1. 幸せのレシピ
《ネタバレ》 ストーリーの深みの無さが致命的。これでは、役者の演技がいくら上手くても、良作にはないりえないだろうと思う。ただただハッピーエンドの作品で気を晴らしたい方には薦められなくもない。 [DVD(字幕)] 4点(2011-02-27 17:48:16) |
2. しゃべれども しゃべれども
《ネタバレ》 普段なかなか見る機会のない東京の風情ある一面が活き活きと描かれた、魅力的な作品でした。それぞれの人物が感情を内に秘めた好演だったので、ラストシーンの表現に押さえが効かなかった点が唯一残念なところ。 [映画館(邦画)] 7点(2008-02-11 16:06:51) |
3. シュレック2
前作がツボだった人間は肩透かしを喰らったであろう作品。アンチ優等生な作風に共感できた前作に比べると、毒が薄れてしまって面白みに欠けてしまっている。このままでいくと続編も・・何とか1の雰囲気を取り戻してほしいところ。 [DVD(字幕)] 5点(2005-05-21 10:51:47) |
4. ショーン・オブ・ザ・デッド
ホラー映画は大抵の場合作りが甘く、製作者の意図しないところで失笑を買ったりするもの。その点今作はホラーの部分はホラーで、笑いの部分は笑いでそれぞれしっかりと成立している。笑いとホラーの各シーンの繋ぎも上手い。『ドーン・オブ・ザ・デッド』よりも数倍楽しめる事請け合いの一本。 7点(2005-03-18 23:33:58)(良:1票) |
5. 少女の髪どめ
作品の感想は概ねsayzinさんに同じ。どうにも監督が伝えたかったはずの愛だの平和だのが心に響いて来ず。もう少し主張を解りやすく映像に反映させてもらえると、見ている側ももっと共感できると思います。 4点(2005-03-04 10:39:59) |
6. 下妻物語
快作という言葉がピッタリ。ちょっと暗い顔して何の期待もせずに映画館に入っても、出てきた時には心が軽くなっているような作品。この2時間は決して無駄ではない筈です。 6点(2005-02-18 23:39:43) |
7. 深呼吸の必要
仕事に追われ、それこそ息つく暇もないような生活を送っている人にこそ、この作品を観て欲しい。『「逃げてみる」事って意外と勇気がいるし、逃げて一息ついて、初めて気付くものがあるかもしれないよ。』というメッセージを、沖縄の風景と素晴らしい音楽をバックに、優しく説いてくれる作品です。 8点(2005-02-11 10:33:06) |
8. 死に花
《ネタバレ》 あの年代の役者さんだからこそ醸し出す事の出来る「親近感」のようなものが映画全体を包んでいて、純粋に楽しめました。盗んだお金の使い方も彼らのキャラクターに合っているし、山崎努のラストも切なさの中にもどこか開放感が感じられて、最後の最後まで味のある作品に仕上がっていたように思います。 7点(2005-01-11 22:53:34) |
9. ジョゼと虎と魚たち(2003)
原作が良すぎるのかもしれませんが、どうも「映像化したことでプラスになっている」部分が少ないように思えました。どなたかが書かれていましたが、目を閉じて脚本の朗読を聞いているのと変わらないような。役者の演技が良かっただけに演出不足でそういった印象が残ってしまった事は残念。それにしても、池脇千鶴はこれほど立派に役を演じきれる「女優」だったんですね(ヌードは不要ですが)。大阪弁も上手いし、キャラクターの個性をきっちりと掴み取って演じきれていて好印象でした。 7点(2004-12-05 17:36:13) |
10. シカゴ(2002)
思わず雰囲気にのまれる映画。アカデミーの審査員もこの雰囲気にのまれたのだろうか(それだけ観る者を圧倒できるのも凄い事だとは思うけど、、、)ただミュージカルの軽いタッチに薄い内容では、あまり後々まで人々の記憶に残る作品とは思えない。ので、ちょっと厳しめですが6点で。 6点(2004-06-19 11:16:07) |
11. 12人の怒れる男/評決の行方(1997)<TVM>
