1. ジングル・オール・ザ・ウェイ
安心のホームコメディクオリティ.毎年とはいかなくても,なんかもう一度見たくなるんだよなあ. [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-04-28 02:21:52) |
2. シャイニング(1980)
個人的な意見なのですが、スタンリー・キューブリックって映像へのこだわりとかはわかるのですが、実は映画づくりをする監督としてはものすごく下手くそなんじゃないかって思うんです。彼の作品はどこかぎこちないというか、何かホッとしてみることが出来ない独特の印象を受けるのですが、このシャイニングという「ホラー」というジャンルの中でその異様さが遺憾なく発揮されているように思うのです。 フランスの画家アンリ・ルソーは人や背景などのの立体的な構図が奇妙で、批評家によってはただの下手な画家と言われたそうですが、その独特な手法が生み出す不安定さが「戦争」という作品の中で混沌とした世界観を描き出しました。それと同様のものをこの作品から感じるのです。 [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2009-08-19 20:59:18) |
3. G.I.ジョー(2009)
《ネタバレ》 トランスフォーマーリベンジの後に見るとどうしても、おもちゃ原作のCGてんこ盛りおバカ映画の二番煎じな感が出てしまいますね。ストーリーもない、ハチャメチャアクションのごり押しは大歓迎なんですけど。他映画などによる先入観がなければ割と楽しめると思います。それでもちょっとご都合主義が過ぎた感があるので少し低めにつけときます。 それにしてもあの終わり方、次回作はきっとザ・フォールンみたいのがデストロンを復活させて地球に再び危機が、みたいな感じになるんだろうな。それでも次回に期待。 [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2009-08-19 18:32:04) |
4. シックス・センス
《ネタバレ》 元々あまりストーリーの仕掛けとかオチとかを考えないで映画を見る派なので最後では「おっ」と思っちゃいました。でもこういう「一応大団円だけど一抹の悲しさや切なさが残る終わり」のストーリーは自分としてはツボなので、オチがわかってても改めて観る度に目頭が熱くなるし、この映画の細かい仕掛け探し(霊とのつながりの時温度が下がったり「赤」がでてきたりなど)で改めて楽しめる点もとてもよいと思います。悪い評価の方は,冒頭でオチの重要性を強調しすぎたために,オチ探しに集中しすぎて,しかもわかった時の拍子抜け感で,映画自体の良さが感じられなくなったのではないかと思います。・・・でもこういうストーリーは世間一般では「陳腐」ってことになっちゃうのかなあ?わからないけど私が感動したことは事実なので10点をつけさせていただきます! [映画館(字幕)] 10点(2007-03-31 23:43:30) |
5. 12人の優しい日本人
《ネタバレ》 すごい!!後半部分は鳥肌が立っちゃいました!キャラクター一人一人にしっかり役割を持たせたりオリジナルをうまく進化させていました。さらに相島さんがヘンリーフォンダで歯医者のおじさんと一緒にみんなを説得していくのかと思えば最後には主人公(?)が入れ替わったりしていたり、11人が無罪だったのを有罪にひっくり返して、そしてさらにまた無罪にひっくり返すとかオリジナルを見た人でもまた楽しめるようにどんでん返しがあってすばらしいです。逆にこちらを先に見た方はオリジナルを見ると物足りなく感じるのではないでしょうか?前半部分で特に見られるあからさまに幼稚なやりとりは日本人らしさというよりも、民間人があのような場に参加することで全体の質が下がるという三谷氏の陪審員制度に対する疑問みたいなものを端的に表した点なのではないのかと思いました。 10点(2004-07-11 13:37:44)(良:1票) |
6. JFK
ハラハラドキドキしながら見てました。ちょっと前にやっていた「たけしのこんなはずでは」のJFKスペシャルと合わせて観たらここでの仮説が真実のように思えてなりません。話の進め方もとても良く3時間を超える作品なのにまったくそれを感じませんでした。それにしてもケビン・コスナーはこういう役があってますね。 9点(2004-01-18 20:41:50) |