1. 13F
マトリックス以降、これしきの話では誰も驚いてくれなくなっているのはちょっと寂しい気もします。 [DVD(字幕)] 5点(2006-01-14 14:40:12) |
2. ショコラ(2000)
《ネタバレ》 大人向けのファンタジー映画。しかし、無理にメッセージ性を取り込もうとして世界を壊している気がする。「変化(移民?)を受け入れよう」と演説(説教)でハッキリ表明して、それから劇的な変化が起こっているのは、何だかポリティカルで興ざめ。不思議なチョコレートで、よくわかんないけど不思議なまま村が変化していけば最上のファンタジーになったと思う。 6点(2003-10-15 12:48:54) |
3. シックス・ストリング・サムライ
Six Strings Samuraiというタイトルをそのまま「シックス・ストリングス・サムライ」と片仮名で気の抜けた和名にしてしまうセンスを疑う。インパクトのある題名なのだから思いっきり直訳で「六弦侍」とか毛筆でぶっとく銘打ったほうがよかったのではないか。それくらいの勇気もなくて何がロックか! 配給会社の怠慢でこの映画の魅力は入り口から損なわれている。それはさておき、劇中に登場するソ連兵がいい。アメリカに核をブッぱなして攻め込んだはいいものの、自分たちもただの浮浪者の集団になってしまったとか、そういうノリが好き。 5点(2003-10-14 12:43:22)(笑:1票) |
4. シンドラーのリスト
《ネタバレ》 最後に工場を去るときの、シンドラーの芝居のかかった叫びがすべてをぶち壊していた。 5点(2003-10-14 12:27:45) |
5. シザーハンズ
可愛らしくて、ちょっと悲しいファンタジー映画。あの博士はエドワードを創ったとき、なんでまたハサミなんぞを手の部品にしたのか。もうちょっとマシなものはなかったのか。そういうツッコミをしてしまう人にはオススメできない。…ていうか、私のことか? 6点(2003-10-13 23:54:43) |
6. シックス・センス
怖いのに感動してしまった。ラストのどんでん返しは、悔しいが読めませんでしたハイ。いろんな要素をちりばめて破綻なくまとめた良作。ビデオで借りて、家族で見てもおすすめだが、やはり怖いシーンがあるので、小さい子どもがいる家庭は注意。ハーレイ・ジョエル・オスメントは惜しくもアカデミー助演男優賞を逃したけれど、この齢でこの演技力は将来が恐ろしくすら感じる。 7点(2003-10-13 23:44:37) |
7. ショーシャンクの空に
S.キングの原作を美しく映画化した奇跡的な例。画面運びは静かだが、確実に感動を呼び起こしてくれる。ラストシーンは原作にはなかった追加部分だが、蛇足などということはなく、まさしく画竜点睛と言った風である。万人に薦められる映画だが、画面に派手なアクションや息詰まる攻防などを求める人には向かない、と思う。 9点(2003-10-13 23:38:28) |
8. G.I.ジェーン
軍隊という男社会の中で女性は有能たりえるか、というフェミニズム的な問題に対する解答としてこの映画が作られたのなら、残念ながら根本的に失敗している。デミ・ムーア演じるジェーンがどれほど活躍しても、それはジェーンが凄いのであって女性が凄いのではないからだ。なにせ、戦闘部隊に女性が勤務することにより起きるさまざまな問題を、ジェーンは自分ひとりの根性だけで解決してしまっているのだから。実際の話、戦闘部隊に女性が配属されたとき起こりうる問題の解決を、当人の努力と根性だけに期待してしまうのはいくらなんでも無茶ではないだろうか? …さて、そういった小難しい社会的問題提起を排除して、一人の頑張り屋の女性が軍隊という非日常にチャレンジする映画、として見てみると、もう少し単純に楽しめる映画であることに気がつく。が、この手の映画には既にキューブリック監督の「フルメタルジャケット」という太刀打ちできない金字塔があるのだった。ちなみに、もし私が軍隊を指揮する立場だったら、スイスやイスラエルのような女性も動員せざるを得ない国だったり、アメリカのような民主主義という思想上の必要性を有する国でない限り、戦闘部隊には100%男性を選ぶだろう。 3点(2003-10-13 23:27:35)(良:1票) |