役者陣、カメラワーク、演出そしてエンディングの爽快さといった点で、白黒ながらオリジナルの方が一枚上かなという印象でした。しかし素材がこれだけいいと、既視感はあっても引き込まれて見てしまいますね。 あまりにも前作に忠実に作られていたので、「ラストでジャック・レモンに、カメラに向かって舌でも出させて、『詐欺師だったのかよ!』みたいなオチを付けてみれば面白かったのでは?」などと考えてしまいました。 すいません;; 8点(2003-10-20 21:22:44) |
12. 十二夜(1996)
シェークスピアの舞台がオリジナルなんだ、、、現代の観客でも十分に楽しめる演出だと思います。「全てのストーリーがあの道化師の掌の中で展開していた」っていうのも、すごくシャレた感じでいいです。 7点(2003-06-05 22:40:38) |
13. シュレック
ディズニーの皮肉はほんとに痛快。これで『モンスターズ・インク』押しのけてアカデミーまで取ったんだから、製作者はしてやったりでしょうね。 ただ最後のお祭り映像がちょっとしつこく感じましたが;;「I'm A Believer」で終わってくれたほうがすっきりしてたと思います。 7点(2003-02-22 18:30:44) |
14. 少林サッカー
CM見た段階では面白くなさをある程度覚悟してましたが、実際には普通に楽しめる作品。 CGの使い方が上手く、本場のワイヤーアクションもハリウッドとは比べ物にならないほど良いので、そういった技術が上手く作品に貢献していたと感じました。 7点(2003-01-26 10:47:44) |
15. 史上最大の作戦
途中から、ドキュメンタリーとして観ることにしました。作品にどうしてもストーリー性や一貫した主張を求めてしまうので、名作といえども私には少しキビシかったです(すいません;;) 5点(2002-12-08 19:10:20) |
16. 地獄の黙示録
前半は意図どおり反戦映画として伝わってきましたが、全体を通すと、いつの間にか製作者の意図せざるところでホラー映画になってたような、、、 ラストのほうは皆さんが仰っているようにかなり難解で、見ていてきつかったです;; 5点(2002-12-02 21:03:48) |
17. ジーア/悲劇のスーパーモデル<TVM>
80年代の人物を取り上げた作品はそう珍しくないが、この作品はA・ジョリーが栄・盛と枯・衰を上手く演じ分けたことによって、頭一つ出た仕上がりになっていると思う。 そして他の80年代を描いた作品と違うのは「時代の波」をあまり感じさせない点。 環境を描くことよりも「ジア」その人を描くことに力が注がれているため、人間の持つ弱さや儚さが、現代に生きる私たちにも共感しやすくなっています。良作! 7点(2002-10-26 09:51:26) |
18. 60セカンズ
ニコラス・ケイジ×ジェリー・ブラッカイマーだと期待するものが大きすぎて、今回は少し肩透かしを食らった感じ。あまり期待せずに観ると、普通に楽しめるのかもしれません。 4点(2002-09-01 22:44:21) |
19. 七人のおたく cult seven
かなりのコケ具合。でもウッチャンと益岡徹が頑張ってたから3点で。 3点(2002-08-18 18:17:25) |
20. JSA
1回目観たときは疑問が残りましたが、タヌキさんのREVIEWを見てからもう一回観て、やっと納得できました。<ネタバレ>回想シーンの全てが真実じゃないって言う手法は「ユージュアル・サスペクツ」でも使ってますけど、今回は「ユージュアル・・・」のような「やられた」っていうある種の爽快感が無くて、さらに暗い思いをしてしまっただけでした。ソンシクのせいにしたくなるほど、思い出したくもないつらい行動だったっていう事なんでしょうけど、、、 主題そのものがこんなにしっかりした作品で、そんな手法を使ってまで主人公を自殺させる必要があったのかどうか、少し疑問に感じました。しかし、扱ってる主題自体は興味深いものだし、現にストーリーにも十分引き込まれたので、シュリを超えたのも納得の作品でした。 8点(2002-08-05 00:05:20) |