもたらされる重量感。しかもそれを支える、美術、衣装、エキストラ、流れるカメラ。ドパルデューの芝居と周辺の技術陣がノーガードのバトルをしているような、壮絶な映像世界です。戦場のシーンは少し緩慢な気がしないでもないが、シラノの「さらば・・・ロクサーヌ」の一言がさらにドラマに激流をもたらし、そこから一気に飛ぶ14年後のシークエンスの説得力は異様。俳優陣の一言一言のやりとりに、言いようのない切迫感と終焉感があります。
[DVD(字幕)] 9点(2018-09-25 00:44:13)(良:1票)
111.  ジャッカル 《ネタバレ》 
ウィリスの側の描写は割と気合が入っているが、気合が入りすぎて、何か四次元ポケットでも持ってそうな万能超人になっている。一方で捜査側はあまりにも警備も戦略もズブズブで、それならジャッカルじゃなくったって計画実行できるでしょ、という気になってしまう。なので、何か凄いことが起こりそうで起こらないまま終わってしまうのです。プラス部分といえば、マチルダ・メイに美味しく目立つ役を与えてくれたという功績でしょうか。それと、昭和の日本の人情ドラマを彷彿とさせるベタベタなラストシーン。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-07-05 00:51:48)
112.  ジュリアス・シーザー (1953)
普通の伝記ものかと思っていたら、これもシェイクスピアだったのですね。しかし、導入部からいきなり、各登場人物がいちいち仰々しい台詞回しで嬉しくなってくるのですが、それでいてテンションが先走りになることもなく、手堅い展開を確保しています。カメラや美術関係も一つ一つが丁寧で、舞台劇の引き写しにとどまらない映画としての作品世界を完結させています。俳優陣では、何といってもカシウス役のサー・ジョン・ギールグッドの貢献が絶大ですね。この演出下でこの台詞を喋れるのが嬉しい、という喜びすら感じさせるような、強力な眼力と存在感を発しまくっています。一方で、マーロン・ブランドの10分超えの演説も圧巻(ここ以外には出番が少ないのが、かえって迫力を増している)。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-15 01:31:52)
113.  シャイアン 《ネタバレ》 
これまでさんざん悪役扱いしてきた(というか人間扱いしてない)先住民について、今度はそっちの側から・・・という制作の志はもちろん良いのですが、しかしやはり無意識にブレーキがかかっているというか、視点がぶれまくっていて。輪をかけて、何のために出てきたのかまったく分からないワイアット・アープのくだりなんかがあるものだから、ますます混迷を深めてしまうわけです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-04-22 01:47:20)
114.  新婚道中記 《ネタバレ》 
「夫婦が互いに浮気を疑って夫婦げんかになった」というたった1つのスタートから、スピーディーな会話の切り返し(主人公2人だけではない)によってぐんぐん話が広がっていく。戦前にこんな洒落た(オシャレとは違うよ)作品があったとはね~。脚本が巧妙なのは、結局、その疑いは合っていたのかどうかという点には立ち入っていないこと。この心理の綾があるので、登場人物が増えていくごとにさらに心理構造は重層的になり、そのギャップが笑いを生み出していく。終盤、まわりの人がいなくなってからは、急にテンションが落ちる気がするのだが、まあいいでしょ。ラストは、今日の脚本だったら、午前0時に離婚が成立した瞬間に改めてプロポーズとかをするんだろうけど、そこで寸止めをしてしまう奥床しさも、当時ならでは。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-18 01:19:20)
115.  シルバー・サドル 新・復讐の用心棒 《ネタバレ》 
78年という時期だけあって、まあ何か、いろいろ目新しい要素を入れようとしたウエスタンにはなっているんですよね。主人公の銃撃アクションが妙にいちいち細かかったりとか、敵にあれこれ多重戦略があったりとか、最後に謎解きシークエンス(!)があったりとか。そうそう、テーマソングがもろに西海岸AOR/SSWっぽいのも、一応新鮮かもしれません。ただ、それら諸要素がかみ合って作品が前に動いているかというとそうでもないし、冒頭の前提設定もあまり生きていません(敵の一族の身内を助ける、という葛藤がそれほど感じられない)。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-02-11 00:49:34)
