1. 16ブロック
《ネタバレ》 途中までは逃げていく側のトリックを楽しめたのに、メインのバス包囲網が強引な力技!救急車のトリックもあの見せ方じゃ反則です!テープがポイントになることは誰でも容易に想像できるし、このオチじゃオチていない、結局テープいらないじゃんってなってしまってる。DVDの”もう一つのエンディング”こちらのストーリーの方が、オチも決まって断然面白い、こちらのエンディングならば7点くらい付けられたのにもったいない。。。 [DVD(字幕)] 4点(2007-05-22 12:44:23) |
2. 7月24日通りのクリスマス
中谷版「長崎は今日もアメリだった」~大沢王子様&中谷シンデレラの”コイウタ”夢の万馬券は出るのか???~ [DVD(字幕)] 3点(2007-05-16 09:59:10) |
3. シンシナティ・キッド
《ネタバレ》 勝利の女神を失ったことから彼の勝負運も尽きてしまったんでしょうネ。相手の裏のウラまで読み尽くした挙句の大勝負、実に緊迫したシーン...キレイ事ばかりでは世の中は渡っていけない、人生とは一筋縄ではいかないもの。勝利至上主義か?はたまた自らの信念を貫くのか?ポーカーに負けて勝負に勝った、マックイーンは男だなァ。 [ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-27 22:41:44) |
4. 白鷺
衣笠監督の作品の中で最も好きな作品。小津監督の整えられた西洋画のようなモダンな画とは違い、幾重にも折り重ねられた映像は大和絵や浮世絵のような味を醸し出している。白鷺の絵からはじまり、数奇な運命をたどる白鷺のような娘・お篠の運命が映像ともども折り重ねられ、深みを増し映像を際立たせている。 [ビデオ(字幕)] 10点(2006-02-04 15:40:58) |
5. 始皇帝暗殺
組織の王として人を殺してきた男と刺客として人を殺してきた男、自らの生まれながらの罪のため人を殺し続けなければならない男と自らの過去を悔い改め剣を捨てた男、対極を成す2人の男たちが1人に女を愛した事によりやがて剣を交える。巨大な城郭や人海戦術の大エキストラの迫力はサスガ中国と感心させられる。コンリーの魅力に対して肝心の二人の魅力が乏しい。この映画の対極の二人と映画の女神を愛した「始皇帝暗殺」チェンカイコーと「HERO」チャンイーモウの二人が、どちらがどちらとは言わないが妙にかぶる気がする。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-26 22:29:44) |
6. 女優須磨子の恋
島村抱月と松井須磨子の恋、今より不倫に対してはるかに世間の風当たりの厳しいこの時代の物語であるのだが、抱月、須磨子ともに苦悩や心の闇のようなものがもう一つ見えてこない。そもそも田中絹代がミスキャストな気がしてしまう、東宝が山田五十鈴と聞けば、尚更山田五十鈴を見たくなる。 [ビデオ(字幕)] 3点(2006-01-21 20:09:39) |
7. シベリア超特急5
毎日鑑賞しながらついに5!完全に頭が毒されてて演技とかは気にならなくなってるのがコワイ。義経北行伝説を絡めたりアクションもずいぶん凝ったりしてますが、全てはシベ超だからこそ許されるんだろうな~。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-01-19 00:21:06) |
8. シベリア超特急3
ずいぶんと映画らしくなりゴージャスになった。列車内のミステリーはすぐにピンとくるあのトリックはいいですが、過去と現在をリンクさせるこちらの絡め方がイマイチ、過去に比べて現在が薄い。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-01-17 19:48:26) |
9. シベリア超特急2
素人の棒読み&プロのオーバーアクトのコラボレーションwサスペンスとして出来の悪い部分は幾つもあるんですが、演技同様の勢いで持っていってしまう。オチも大オチも好きですよ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-16 10:03:13) |
10. 呪怨2 (2003)
前作に引き続きストーリーが良く判らないし面白さも良く判らない。カクカクコマ落しと「あ゛ア゛ァ゛~」しか印象に残らない。母性を感じないし、のりぴーが・・・ [CS・衛星(字幕)] 1点(2006-01-08 00:17:35) |
11. 秋菊の物語
一言誤れば済む事が、村長の立場と筋を通して欲しいオンナの意地が招く誰も望んじゃいない結末。学が無い事が怖いのか、腐敗し癒着まみれの役人・官僚組織が怖いのか、オンナの執念が怖いのか。赤い唐辛子の束がチャンイーモウ。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-03 18:29:34) |
12. 新米雑役夫