116.  シシリーの黒い霧 《ネタバレ》 
何かの嫌がらせかと思うくらい、登場人物の立ち位置や相関関係が分かりにくい。後半は裁判シーンに収束していきますが、みんなが好き勝手に騒いでいるだけなので、それはそれでやはり分かりにくい。ところで、イタリアの刑事裁判のいい加減さは、本題とは別のところで衝撃的でした。これって戦後の話ですよね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-02-09 23:40:05)
117.  ジャッジ 裁かれる判事 《ネタバレ》 
法廷以外の場面が緊張感なさすぎでだらっとしている。兄弟、妻、娘、元カノ、その娘といったサブキャラが全然効果的に使われていない。弟が持っているカメラとかコンビニで買った卵とか、伏線なんだろうと思ったら見事に何もなし。登場人物の心の闇や影をあぶり出すのが得意な名手ヤヌス・カミンスキーの撮り方と、暖かく穏やかで力強い方向に物語を向けようとする演出がまったく合っていない。内容の割に尺長すぎ。と、突っ込みどころは満載なのですが、実はびっくりしたのはロバート・ダウニー・Jrの芝居でありまして、ここまで自然で堅実な演技ができる人だとは、今まで気づきませんでした。仕事の実力はあるんだけど人間関係は万事苦手で、何となく距離を置いてしまう・・・という立ち位置を、オーバーアクトすることなく、台詞や動作ではなく「存在」で示しています。この作品は彼に大幅に救われています。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-02-06 23:30:41)
118.  ジョイ・ラック・クラブ 《ネタバレ》 
それぞれの母親の方は、ひたすらじめじめした不幸話ばかりを聞かされて気が滅入るだけだし、娘たちの方は、「男を見る目がないんじゃない?」の一言で済んでしまうようなしょうもない話ばかりだった(このタイトルのJoy Luckって、Joy Lackの誤りじゃないかと思うくらい)。しかも、それらを集めて結局何が言いたいのかも分かりません。ナレーションの使いすぎも含めて、設定先にありきで頭だけで考えてできてしまったような作品。
[DVD(字幕)] 3点(2018-01-16 03:16:33)
119.  シザーハンズ 《ネタバレ》 
アンデルセンやグリムから日本の童話に至るまで、お伽噺とは、概して残酷な内容を含み、しかもそれが裏から普遍的な教訓を暗示していることが多いのですが、この作品も、そのようなお伽噺の約束事をきちんと踏まえつつ、それにラブストーリー色やファンタジー色を絶妙に加工することによって、大人のためのお伽噺を完成しています。さらに、本作の最大の功労者としては、お母さん役のダイアン・ウィーストを挙げたい。最初に屋敷の階段を登っていくシーンだけですべてを表現しきっていますし、エドワードとの初対面の場面にしても、この人でなければエドワードはついて行かなかっただろうということがよく分かります。●再見して気づいたのですが、エドワードのキムへの想いは、最初の写真を見た時点がピークで、実はその後は接するごとに落ちる一方だったんじゃないでしょうか?そう思って見てみると、氷像のシーンも、"I Can't"のシーンも、城での対決シーンも、すべてニュアンスと意味合いが変わってきます。実はこの作品、もしかすると、ティム・バートンの女性不信が制作の原動力になっていたのではないか、と勘ぐってしまうほどです。
[DVD(字幕)] 8点(2018-01-14 02:59:47)(良:1票)
120.  潮風のいたずら
本当にどうということもない、あらすじだけを聞くとアホみたいな話なのですが、主演2人の見事に呼吸のあった好演で、全然飽きずに楽しめます。ヒロインはもちろんですが、男性側や子供たちも、話が進むに連れていい顔になってきているのがいいです。
[DVD(字幕)] 8点(2018-01-13 00:59:59)(良:1票)
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