やる事成すことダメな雑役夫、濡れ衣着せられて追いかけられる、そんなオチかと思いきや事件は解決ヒーローに嬉しいような悲しいような・・・たまにはスカッとしていいかな。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-21 09:00:06) |
13. 春夏秋冬そして春
春夏秋冬と輪廻転生こういったいかにも東洋的なものって西洋人には受けるよねって感じの映画。ギドク監督にしてはソフトな印象、もっとえげつなさ、人間のエゴ、本性が出ていればと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2005-12-11 14:16:28) |
14. 親切なクムジャさん
《ネタバレ》 「オールド・ボーイ」をカンヌで絶賛したタランティーノ監督に対し、パク・チャヌク監督が「キル・ビル」の返歌として送ったような映画。白と黒と赤で作られた世界の中で、天使のような優しさと悪魔的な残忍さを十二分に見せ付けるクムジャさん、様々なシーンで見せる彼女の複雑に感情の入り混じった涙と表情がスゴイです。コミカルさやブラックな笑いを練りこみ、法の裁きか?己の法か?クムジャさんが先生となりぺク先生を生徒の親たちにによって教室で裁くなんてのは最高にブラック。ただ今までの二作品に比べ胸につかえた澱がとれるような爽快感はない。多くの人間によって罪人を裁く事が一人の罪が薄くなる訳でもなく、復讐を成し遂げたところで彼女は他の親と違い、生きている子供の存在が母として罪に苦悩させ、魂の浄化を求めさせる。韓流、チャングム効果でしょうか、中年女性が大勢観にきていたが、皆一様に沈鬱な表情をしていた。母であろう彼女達にはこの映画は私以上に重いことでしょう。 [映画館(字幕)] 9点(2005-12-02 11:36:55)(良:1票) |
15. シークレット ウインドウ
この手のタイプのストーリーが近頃やたらと多いので、耐性が出来て嗅ぎ分け能力も身についてきた。どんでん返しタイプでなく徐々にバラしていくタイプだと主役の演技力に頼りきった映画になってしまうのはしょうがないのかな。そういった意味ではジョニーデップだからこそ見られる映画、タトゥーロの存在感、演技力もデップ以上に効いているのかな。 [DVD(字幕)] 4点(2005-11-19 21:24:56) |
16. 知りすぎていた男
ヒッチコック自身の「暗殺者の家」「39夜」を新たな要素を組み込み焼きなおしたような作品。過去の作品のような強引な展開力に比べ流れがスマートで、ラストの下げもしっかりオチが付き上手いです。鐘の音、シンバル、オーケストラにケセラセラ、音や音楽をキーにより洗練されたまとめ方がされています。ケセラセラの歌声と口笛このシーンは何度見ても良いですね。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-11 18:03:15) |
17. 白い船(2002)
文科省の好きそうな映画でどうかと思ったが予想外に良かった。田舎の漁村の小学生、代々漁師の家の子供にとって教室から眺める海に生活以外の夢を持たせた白い船。白い船が新米教師とクラスの子供を一つにし、白い船が少年を海へ駆り立て海のオトコへと成長させ、白い船が小学生達と家族・町の人々を一心不乱に「おーい!おーい!」とただひたすら叫び一つに繋げる。窓から眺める水平線の向こうは世界中の国々、世界中の港と繋がっている。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-29 00:54:09) |
18. Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
まるで一緒なんだけど全然違う、倦怠期の熟年夫婦のラブロマンス。日本のお父さんのダメさ加減、冴えない中年サラリーマンの悲しさを米国で同じようにやることは無理だろうが、バラの花が似合いすぎるのは反則だ。Jロペはラテン系のダンスの方が似合うよ。 [DVD(字幕)] 5点(2005-10-14 20:34:27) |
19. シン・シティ
漫画やコミックを実写化するという場合、いかに現実化させるかと思っていたので目から鱗、実写をいかにマンガに近づけるかという手もあったんですね。白と黒の世界にたまに見せる毒っぽい、キツメの原色がかなり効いてます。つねに流れる風やコミックらしい動きのカット割りがアニメーションじゃなくマンガの風合いでいいです。ストーリーも男臭さ漂うハードボイルドな世界、善悪や法律よりも”オレがルールブックだ”的な愛、ポリシー、生き様が直球勝負でガンガン攻めてきて気持ちいいです。ただ3つの話しの係わり方をもう一捻りして欲しかったです。 [映画館(字幕)] 8点(2005-10-10 21:44:43)(良:1票) |
20. 幸せになるためのイタリア語講座
悩みや不安を抱え生きている不器用な男女が、イタリア語講座を通して出会い、幸福を手に入れる。カメラは好きになれないですが物語は結構好きです。 [DVD(字幕)] 6点(2005-09-05 08:36:11) |